保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

「亀岡」が一丸!キャラバン隊、京都駅でPR用の団扇を配る。

2009-07-16 16:21:29 | 船頭
今日は京都に夏の到来を告げる「祇園祭の宵山。」です。

京都の表玄関であるJR京都駅には大きな旅行バックを持った観光客でごった返しています。

そんな京都駅で昨日「保津川下りと亀岡をもっとピーアールしよう!」と
亀岡市と観光協会、また嵯峨野観光鉄道、湯の花温泉の人たちと合同で
キャラバン隊を結成し出向宣伝活動を行い、私はっちんも隊員として参加してきました!

保津川遊船では、観光客が一気に増加する祇園祭周辺を狙って毎年、PR活動を
行っているのですが、今年は初めて嵯峨野観光鉄道と湯の花温泉という
「亀岡三大観光」協力体制の下、亀岡市と亀岡観光協会がサポートするかたち
で実施した、まさに亀岡が一丸となる、総力を挙げたPR活動なのです。

活動は午前10時から12時までと午後1時から3時の2回行われ、我々遊船からは宣伝担当理事の山田達也隊長以下8名が参加、
市観光課や観光協会、嵯峨野観光と湯の花温泉からは各3名づつが参加して下さり、JR京都駅中央改札口前で、観光協会と
保津川下りのオフィシャルうちわを約5000枚と亀岡観光のパンフを配りました。

「おはようございます~保津川下りです!今日も暑いですね、うちわいかがですか?」

「京都は亀岡から参りました~ 亀岡へお越しください~」

と皆さん、元気な声と笑顔で駅構内から出て来られる人達に、手渡しでうちわを配って下さいました。

特に竹細工で作った保津川オフィシャル団扇は大好評で「この団扇、頂戴!」
と駆け寄る人もいて、配るキャラバン隊員の回りには常に大勢の人だかりができました。

中には足を止めて「保津川下りに一度行ってみたかった~ 今日乗れる?」
「亀岡ってどうすれば行けるの?」などと質問して下さる方々も大勢おられ
「保津川下りの認知度」とPR活動の手ごたえを十分感じられるものとなりました。


先日読売テレビの「愛の修羅バラ」に出演した船頭・椹木浩二さんもキャラバン隊の一員でしたが、テレビを観た視聴者の方から
「テレビ観たよ~」「実物の方がいい男~」などと声を掛けれらるなど、大人気で、いい波及効果をもたらしている感じでした。


団扇を使ったPR活動は予想以上に人気があり、午前の部、午後の部ともに予定していた時間の
約30分前にはすべて配り終えてしまう勢いでした。

京都を代表する祇園祭のおかげで、保津川下りと亀岡市観光のPR活動はほぼ成功裡のうちに終了することができましたが、
今回のキャラバンは亀岡市と観光協会、それに嵯峨野観光鉄道と湯の花温泉と保津川下りが初めて‘一手ひとつ’となり
取り組んだ宣伝活動であったことが最も意義深いことと感じています。
‘観光’というキーワードのもと、亀岡の各関係団体が同じ方向を見て、足並みを揃えて‘まち’を盛りあげて行こうとする協同体制つくりへの
‘一歩’が確実に踏み出されたことをなにより嬉しく感じます。

ちなみ、今日の始発のトロッコ列車から保津川下りへお越しになった観光客は
軽く100名を超えていたことを報告しておきます。