保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

プロジェクト保津川が定例清掃会を実施!

2007-12-09 21:12:14 | プロジェクト・保津川
保津川の清流を守るため活動している
「NPO法人プロジェクト保津川」(坂本信雄・代表)
が今日、保津川下り乗船場対岸で第一回定例清掃会
を実施しました。
午前8時から行なわれた清掃会には、亀岡市内外から
約40名が参加、亀岡市から支給されたゴミ袋を持ち
保津川河川敷や堤防沿いの用水路などの持ち場に
分かれ積極的で賑やかな清掃活動となりました。

プロジェクト保津川では、毎月第2日曜日の朝に、定期的な
清掃会を実施することとなり、12月がその第一回目。
初冬の早朝という時間でもあり、どれくらいの人が参加して
下さるか少し心配しておりましたが、開始10分前には
殆どの参加者が集合して下さり、まずは一安心。
また、佐川急便亀岡営業所の皆さんが会社ぐるみで
参加して下さいました。
聞けば今日は休日のとのこと。にも関わらず、皆さん
率先して現場に向かわれ、多くのゴミを回収して下さいました。
地元企業が協力して下さることは本当に心強い限りです。

おやおや~もうすぐクリスマスだからでしょうか?
サンタクロースさんに扮した‘エコ・サンタ’?も登場!
こんな楽しいお掃除もプロジェクト保津川ならではの演出???

さすがはよい子のアイドルですね~次世代の子供達に
‘きれいな川、まち’のプレゼントですね。

先ずは定例清掃会のリーダーであるプロジェクト保津川の
森田孝義理事から、挨拶を兼ねた本日の清掃活動行程の
説明がなされ清掃活動は開始。

保津大橋を掃除しながら渡り対岸へ。
堤防沿いの用水路を中心に清掃しました。
この場所は以外に交通量が多く、走行車から空き缶や
ペットボトルのポイ捨てが絶えないところで、今回の
清掃会でも重点箇所に挙げられていました。

用水路の中に降りるとカンやペットボトルが本当にたくさん
捨てられており、手持ちのゴミ袋はすぐに一杯状態へ!
回収に回る軽トラックにも載せ切れないくらいです。

僅か1時間でこんな状態です!
本当に保津川の周囲は汚れているのですね~

約1時間の清掃活動終了後は、河原で炊いた温かい
手作りのお茶が参加者へ振舞われ労をねぎらい、
今日の清掃活動の感想をそれぞれが気さくに語り合います。

けして堅苦しくなく、ユーモアいっぱいのお掃除活動で
朝から爽快感!
そんなプロジェクト保津川のカラーが思いっきり出た
第一回定例清掃会でした!

次回は来年の1月13日(日)の予定で清掃終了後は
会員様との懇親会(おしゃべり会)を開催します。
お気軽にご参加くださいね。
もちろん、はっちんも出席します~

また、2月10日(日)の清掃会後は京都学園大・バイオ学部の
大西信弘先生(プロジェクト保津川・副代表)による
‘ちょっと、おいしい環境教室’も開催されます。

いよいよ来年度、プロジェクト保津川は本格的に
活動を開始する予感ですね~!

是非、この機会に、日本を代表する川・京都の保津川を
輝かす活動に「参加してやろう!」という方がおられましたら
ご連絡くださいね。
大勢の皆様のご参加を心よりお待ちしております。


「追跡!偽ブランド米!」が9日の報道特集で放送!

2007-12-08 09:20:15 | 船頭
明日9日(日曜日)の午後5時30分からTBS系列
で放送される「報道特集」に友人の米田記者(MBS毎日放送)
制作がした「追跡!偽ブランド米」が放送されます。

先月の18日深夜に放送された「映像’07」
での『追跡!偽ブランド米』が話題となり
全国ネットでの放送が決定したそうです。

最近何かと世間を騒がしている食品偽装問題!
「新潟産コシヒカリ100%」を謳いながら、
実は中国米をブレンドなどをしていた「日本ライス」の
米偽ブランド表示を巡り、食を扱う企業のモラルを
厳しく問うた内容に仕上がっています。

だだ、深刻な食品偽装問題の闇を追及するだけではなく、
モラルなき企業体質とは裏腹に、生産農家の米つくりに
対する熱い思い、家族の絆までを上手く絡めているのが
米田さんらしくて、好感が持てました。

米田記者の報道に端を発し、逮捕者まで出た「日本ライス」の
産地偽装事件をはじめ食品偽装の手口や偽装する側の本音に
まで迫る徹底取材と生産者の思いを描いた渾身のレポート!

記者としてだけでなく、番組制作者としての才能も垣間見せる
米田さんのドキュメント。
是非ごらんになって下されば嬉しく思います。

*「報道特集」TBS系列
  日曜日 午後5時30分~6時24分

保津小学生が保津川下りの船頭体験!

2007-12-07 13:26:32 | 船頭
小学生に社会教育の一環として職場の体験を進めている
亀岡市の保津小学校の6年生4名が今日、保津川下り
の乗船場にお越しになり船頭体験をされました。

これは小学生のうちから、実際に仕事をする体験を通じて
仕事の大変さややり終えた達成感や充実感を学ぶ社会勉強と
して行なわれているもので、グループごとに分かれ、亀岡市内
にある各事業所での職場体験を実施されています。

今回の4名は保津川下りの船頭体験を希望されたお子さん方。

講師は不肖・私はっちんが務めさせていただきました。

事前に仕事内容のレクチャーを終え、今日は実際に
船を操作するところまでを指導し体験して貰うことに。
時間も朝9時から11時までとたっぷり取ります。

先ず、一人一人、貸してもらった竿を手に持ち、
対岸の係留場でと向かい、船の中の椅子をきれいに
拭くなどお客さんが乗船できる様に準備。その後、
実際に船を動かす方法を学んでいく段取りで進めます。

最初は船を前へ進める‘櫂’の学習です。
櫂は櫂紐というシュロ縄で結びますが、この結び方・
‘男結び’を学んだ後、櫂を紐に通して準備完了!
さあ!櫂引きの練習スタートです!

先ずは櫂の重たさにビックリの子供達。
「うっ!重たい~」と櫂を持ち上げるだけでも
小学生には大変な作業です。
それに加え櫂と紐が中々安定しません。
「これぶらんぶらんと動いて引けない~」
「手が痛くなる~」などと口々に話しながら、
櫂引きの難しさを実感している様子。

これは棹さしでも一緒です!
「櫂より竿の方が楽しそう~」などと見た目で判断して
移った子などは、揺れる船の舳先に立つだけでも大変で
想像したより難しい竿の仕事内容にかなり戸惑いを
隠せない様子。
「揺れて落ちそうや~」「竿が底に刺さらない!」
「押しても進まない~」とここでも大苦戦です。

でも、みんな、最後まで諦めず精一杯頑張りました!
時間が終りに近づく頃には、櫂引きも竿さしも
結構、形が出来てきたのには、さすがに私も想像外で、
逆にみんなの頑張りと物覚えの早さに驚かされました。

最後はみんなで力を合わせ係留場を出て、保津川本流へ!
さあ!大きな保津川の横断に挑戦です!
櫂を引く子、竿を差す子、みんなの力を一つにして頑張ります。
そして、大きな保津川の横断を成功させた保津小生たち!

「船の操船で一番大事な事は、一つの船に乗り込んだ船頭
みんなが、力を合わせること。力を合わせればこんな大きな
保津川も渡り切る事が出来たやろ!自分勝手ではダメ!」
と協力することの大切さを私が話させて頂くと、
大きく頷く子供達。

保津川を渡る途中、魚や水鳥なども身近に見ることができ
子供達、大喜びです!仕事の中に楽しさも発見できたかな~

ほんの僅か2時間という短い学習でしたが、地元の伝統産業
である保津川下りの仕事を通して、しんどさ、辛さ、楽しさ
など何でもいいから、働くということについて
感じて貰えたなら、嬉しく思うはっちん先生でした。

8日から京都・嵐山花灯路2007が開催されます。

2007-12-06 11:42:36 | 京都情報
初冬の嵐山・嵯峨野一帯をライトアップと花で
演出する「京都嵐山花灯路2007」が今年も
今日8日(土)から17日(月)まで開催されます。

嵐山・渡月橋周辺の水辺空間や奥嵯峨の竹林小経一帯
は京情緒ある陰影な灯篭の「灯り」などで照らされ
散り紅葉のみちが「幻想的で趣ある路」に一変します。

灯篭は渡月橋周辺と野宮神社から大河内山荘に至る
竹林の散策路など約総延長約5.2kmの散策路に、
約2600基といけばな作品の「花」を設置、
日が暮れた嵐山嵯峨野界隈を情緒ある灯りで演出します。

天竜寺や二尊院など周辺の寺院・神社・文化施設でも
特別拝観や開館、音楽イベントや大河内山荘前と
大覚寺大沢池のほとりで温かいお茶を用意する休憩所が
設けられるなど、歩き疲れた体をやさしく癒してくれる
訪れる人にいたれりつくせりのおもてなしもいっぱい!

また、渡月橋と大堰川周辺の山裾や大型のライトで照らされ
水辺空間一帯には色とりどりの幻想的で雄大な景色が出現。
観る人に感動すら覚えさせる風景が創造されます。

私も昨年、行ってきました。

保津川下りも今季は冬船を営業してますので是非、この時期
夕暮れの嵐山へ保津川を下って、出向かれてはいかがでしょうか?。

点灯時間は17時~20時30分

保津川で冬季船の準備、始まる!

2007-12-05 23:30:53 | 船頭
今日の京都は冬型の気圧配置となり、保津川の渓谷
にも一日中、冷たい風が吹く寒い日となりました。

保津川遊船では、冬の到来を前に今日から冬使用の船
冬季船の準備が始まりました。

今月には入り、保津川下り乗船場の対岸にある造船所では、
従来の船を冬季船に改良する為の設営が進められていました。

冬季船とは、船の両端にプラスチック製のスライド窓が付き
金具で組み立てた屋根を強度の高いビニール囲いをします。
内部の椅子は全て取り払い、船底に板張りを設置したあと
その上にじゅうたんを敷き、座敷型の遊覧船になります。

一艘、一艘、船大工さんの手作りにより冬の船が完成していきます。
計20艘あまりの船が冬季船となり、保津川下りの
冬シーズンを支えることになるのです。設営にも手は抜けません!

設営が完成した冬季船は順次、トラックで係留地である
乗船場対岸の河原に運ばれて行き、ワイヤーロープに
つながれて並べられます。
それと入れ替わる様に、今シーズン活躍した80艘あまり
のオープン船が造船場の格納庫へ運ばれていきます。
今シーズン、ご苦労さまでした~ですね。

冬季船は内部にストーブを設置するので船内は
ポカポカ暖かい川下りが楽しめます。

この冬季船の今年度デビューは来週の10日(月)から、
3月10日の「春の開幕」まで運行されます。

冬の保津川峡谷は秋の華やかさとうって変わり
静寂に包まれ、もの悲しい雰囲気さえ漂う空間
へと姿を移します。

四季のうつろいを、身近に感じられるのが保津川下りの魅力。
山が一年の疲れを癒すため、眠りに入った様に感じる
保津川渓谷の冬。

‘凛’とした静寂のなかに広がる渓谷の冬景色を
五感で感じる川下りを是非、体験してみてください。

皆様のお越しをお待ちしております。

‘クエ’で船頭衆の忘年会だ!

2007-12-04 23:43:01 | 船頭
師走には入り、いよいよ今年もあと1ヶ月を切りましたね。

私達保津川遊船も秋の観光シーズンを終え、
この時期になると‘お疲れさま会’が行なわれます。
少し早めの忘年会的なもの。

食欲旺盛な船頭衆の宴会は、質より量を優先することが
多いのですが、今年は少し贅沢をして、幻の高級魚と
いわれる‘クエ’で鍋宴会です。
地元亀岡の料理屋・峰山さんでお世話になりました。
いろいろな魚を食べてきましたが‘クエ’は初体験の私。
高級食材でとても美味しい魚とは聞いてはいたのですが、
あのグロテスクな姿がどうも、気になって・・・・
でも、食してみてビックリ!噂どおりの美味!

先ずは挨拶代りのクエの刺身。身がよく引き締まり、
ぷりぷりした食感は鯛とハマチを足したような味わい。
新鮮さの中に脂のノッた甘味もあり

そして出てきました!クエです。これで4人前です。
解体されてもやはりグロテスク!頭のアラには目がまだ付いています。
食通に言わせばこのアラの部分が最高に美味しいところだとか~
早速、昆布でとったダシにアラの部分を入れていきます。
しばらく煮込むと鍋が白く変色してきます。いいダシを出してます~

小鉢にはポン酢にもみじおろしとねぎをいれ戴きます。
白身はあまり煮込まず、しゃぶしゃぶの様にさらっと
上げて食べると引き締まった身がそのままで美味しいです。

食べるとやわらかく淡白なのですが、皮のゼラチン質が
まろやかな甘味を引き出し、口の中に広がっていきます。
もちろんコラーゲンもたっぷりで、お肌に良さそう~
クエの旨味が出たダシで、白菜や菊菜などの野菜類も
まろやかな味わいになります。

そして極めつけがダシが出たあとのクエ鍋雑炊です!
卵をとじ、さっと塩気を足せばさっぱりした味に仕上がり
幾らでも食べられます。

さすがは噂とおりの味わい。
美味の鍋料理につられ久しぶりにお酒も相当いっていました。

美味しいクエ鍋を囲みながら、今年一年の感想と反省、
また遊船の未来なども熱く語りながら
楽しく賑やかな宴は、夜遅くまで続いていくのでありました~

散り紅葉にみる‘いのち’の大河・・・

2007-12-03 16:29:57 | 船頭の目・・・雑感・雑記
昨日のポカポカ陽気から一転、今日は冷たい雨が
降った京都・保津川。

この雨に打たれ、乗船場のもみじが散り始めました。

紅葉の散る姿はものの哀れを漂わせ、雨が妙に似合いますね。

もみじの葉はその終焉を迎えるとき、自ら水分と養分を断ち
葉緑素を壊して、色づいていくといわれます。

その終焉の時を迎え、最後のいのちの炎を燃やすように
真っ赤に染まる紅葉。

真っ赤に染まる葉に雨の露が重みを加え、
燃え尽きて落ちてゆきます。

落ちたもみじの葉が地面を赤く敷き詰めていくと
木の周りの空気までが赤く色つき、いのちのオーラが
辺りいっぱいに漂う感じがします。

落葉たちは来年また葉をつける、もみじの木の根への
栄養となり、いのちは姿を変えて続いていく。
永遠に流れる‘いのち’の大河となって・・・

*保津川下りは12月から「冬季船」時間となっております。
最終船は2時30分で、通常営業時間より1時間繰り上げられます。
冬季船にご乗船の方はお気を付け下さい。


12月の嵐山、去り行く秋の風景。

2007-12-02 17:30:41 | 船頭
12月に入りましたが、今日の京都は東の高気圧に
覆われ、行楽日和のポカポカ陽気となり、嵐山では
観光シーズンど真ん中並みの人出で賑わっていました。

渡月橋上流の大堰川には屋形遊覧船や貸しボートが、
水辺いっぱいに浮んでいました。

大堰川を挟んで左右にそびえる小倉山と嵐山の斜面に
生える色とりどりの紅葉を、水面に浮ぶ船から
眺める景色は、秋の京都の中でも最高の贅沢でしょう。

渡月橋も嵐山散策を楽しむ人で超満員!
今日は渡月橋も歩行者天国と化しています。
橋の上から望む大堰川と背景に迫る嵐山の景観の見事さに
多くの人が足を止めて、記念写真を撮られるなど
終焉まじかの嵐山の秋を堪能されていました。

私達、保津川下りの船が保津峡から嵐山に入り、
松籟庵という川沿いに建つ料亭が見えてくると
どこからか美しい笛の音色が聞こえてきます。

このブログにもよくコメントを下さる‘きこ’さんです。
今年も彼女の吹く龍笛の雅やかな音色が、紅葉で彩られる
秋の嵐山情緒をより一層盛り上げて下さいました。
保津川下りのお客さんも大喜びで、皆さん盛大な拍手を贈られます。

深まる秋、時折吹く冷たい風が赤く染まったもみじの葉を
散らし、微かに冬の訪れの予感を感じる12月の嵐山。

散り紅葉の哀れ感が美しさを際立たせる嵐山。
古の都人が魅せられた終焉の‘美’の世界に
浸れりながら、去り行く秋を感じるはっちんです。

保津川下り乗船場の紅葉を眺めながら・・・

2007-12-01 16:34:34 | 船頭の目・・・雑感・雑記
今日から12月、好天に恵まれた今日の保津川下りには
まだまだ、大勢の観光客がお越し下さっております。

その観光客のお越しを出迎えてくれるのが‘乗船場の紅葉’です。

葉は毎年深い赤色の染まり、これから船で下る
保津川峡谷の紅葉風景を予感させるもみじです。
今年は今が見頃で、きれいな‘紅’に色づいています。

乗船時間まで間、このもみじの下で記念写真を撮る
家族連れやカップルも多いです。

秋の乗船場を紅く彩るもみじは、私達の保津川遊船企業組合が
設立された昭和44年に植えられたものだと聞いています。

大手鉄道会社の所有であった保津川下りを、船頭の手に
取り戻し‘自主運航’に漕ぎ付けた昭和44年。
船や事務所、乗船場など施設を会社側に押さえられ
使用できないようにされていた船頭たちは、自分達で
資金を寄せ集め、今の乗船場と船を造りました。
その時、新たな乗船場にこのもみじを植えたのです。
それが38年の歳月を経て、今年も多く訪れる観光客の
目を楽しませ、記念写真を写せるほどの美しい場所に
もなっています。

時代を越えて、人は次の世代に何を残していくのだろう?
そのヒントをこの‘もみじ’は教えてくれている様に感じます。

我々「保津川エコ・グリーン委員会」でも今年から
保津川峡谷に‘もみじ’や‘桜’など渓谷を美しく彩る
植樹を実施していく「プロジェクト」を進めています。

私達の時代ではまだ小さな木々たちですが、
これらの‘木々’たちが今の乗船場のもみじの様に
30年、40年もしたら全国いや、全世界から
保津川に訪れる人々の目にとまり、その人達の
心に多くの癒しや感動を与え続ける。
そしてなにより、これこそが、保津川の川下りを
守り継承していく後輩達への先輩からのささやかな
プレゼントにほかなりません。

‘人間は生きている間に、何を後世に残せるか?’

この答えをこれから「保津川峡谷の大自然に求めていきたい!」
乗船場のもみじを眺めながら、そう思うのです。