本日16日の午後2時(日本時間)に、
地球温暖化防止のため
先進各国の温室効果ガス削減を義務付けた
国際協定「京都議定書」が発効されました。
四季折々の自然の美しさを誇る日本にあって
‘心のふるさと’として愛される京都で、
世界規模での環境対策案がまとめられたことは
とても意義深いことと素直に喜びたいところです。
そしてこのことが私達、近代科学文明の恩恵に
浸っている者にとって、厳しい選択が迫られている
ことの始まりだという事もしっかり受け止める必要
があると思っています。
議定書では、2008~12年の期間に、温暖化原因となる
二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出を
‘90年水準’と比べて先進締約国全体で5%以上削減するよう
義務付けており、私達の日本には6%削減が義務けられています。
現状は毎年削減どころか約8%単位で上昇しているの
ですから、それをさかのぼって90年水準の6%削減と
いうのだから、半端な政策では目標値をクリアー
することは容易なことではないことが理解できます。
しかし、地球環境は明らかに温暖化の傾向を
みせており、その加速度は留まらず増すばかりです。
去年、日本を襲った10個もの台風、スコールの様な
集中豪雨、長く続いた猛暑などは、日本が亜熱帯地帯
へ移行している現象の表れを示し、また同じく世界規模
で起こっている異常気象も地球環境の異変を
間違いなく証明している気がします。
このまま地球の温暖化を進めば、農作物の不作や
生態系に著しい影響が表れ、私達が生きるうえで
致命的な事態を招く事は、世界中の多くの識者が
指摘しているところです。
そしてそれは、けっして科学技術では、問題を
解決することは不可能とも、科学者の立場で
付け加えております。
私達は今、本当に重大な選択を迫られている気がします。
地球には天の計らいによるものか?本来、
二酸化炭素と酸素のバランスは自然に保たれ、
生命の存続に最適の環境を維持してきました。
また、余分な二酸化炭素は海が処理してくれました。
そのバランスが崩れて温暖化現象が起こるほどの
二酸化炭素はいったい何処からでてきたか?
それは拡大再生産の経済活動の産物であるのは
皆さん異論のないところだと思います
温暖化の原因の二酸化炭素(CO2)の排出量に
規制をかけるということは、工業的成長の抑制、
世界レベルでの経済成長の規制となり、
資本主義経済の停滞を意味することは、
今回の議定書に資本主義経済の雄
アメリカが意義を唱え、離脱したことからも
明らかです。
「資本の自由」「個人の自由」という
「無限に純粋な人間の欲望」に支えられた
資本主義経済の停滞は、不況を促進させると
供に快適で便利な生活を 享受する私達、
先進国の生活スタイルの変革を意味します。
私達はいったいどのような選択をするのでしょうか?
否、私はどのような選択をするのか?ということでしょう。
自分の事として足元から考えていきたいと
今日の議定書発効に際して思った次第です。
地球温暖化防止のため
先進各国の温室効果ガス削減を義務付けた
国際協定「京都議定書」が発効されました。
四季折々の自然の美しさを誇る日本にあって
‘心のふるさと’として愛される京都で、
世界規模での環境対策案がまとめられたことは
とても意義深いことと素直に喜びたいところです。
そしてこのことが私達、近代科学文明の恩恵に
浸っている者にとって、厳しい選択が迫られている
ことの始まりだという事もしっかり受け止める必要
があると思っています。
議定書では、2008~12年の期間に、温暖化原因となる
二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出を
‘90年水準’と比べて先進締約国全体で5%以上削減するよう
義務付けており、私達の日本には6%削減が義務けられています。
現状は毎年削減どころか約8%単位で上昇しているの
ですから、それをさかのぼって90年水準の6%削減と
いうのだから、半端な政策では目標値をクリアー
することは容易なことではないことが理解できます。
しかし、地球環境は明らかに温暖化の傾向を
みせており、その加速度は留まらず増すばかりです。
去年、日本を襲った10個もの台風、スコールの様な
集中豪雨、長く続いた猛暑などは、日本が亜熱帯地帯
へ移行している現象の表れを示し、また同じく世界規模
で起こっている異常気象も地球環境の異変を
間違いなく証明している気がします。
このまま地球の温暖化を進めば、農作物の不作や
生態系に著しい影響が表れ、私達が生きるうえで
致命的な事態を招く事は、世界中の多くの識者が
指摘しているところです。
そしてそれは、けっして科学技術では、問題を
解決することは不可能とも、科学者の立場で
付け加えております。
私達は今、本当に重大な選択を迫られている気がします。
地球には天の計らいによるものか?本来、
二酸化炭素と酸素のバランスは自然に保たれ、
生命の存続に最適の環境を維持してきました。
また、余分な二酸化炭素は海が処理してくれました。
そのバランスが崩れて温暖化現象が起こるほどの
二酸化炭素はいったい何処からでてきたか?
それは拡大再生産の経済活動の産物であるのは
皆さん異論のないところだと思います
温暖化の原因の二酸化炭素(CO2)の排出量に
規制をかけるということは、工業的成長の抑制、
世界レベルでの経済成長の規制となり、
資本主義経済の停滞を意味することは、
今回の議定書に資本主義経済の雄
アメリカが意義を唱え、離脱したことからも
明らかです。
「資本の自由」「個人の自由」という
「無限に純粋な人間の欲望」に支えられた
資本主義経済の停滞は、不況を促進させると
供に快適で便利な生活を 享受する私達、
先進国の生活スタイルの変革を意味します。
私達はいったいどのような選択をするのでしょうか?
否、私はどのような選択をするのか?ということでしょう。
自分の事として足元から考えていきたいと
今日の議定書発効に際して思った次第です。
明日から私、自動車に乗るのを、少しずつ徒歩か自転車に代えていきます!
前にも少し書きましたが、東京は本当に空気悪いです。光化学スモッグってご存知ですよね?日本で最初に犠牲者が出たのが杉並です。杉並は、東京にしては、緑が多く閑静な住宅地ですが、環状7,8号線が走っているせいか喘息も多いし、夏になると光化学スモッグが発生します。目がチカチカしたり頭痛や、ひどくなると倒れます。町中にサイレンがなり、屋外に出ないようにと放送が入ります。企業もハイブリットカーをもっと開発してほしいです。余談が長くなってごめんなさい。
えみ様は素晴らしい感性の持ち主ですね。地球に生きているのは人間ばかりではないですものね。思いはグローバルに行動は足元ローカルからですから。出来ることをやる、それがわずかでも6%の削減につながり、同じ思いに人が増えれば
何かが変わると期待したいです。
中国は今、経済成長の真っ最中なので、発展の抑制は容易ではないのでしょう。中国のように今後も発展途上国が経済発展を望む事は十分考えられますね。
しかし、いったい誰が発展途上国の望みを
批判し抑えることが出来るでしょうか?今まで先進国の繁栄を支え貧困にあえいでいた途上国の「発展したい!」いう希望を。しかも今もなお、一層の経済的発展を期待している私達先進国の人間がです。問題の根は深いです。選択はおのずと限られる様な気がします。
私達が飽食の限りを尽くしている今この時も、世界では衣食住に事欠く絶対的貧困者が12億人もいる現実があり、彼らが貧困であることに私達は無関係ではない事に気が付いてますか?
そこが問題だと思います。