気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

更好棚で逆勝手薄茶

2016-09-13 13:15:01 | お稽古
昨日のお稽古は二人の予定でしたが、子育てママからメールで、
「子供が急に熱を出しましたのでお休みを、御願い・・」
お大事に!、私にもこんな時がありましたので、
お気になさらず、次の機会に一緒にお稽古をしましょうね。
お一人になり、「更好棚」を使い、逆勝手薄茶をじっくりと
お稽古させていただきました。
  
突然の逆勝手で、やはり戸惑っておられます。
特に足運びが・・・、
考えれば考えるほどわからなくなりますよね。
でもなんとか最後まで終えることが出来ました。

床のしつらえは、置き花入れには萩と木槿で、
長月の軸「〇」と瓢箪香合に薄と桔梗も描かれています。
  
逆勝手では、左右対称の棚でないと使えませんので、
知足棚や更好棚、使える棚が限られてしまいます。

今回使った更好棚(こうこうだな)は、
”棚物の一種、裏千家十一代玄々斎精中宗室好み。
 一尺四方の小さな雲形の足の小棚で、桐材黒掻合塗、
 爪紅の二重棚で三重棚の上一重を取りさり、
 みをえたところからの名称といわれる。”と
         【茶道大辞典(淡交社)に一部改変】