安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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JRも郵政も、何をやっているんだか…

2008-12-04 22:19:33 | 鉄道・公共交通/安全問題
梅田駅に郵便物放置、12万通のうち「ねんきん」4万通余(読売新聞)

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 日本郵政グループの郵便事業会社は2日、JR貨物の梅田駅(大阪市北区)構内に約12万通の郵便物を約2か月間にわたって放置していたと発表した。郵便物には「ねんきん特別便」約4万5000通も含まれていた。

 放置されていたのは、主に関西方面に配達される郵便物。9月23日に新越谷支店から新大阪支店あてにコンテナで発送された。コンテナは翌日に、梅田駅に到着したが、そのまま放置されていた。11月27日になって、下請けの輸送業者の社員が、梅田駅構内に滞留しているコンテナがないか調べたところ、郵便物が入ったままのコンテナが見つかったという。コンテナ丸ごとの郵便物が放置された事故は、民営化後初めてだ。

 郵便事業会社によると、新大阪支店の担当社員がコンテナの帳簿の確認を怠っていた。また、下請けの輸送業者同士の間でも、輸送したコンテナ数を確認する連絡が徹底していなかった。

 見つかった郵便物は、差出人の了解を得た上で、順次配達する。ねんきん特別便については、社会保険庁の了解が取れているため、12月3日以降に順次、受取人に配達される。郵便事業会社の伊東敏朗常務は、記者会見で「再発防止策を徹底する」と陳謝した。
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始発までに工事終わらず、JR青梅など3線で65本運休(読売新聞)

東京都昭島市のJR拝島駅で3日未明から行われた工事が長引き、青梅線が午前4時35分の始発から立川-青梅駅間で、五日市線が午前5時20分の始発から拝島-武蔵五日市駅間で、それぞれ上下線の運行を見合わせた。

 青梅線と中央線の乗り入れも中止され、午前7時28分の運行開始までに青梅、五日市、中央の各線で計65本が運休し、約5万5000人に影響した。

 JR東日本八王子支社によると、工事はポイントの保守のため、午前1時頃に始まった。始発電車の通過までに終える予定だったが、枕木や部品の交換などに時間がかかったという。
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民営化されてメチャクチャのJR、郵政に民営化されなくてもメチャクチャな年金。なんだか「日本社会崩壊の縮図」を見るような出来事だ。

とりわけ深刻なのがJR東の事例だと思う。工事の遅れやトラブルによる運休、遅延は今に始まった話でもないのに、いっこうに収まる気配がない。

それに、「枕木の交換」に手間取るとはいったいどういうことなのだろう。鉄道会社、保線会社が枕木の交換ひとつまともにできないとは、怒りを通り越して悲しくなってくる。

エキナカビジネスも結構だが、もう少し自らの本業である鉄道事業を再構築し、足元を固めてもらいたいものだ。

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