京都はこれから紅葉の季節。保津川下りの終着地・嵯峨嵐山にも紅葉の名所が数多くあります。
その中で、私のお気に入りの紅葉スポットといえば「常寂光寺」です。
小倉山を背に清らかで静寂の佇まいの中、ひっそりと建つこの山寺は、
仏教の理想郷永遠・絶対の浄土である常寂光土に遊ぶ風情があるところから
「常寂光寺」と名付けられたと云われています。
時の権力者豊臣秀吉の出仕令に従わなかったことで寺を追われ、
この小倉山の地に庵を構え隠棲していた日禎上人が建立したお寺。
この小倉山の地を寄進したのが保津川下りの生みの親・角倉了以と義父の栄可です。
保津川船頭を育てた瀬戸内から呼び寄せた船頭さんも、このお寺の檀家として嵯峨の地に永住されたました。
その縁で同寺には木造小舟と櫂、竿、舵緒などの舟運道具などが奉納されています。
また『古今和歌集』の編者としても知られる藤原定家が山荘「時雨亭」を置き
『小倉百人一首』を編集した所とも云われており、
定家の木像を祀る謌僊祠(かせんし)や時雨亭趾碑が建てられています。
これから京都の紅葉に出掛けられる時は、ぜひ、お立ち寄りください。
その中で、私のお気に入りの紅葉スポットといえば「常寂光寺」です。
小倉山を背に清らかで静寂の佇まいの中、ひっそりと建つこの山寺は、
仏教の理想郷永遠・絶対の浄土である常寂光土に遊ぶ風情があるところから
「常寂光寺」と名付けられたと云われています。
時の権力者豊臣秀吉の出仕令に従わなかったことで寺を追われ、
この小倉山の地に庵を構え隠棲していた日禎上人が建立したお寺。
この小倉山の地を寄進したのが保津川下りの生みの親・角倉了以と義父の栄可です。
保津川船頭を育てた瀬戸内から呼び寄せた船頭さんも、このお寺の檀家として嵯峨の地に永住されたました。
その縁で同寺には木造小舟と櫂、竿、舵緒などの舟運道具などが奉納されています。
また『古今和歌集』の編者としても知られる藤原定家が山荘「時雨亭」を置き
『小倉百人一首』を編集した所とも云われており、
定家の木像を祀る謌僊祠(かせんし)や時雨亭趾碑が建てられています。
これから京都の紅葉に出掛けられる時は、ぜひ、お立ち寄りください。
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