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京都・嵯峨野に春を告げる嵯峨清涼寺の
「涅槃会お松明式」に行って来ました。
はっちんは黄金の輝く釈迦堂に同化するように
M-HEROの西陣織ハンティング帽子を
被り、行ってまいりました。
五山の送り火、鞍馬の火祭りと並び、京都の
三大火祭りに数えられる清涼寺のお松明は、
釈迦が入滅し、荼毘に付されたときの模様を
再現して行われる伝統儀式で、午後8時
から儀式がスタートしました。
儀式はまず、僧侶や檀家衆、町内会関係者が
拍子木を打ちながら長い竹棹に差したちょうちんを持って
境内中央に設置されたお松明・3基の周りを
3週します。
その間にお松明の横に造られた大きな護摩台に
火が灯されます。
この護摩焚きの火がお松明の火種になるのです。
僧侶のお経が流れる中、護摩焚きの火も勢いよく
燃え出し、いよいよ、お松明本体に火が点火されます。
点火は、護摩焚きの炎の中から火種となる護摩木を
取り出し、約7m以上はある長い竹棹で
お松明の上から、すべり落とします。
お松明の底に落ちた火種は最初、小さくくすぶったかと
思うと、みるみるうちに激しく燃え上がり
大きな炎の火柱を上げ出します。
勢いよく燃え上がる3基のお松明の炎が
暗い闇夜を赤々と染め出し、夜空を焦がし始めると
周囲で見物する人達から「おお~」という
大きな歓声が沸き起こりました。
しかし、ここで思わぬハプニングが!
赤々と大きな火柱を上げていたお松明の1基が
なんと!見物人目がけて倒れたのです。
その瞬間「キャー」「おお~!」という歓声とも悲鳴とも
とれる大きな声が見物客から沸き起こりました。
幸い見物客には火傷や怪我は無かったようですが
こんな事は滅多にあることではないので、
みんなビックリです。
また、勢いよく燃えていたと思っていた
お松明の1基が、中だけを燃やしただけで
焼け残ってしまいました。
この嵯峨清涼寺のお松明は、その年の
稲の豊凶を占う意味もある儀式であること
を考えると、お松明3基の内、1基は倒れ
もう1基は燃え残ったというのは
どう判断したらいいのでしょう?
今年も去年の様な、いや~な天候になるのでしょうか?
それだけはお許し頂きたいものです。
清涼寺では、今日だけ特別に本堂の無料拝観されていましたので
生身の釈迦といわれる釈迦如来像に参拝してきました。
しばらくすると江戸時代に書かれたという
釈迦入滅の姿「寝釈迦図」の前で
住職さんによる説法があり、拝聴してきました。
住職のお話の中で「釈迦の入滅される最期の教えは
『他者の羨んではならない』という事。自分の人生はただ
一つ一度しかないかけがえのないもの。他者と比較して
ならない」という教えが胸に染みました。
また、歌手の槙原敬之さんは大麻に手を出した後、
釈迦に帰依する事で立ち直れたという
エピソードも教えて頂き、その教えをもとに
書かれたヒット曲「世界でひとつだけの花」を
フルコーラスでお歌いなられたのにはビックリ!
でも毎日お経をあげられているだけあって
いい声でした。
お松明の燃え具合はいまいちでしたが、
何か心が洗われたさわやかな気持ちで
家路に着けた今年のお松明でした。
「涅槃会お松明式」に行って来ました。
はっちんは黄金の輝く釈迦堂に同化するように
M-HEROの西陣織ハンティング帽子を
被り、行ってまいりました。
五山の送り火、鞍馬の火祭りと並び、京都の
三大火祭りに数えられる清涼寺のお松明は、
釈迦が入滅し、荼毘に付されたときの模様を
再現して行われる伝統儀式で、午後8時
から儀式がスタートしました。
儀式はまず、僧侶や檀家衆、町内会関係者が
拍子木を打ちながら長い竹棹に差したちょうちんを持って
境内中央に設置されたお松明・3基の周りを
3週します。
その間にお松明の横に造られた大きな護摩台に
火が灯されます。
この護摩焚きの火がお松明の火種になるのです。
僧侶のお経が流れる中、護摩焚きの火も勢いよく
燃え出し、いよいよ、お松明本体に火が点火されます。
点火は、護摩焚きの炎の中から火種となる護摩木を
取り出し、約7m以上はある長い竹棹で
お松明の上から、すべり落とします。
お松明の底に落ちた火種は最初、小さくくすぶったかと
思うと、みるみるうちに激しく燃え上がり
大きな炎の火柱を上げ出します。
勢いよく燃え上がる3基のお松明の炎が
暗い闇夜を赤々と染め出し、夜空を焦がし始めると
周囲で見物する人達から「おお~」という
大きな歓声が沸き起こりました。
しかし、ここで思わぬハプニングが!
赤々と大きな火柱を上げていたお松明の1基が
なんと!見物人目がけて倒れたのです。
その瞬間「キャー」「おお~!」という歓声とも悲鳴とも
とれる大きな声が見物客から沸き起こりました。
幸い見物客には火傷や怪我は無かったようですが
こんな事は滅多にあることではないので、
みんなビックリです。
また、勢いよく燃えていたと思っていた
お松明の1基が、中だけを燃やしただけで
焼け残ってしまいました。
この嵯峨清涼寺のお松明は、その年の
稲の豊凶を占う意味もある儀式であること
を考えると、お松明3基の内、1基は倒れ
もう1基は燃え残ったというのは
どう判断したらいいのでしょう?
今年も去年の様な、いや~な天候になるのでしょうか?
それだけはお許し頂きたいものです。
清涼寺では、今日だけ特別に本堂の無料拝観されていましたので
生身の釈迦といわれる釈迦如来像に参拝してきました。
しばらくすると江戸時代に書かれたという
釈迦入滅の姿「寝釈迦図」の前で
住職さんによる説法があり、拝聴してきました。
住職のお話の中で「釈迦の入滅される最期の教えは
『他者の羨んではならない』という事。自分の人生はただ
一つ一度しかないかけがえのないもの。他者と比較して
ならない」という教えが胸に染みました。
また、歌手の槙原敬之さんは大麻に手を出した後、
釈迦に帰依する事で立ち直れたという
エピソードも教えて頂き、その教えをもとに
書かれたヒット曲「世界でひとつだけの花」を
フルコーラスでお歌いなられたのにはビックリ!
でも毎日お経をあげられているだけあって
いい声でした。
お松明の燃え具合はいまいちでしたが、
何か心が洗われたさわやかな気持ちで
家路に着けた今年のお松明でした。
いつも、他府県の知人・友人に「京都観光を教えれ」 と言われたら「トロッコ乗って保津川下り~」って使わせてもらっていまっす。これからも、よろしくです。
はっちんさんのブログ、量も質も素晴らしいです~!!
これからゆっくりと拝見させていただきます。
保津川下りの船頭さんなんですね!
これは良い出会いです♪
こちらこそ、末永くよろしくお願いします。 涼
是非、よろしくお願いします。
まだまだ知られていない京都の魅力を掘り起こし、奥深い京都を紹介される事を期待しております。こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
いっぺんにファンになってしまいました。
京都の神社仏閣はもとより歴史にも大変造詣が深くて、とても参考になります。
これからも色々勉強させていただきますので、よろしくお願いします。
さっき読ませて頂いたら、京都の北区にある大学の出身ようなことが書かれてありましたが、もしそうなら私はっちんと同じかも?
京都観光の更なる発展の為、お互い頑張っていきましょうね。