ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2018-12 忘れないあの日、阪神大震災

2018年01月17日 | 日記
平成は震災が多かったといわれている。

あの7年前の3,11東日本大震災はまだ記憶に新しいが
23年前の1.17の阪神大震災も忘れられない出来事だ。
なにしろ、当地で震災を経験したからである。

京都から神戸に観光旅行中だった。
前の日、神戸のホテルオークラの20数階に宿泊。
早朝だった。まだ6時前、縦揺れ、横揺れと大きな揺れにおそわれ
たっていることができずベッドにしがみついた。

何事かと揺れがおさまって
窓の外をみると、目の前の高速道路の橋桁が横倒しになっていた。
茫然とした。信じられない光景が目の前にあった。
遠くの方から煙が見えた。
ヘリコプターの音が聞こえた。
サイレンの音がした。

何があったのかテレビをつけても何も映らない。停電であった。

急いで非常口の電気のつかない中の暗い階段を
降りてフロントまで降りて行った。

外に出ると地面が水で濡れていた。
液状化現象である。

とりあえず街の中を歩いて行くと民家がビルが押しつぶされていた。

ガスのにおいがした。
危険を察してホテルに戻った。朝食にケーキがでたことを覚えている。

今日のテレビでは震災にあった若い女性が

生き残った分、頑張らないとと気負った生活から
少し楽な生活をしたい。ということを言われていた。

23年過ぎても精神的な痛手をひきずっているのだ。

普通の生活をしてほしいものだ。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする