八日朝はまだ晴れており、予定していた講座へ出かけました。
到着すると同時に、曇り始め、突然の雷鳴とともに豪雨に、
1時間以上も降り続き、警報が発令されたため、
残念ですが、来週に講座は延期になりました。
前線の影響で、関東東北など北日本も雨だそうですね。
もう本当に何事もなきように。
旅行の続きですが、お付き合いください。
鳥取砂丘へ足を延ばすため、鳥取県に入るや
「梨ロード」との表示と伴に、梨狩り体験や
梨直売場が切れ目なく両側に現れ、目を奪われます。
鳥取県は青梨の一種で、二十世紀梨のシェアーは50%を
占め日本一ですが、梨全体では幸水などの赤梨が優勢ですね。
何気に立ち寄った直売場では、老夫婦と孫さんがお店番、
収穫が始まったばかりの二十世紀梨を
試食のため、売り場から選び、剝いていただきました。
みずみずしくその甘いこと、三袋もお買い上げ。これが
一袋なんとワンコイン500円で、後で数えると梨が七個も。
コストパフォーマンスは最高で、今年の出来はとお聞きした時、
”水やりに苦労し、まずまず”と控えめなお答えに、
老夫婦の人柄がしのばれますね。
梨で思い出されるのが、万葉集の言葉遊びの戯れ歌の中で、
食用とされる植物六種類が登場する次の歌です。
『成棗 寸三二粟嗣 延田葛乃 後毛将相跡 葵花咲』
作者不詳 万葉集巻十六 三八三四番歌
読: 成⇒梨(なし)、棗(なつめ)、黍(きみ)に粟(あは)嗣(つ)ぎ、
延(は)ふ田葛(くず)の、後(のち)も逢はむと、葵(あふひ)花咲く
訳: 梨、棗、黍(きび)がついでみのり、蔓を延ばす葛のように
後にまた会おうと葵に花が咲くよ
かけ言葉として
•「梨棗」は音読みで「り・そう」すなわち「離」「早」と
-->早々と別れてしまって
•黍(きみ)に粟(あは)嗣(つ)ぎ --> 君に逢はずに
•葵(あふひ) --> 逢う日
見事な恋歌に仕立てられておりますね。
「鳥取砂丘」、恋い焦がれもしないけれど、私のとって
近くて遠いところで、訪れるのは初めてになります。
やはり絶景でした。
第三砂丘列にはラクダが、そして
中央の草地になった長者ケ原を望みます。
砂丘全体の草地下が大問題になっているそうです。
イベントとして草取り運動もされておりますが・・・
第二砂丘列(馬の背)への上りは、30度以上の砂の壁
足元から砂が崩れおち、登りにくいこと
久しぶりの運動に、
馬の背の上になんとか登り詰めると、強い風の中
日本海、右手遠くに第一砂丘列を望みます。
でもご一緒した友人の話、30年前のことですが、
海までは、もっと砂地が広がっており、100Mほど沖合で、
キス釣りをした記憶が・・・・・。
ダムなどの治水で、砂の量が少なくなっているのでしょう。
砂砂砂、でもこの砂が梨の農園やらっきょう畑として、
第四から第五、六?の砂丘列や窪地に作られており、
長い時間がかかって、不毛の地が開拓されたのですね。
先人の知恵に感謝あるのみ。
10月頃には、らっきょうの紫色の花が咲いており、
きれいのだそうです。
到着すると同時に、曇り始め、突然の雷鳴とともに豪雨に、
1時間以上も降り続き、警報が発令されたため、
残念ですが、来週に講座は延期になりました。
前線の影響で、関東東北など北日本も雨だそうですね。
もう本当に何事もなきように。
旅行の続きですが、お付き合いください。
鳥取砂丘へ足を延ばすため、鳥取県に入るや
「梨ロード」との表示と伴に、梨狩り体験や
梨直売場が切れ目なく両側に現れ、目を奪われます。
鳥取県は青梨の一種で、二十世紀梨のシェアーは50%を
占め日本一ですが、梨全体では幸水などの赤梨が優勢ですね。
何気に立ち寄った直売場では、老夫婦と孫さんがお店番、
収穫が始まったばかりの二十世紀梨を
試食のため、売り場から選び、剝いていただきました。
みずみずしくその甘いこと、三袋もお買い上げ。これが
一袋なんとワンコイン500円で、後で数えると梨が七個も。
コストパフォーマンスは最高で、今年の出来はとお聞きした時、
”水やりに苦労し、まずまず”と控えめなお答えに、
老夫婦の人柄がしのばれますね。
梨で思い出されるのが、万葉集の言葉遊びの戯れ歌の中で、
食用とされる植物六種類が登場する次の歌です。
『成棗 寸三二粟嗣 延田葛乃 後毛将相跡 葵花咲』
作者不詳 万葉集巻十六 三八三四番歌
読: 成⇒梨(なし)、棗(なつめ)、黍(きみ)に粟(あは)嗣(つ)ぎ、
延(は)ふ田葛(くず)の、後(のち)も逢はむと、葵(あふひ)花咲く
訳: 梨、棗、黍(きび)がついでみのり、蔓を延ばす葛のように
後にまた会おうと葵に花が咲くよ
かけ言葉として
•「梨棗」は音読みで「り・そう」すなわち「離」「早」と
-->早々と別れてしまって
•黍(きみ)に粟(あは)嗣(つ)ぎ --> 君に逢はずに
•葵(あふひ) --> 逢う日
見事な恋歌に仕立てられておりますね。
「鳥取砂丘」、恋い焦がれもしないけれど、私のとって
近くて遠いところで、訪れるのは初めてになります。
やはり絶景でした。
第三砂丘列にはラクダが、そして
中央の草地になった長者ケ原を望みます。
砂丘全体の草地下が大問題になっているそうです。
イベントとして草取り運動もされておりますが・・・
第二砂丘列(馬の背)への上りは、30度以上の砂の壁
足元から砂が崩れおち、登りにくいこと
久しぶりの運動に、
馬の背の上になんとか登り詰めると、強い風の中
日本海、右手遠くに第一砂丘列を望みます。
でもご一緒した友人の話、30年前のことですが、
海までは、もっと砂地が広がっており、100Mほど沖合で、
キス釣りをした記憶が・・・・・。
ダムなどの治水で、砂の量が少なくなっているのでしょう。
砂砂砂、でもこの砂が梨の農園やらっきょう畑として、
第四から第五、六?の砂丘列や窪地に作られており、
長い時間がかかって、不毛の地が開拓されたのですね。
先人の知恵に感謝あるのみ。
10月頃には、らっきょうの紫色の花が咲いており、
きれいのだそうです。