保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

空手演武会

2005-03-06 22:05:16 | 空手・格闘技
今日は、はっちん道場が練習場所として
お借りしている亀岡市立東部文化センターの
年に一度の祭典「ヒューマン・シンフォニー」が
開催され、私達、はぅちん道場も空手演武を披露しました。

朝、11時から始まった演武会には、はっちん道場の子供達、
総勢30名超える生徒さんに参加していただき、
日頃の練習の成果を元気よく発表してくれました。

演武は、まず全員で正座をして姿勢を正し、
黙想で精神と統一してからはじめました。

最年少では4歳の子もいて、最初は緊張していたようですが、
黙想をしたことで心が落ち着いたのでしょうか?
基本技の動作に入るときには、みんなの目線も
鋭くなっていました。

正拳突きから手刀、受け技へと進む頃には、
皆の気合が一段と大きくなり、確かな手ごたえを感じました。

舞台では幼児、小学生低学年、小学生上級者、中学生と
分かれて各グループが空手型を順次発表し、
会場にさわやかな気合がこだましました。

そして最後は空手演武の定番、試し割りに入ります。

試し割りは空手の演武の中でも最高に盛り上がる
ものですが、危険も伴いますので、
茶帯以上の上級者に限り出演してもらいました。

今年はメニューは板割りとブロック割りを用意。

失敗の許されない演武だけに、演武者にかかる
プレッシャーも相当なもの。
皆、真剣な眼差しになります。

試し割りに大事なのは、躊躇せず、腹を決めて
思いっきり物に当てる事です。
割れなくて手にや足に痛みが返ることを
想像してはなりません。
割れた時のイメージが大事なのです。

私はっちんも資材ブロック割りにチャレンジしました。
もし失敗すれば、手首が折れるという危険度が高いもの。

結果、皆、裂帛の気合とともに、一刀両断!
見事、大成功でした。

当日、会場には地元の方や親子連れの方など、
大勢の観客が詰め掛けてくださり
出演者一同、とてもやりがいと達成感のある
演武会だったと喜んでおります。

今日参加した生徒さんも大変よい経験になり、
自信を持つ事が出来たのではないかと思います。
この経験を励みに、これからも空手の稽古、
日々の生活に生かしてもらいたいと願うものです。

*写真は私はっちんが、ブロックを割った瞬間です。
 ブロックが砕けて飛び散りました。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素晴らしい (恐れ多いが健さん!)
2005-03-08 01:19:18
自分の尊敬する先生の言葉。日常のなかでも良く思うことがあります。よし、明日からこれをやってみようとか、よし、こうしよう とかです。二~三日も実行しないと頭から消えて行ってしまうことがあります。能\力の差はこの・思う・実行する・続ける・を、・やる・やらない・から生まれることが多いのです。と、つまり師範みたいにブロックが割れるということは訓練、練習 を続けるということである。継続は力なり!押忍!
返信する
基本 (はっちん)
2005-03-08 09:54:32
健さん、お褒め頂き恐縮です。ブロック割りに限らず

人前で演技をするという事は、しっかりした基本の練習の積み重ねの上にあります。オリンピックの表現競技や役者さんの心を打つ演技もそうでしょう。

人前に見せているのは大きく茂った樹木です。でもその木をしっかり立たす為には、見えない根を張り巡らすことが大事だと思います。基本はその‘根’です。

地味で単純なことの繰り返しを、地道にコツコツ積んでいかなくてなりません。それは決して派手でもなく楽しくもないことの繰り返しです。

しかし、その繰り返しが自らに‘根’を張る作業なのです。その事をいつも念頭に置き修行していきたいです。
返信する

コメントを投稿