気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

北海道の「中華まんじゅう」も加わり賑やかに

2016-09-26 17:28:20 | 主菓子とお干菓子
昨日の自宅稽古、お稽古場に久しぶりの太陽の光が
差し込みます。台風がまた発生したようで、蒸し暑く、
”シーズン最後の浴衣に”とお召しで名残の華やかに、
そしてお濃茶デビューの方がおられ、
四名様での稽古は、どうなることでしょうか。

置き籠花入れには、木槿、杜鵑草とススキを、
雨晴れて心すがしくなりにけり
           窓より見ゆる白木槿の花

          斎藤茂吉『あらたま』より
木槿はもう名残、長月いっぱいで見納めなのでしょうか?。
でも蕾が、神無月に入ってもまだまだ咲きそうですね。
どうしましょう・・・。
 
主菓子は、前の晩に作った「お萩」と

虎屋の「羊羹、おもかげ」を準備していましたが、
持参された、札幌、一力「中華まんじゅう」も

中華まんじゅうと羊羹
盛り沢山になり、”何回もお稽古が出来ますね”
と冗談も飛び交います・・・・・・。
三人さんが丸卓でのお濃茶で、その内のお一人がデビューです。
まずは先輩からお濃茶を、参考にしようと真剣なまなざし。
次に前回の続きの方の「貴人清次」が終わり、
さあデビューになりました。
少し時間はかかりましたが、いかがでしたでしょうか。
終わったのは午後一時過ぎ、
皆様お腹は空いてられないのでしょう。
嬉しいことに、充実した稽古になりました。

さて「中華まんじゅう」と聞いて
中に中華の餡が入り、蒸したものかと思いますよね。
北海道では、20㎝程の三日月形の焼き菓子で、
切ってみますと小豆のこし餡が入っており、
円形だと「どら焼き」、奈良では「三笠、三笠焼き」に、
北海道では茶菓子として通用するようです。ややこしい
 
どうして、「中華まんじゅう」と呼ぶのでしょう。
”命名由来は、小麦粉・砂糖・卵を基本材料とする生地を
「中花種(ちゅうかだね)」と呼ばれ、
 その中花が転じて中華となり、
 中華まんじゅうと呼ばれるようになったと”
            (Wikpediaより)