明日20日(日)京都嵐山・大堰川で「三船祭」が催されます。
三船祭は平安時代(898)に宇多法皇が嵐山大堰川で
竜頭の船を浮かべ詩歌管弦を興じたことに由来する祭で、
渡月橋上流の川面に竜頭、鵜首など美しい飾りを施した
多数の船を浮かべ、平安時代の衣装に扮した人達が船上で
詩歌、管絃、舞楽などを興じるなど、当時の平安絵巻を
再現した様な風雅な祭です。
祭り当日は渡月橋周辺に約10万人の拝観者が訪れます。
三船祭りは芸能の神様として芸能人の信仰が厚いことで知られる
車折神社が斎行している神事でもあり、正午に神社から嵐山の大堰川
までを衣装に扮した人達の神幸行列が進み渡月橋を渡って
飾り船に乗り込みます。
昔、大堰川は時々の大洪水で毎年大きな被害が出ていました。
その都度、復旧工事に当たっていたのが車折神社・祭神の
清原頼業(よりなり)公の子孫一族であった事から
境内に水の神様を祭り治水を祈願したと事に由来します。
平安時代の人々が水の恩恵への感謝と治水の祈りを
込めて行われたのが三船祭なのです。
また、祭の奉納行事の一つに扇流しの行事があります。
昔、足利将軍が嵐山近くの天龍寺へ参詣の際、
お供の童子が扇を誤って川に落したところ、
扇が川面 を流れる優美な様に将軍が大層喜ばれたそうです。
それ以後天龍寺参詣の度毎にお供の人々が競って
扇を川に流したという故事にちなんでいます。
この扇は嵐山の貸しボートに乗れば拾い上げることもできます。
とても優美な模様が描かれた値打ちものの扇ですよ~
明日は午前中に保津川下りをして、昼から
嵐山の三船祭をご覧になるというのが祭りの日の
通な遊び方です。
正午12時頃、保津川の船にお乗り頂くと
三船祭の華やかな風景が船の上でご覧に
なれるかもしれませんよ!
*三船祭スケジュール
正午 車折神社において「おでまし式」
午後1時 神幸行列神社御出門、三条通を西へ向い渡月橋を
渡って嵐山中の島公園剣先に到着。
午後1時40分 中の島公園剣先において神儀が御座船に御乗船。
午後2時頃 御座船を先頭に龍頭船、鵜首船以下各供奉船が
順次発船、この間御座船に対して龍頭船を先頭に
各供奉船は奉納行事を行いつつ、
大堰川(おおいかわ)を舟遊します。
午後4時頃 神儀が北のりば付近に御上陸の後、車折神社
嵐山頓宮に入御、祭事を了えます。
三船祭は平安時代(898)に宇多法皇が嵐山大堰川で
竜頭の船を浮かべ詩歌管弦を興じたことに由来する祭で、
渡月橋上流の川面に竜頭、鵜首など美しい飾りを施した
多数の船を浮かべ、平安時代の衣装に扮した人達が船上で
詩歌、管絃、舞楽などを興じるなど、当時の平安絵巻を
再現した様な風雅な祭です。
祭り当日は渡月橋周辺に約10万人の拝観者が訪れます。
三船祭りは芸能の神様として芸能人の信仰が厚いことで知られる
車折神社が斎行している神事でもあり、正午に神社から嵐山の大堰川
までを衣装に扮した人達の神幸行列が進み渡月橋を渡って
飾り船に乗り込みます。
昔、大堰川は時々の大洪水で毎年大きな被害が出ていました。
その都度、復旧工事に当たっていたのが車折神社・祭神の
清原頼業(よりなり)公の子孫一族であった事から
境内に水の神様を祭り治水を祈願したと事に由来します。
平安時代の人々が水の恩恵への感謝と治水の祈りを
込めて行われたのが三船祭なのです。
また、祭の奉納行事の一つに扇流しの行事があります。
昔、足利将軍が嵐山近くの天龍寺へ参詣の際、
お供の童子が扇を誤って川に落したところ、
扇が川面 を流れる優美な様に将軍が大層喜ばれたそうです。
それ以後天龍寺参詣の度毎にお供の人々が競って
扇を川に流したという故事にちなんでいます。
この扇は嵐山の貸しボートに乗れば拾い上げることもできます。
とても優美な模様が描かれた値打ちものの扇ですよ~
明日は午前中に保津川下りをして、昼から
嵐山の三船祭をご覧になるというのが祭りの日の
通な遊び方です。
正午12時頃、保津川の船にお乗り頂くと
三船祭の華やかな風景が船の上でご覧に
なれるかもしれませんよ!
*三船祭スケジュール
正午 車折神社において「おでまし式」
午後1時 神幸行列神社御出門、三条通を西へ向い渡月橋を
渡って嵐山中の島公園剣先に到着。
午後1時40分 中の島公園剣先において神儀が御座船に御乗船。
午後2時頃 御座船を先頭に龍頭船、鵜首船以下各供奉船が
順次発船、この間御座船に対して龍頭船を先頭に
各供奉船は奉納行事を行いつつ、
大堰川(おおいかわ)を舟遊します。
午後4時頃 神儀が北のりば付近に御上陸の後、車折神社
嵐山頓宮に入御、祭事を了えます。