保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

高倉健さんが中国映画に初登場!はっちんは感動です。

2005-02-23 22:39:49 | 映画・芸能界
待ちに待った日本映画の重鎮・高倉健さんの新作の
全貌が昨日明らかになりました。

しかも今回はHERO」「LOVERS」でハリウッドを震撼さした
アジア映画の巨匠チャン・イーモウ監督が、メガホンを
握るというのだから、もうはっちんにはこたえられません。

映画名は「千里走単騎(原題)」という中国映画。

22日に東京・成城の東宝スタジオで行われた制作会見には
イーモウ監督と高倉健さんのツーショットが実現!

イーモウ監督は、文化大革命後に始まった外国映画の開放政策を受け
その第1作として中国で78年に公開された、高倉健さん主演の
「君よ憤怒の河を渉れ」(76)に感銘を受けたそうで、
「高倉さんは私のアイドルでした」と語るほどの健さんファン!
「いつか高倉さんと映画を撮りたい」と熱望されたことで実現したもの。

イーモウ監督は会見中も「まだ夢の中にいるようです」と顔をほころばせていました。

 一方、イーモウ監督のラブコールに応えた高倉健さんも、
「とても楽しく仕事をさせてもらってます。美しい映画ができると思います」と
、204本目の出演作に対する自信を語ってられていたので
とっても楽しみです!

今回の「千里走単騎」では高倉健さんが「病気で倒れた民俗学者の息子の代わりに
、京劇の撮影のため中国に渡る父親」という役で健さんの
原点に立ち返るような作品になるそうです。

テーマはズバリ、父と子の心の交流。息子役には中井貴一さんが、
その妻役には寺島しのぶの起用も決定しており、
日本で「演技派」として定評ある役者が顔を揃えることになり
映画ファンにはよだれが出そうな作品なのです!

なお、中国本土での撮影は既に終了しているらしく、日本パートを
「鉄道屋」で健さんとタッグを組んだ降旗監督が担当、
2月末にはクランクアップ予定だそうです。

この作品は05年末にまず中国で公開され、06年に日本公開予定です。

はっちんには来年まで待てな~い!


高倉健さんの海外作というと、リドリー・スコット監督の
「ブラック・レイン」やフレッド・スケピシ監督の
「ミスター・ベースボール」があり
いずれも圧倒的な存在感を出されておられました。

「ブラック・レイン」では完全に主演のマイケル・ダグラスを喰っていたし、
今は亡き鬼気迫る松田優作との競演もよかった。

今回の「千里走単騎」では趣がガラリと異なりますが、
きっと重厚な存在感を見せつけてくれるはず!
この様な心に染み込む人情ものは、高倉健さんの
真骨頂!きっと本領が発揮されることでしょう。


日本映画の重鎮・我らが高倉健さんと中国映画の巨匠・チャン・イーモン
監督がタッグを組んだこの作品は、これからのアジア映画の
の進むべき道を示す一作になることは間違いがないでしょう。

はっちんは今、猛烈に感動しております。




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4 コメント

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保津川下り (ナトミ)
2005-02-24 00:51:45
はじめまして。突然ですが、孫六岩の名の由来をハッチン船頭さん教えていただけますか?
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孫六岩 (はっちん)
2005-02-24 18:20:49
孫六岩とは保津川下りの航路中で一番大きな岩の呼び名です。今から400年前、保津川を開削したした時、この岩は今よりもさらに大きく、とても船が通れる幅がなかったのです。そこで開削者の角倉了以は、石工の孫六親子に岩の解体を頼みました。孫六親子はこの仕事は命がけの仕事と判断し、死に装束を着て作業にあたったそうです。そして数日後、岩が割れました。しかし、親子は崩れた時に亡くなりました。孫六親子の功績を後世に残す為「孫六岩」と

今も呼んでるのです。
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健さん (オッサン)
2005-02-24 20:20:11
ハッチン毎日素晴らしいホームページ有難う。又オッサンが一番尊敬する男!俳優!高倉健さん!の事を書いてくれて感謝感激だわ。オッサンはハッチンのホームページを読んでから寝る、くたびれて直ぐに寝てしまうから投稿するパワーはないわ、それに皆さんの投稿のレベルが高くて恥ずかしくて書けんわ。しかし世界一の男で俳優の高倉健さんの事を書いてくれたら書かん訳にいかんわ、若い時健さんの映画を見て「死んで貰います」とイキガッテイタ 青春!早くみたいわ健さんの映画。ハッチンは映画の事良く知っているし勉強になるわ、これからも楽しみにしておる!有難う。又寝る前に見るわ!
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次回作 (はっちん)
2005-02-24 22:33:22
オッサンさん久しぶりですね。記者会見の健さんはオシャレでカッコよかったです。この中国映画の撮影が終ったら今度は是非、東映で企画が進んでいる「男達の大和」に主演して頂きたいですね。この作品の主人公が演じられるのは「健さん」しかいない!一映画ファンとして強く願います。
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