ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-13 忘れない1.17

2023年01月18日 | 日記
あの阪神大震災から28年過ぎたとは。
はやいものだ。
すでに震災を知らない若者たちがいるわけだ。
しかし、あの当時、tたまたま神戸に滞在していた一人として
あの衝撃的な体験は忘れられない。
3,11よりも自分の目であの被害を、直接みているだけにリアル感が今でも残っているのだった。
17日、早朝5時46分。激しい縦揺れ・横揺れの数秒間、寝ていたベッドにしがみついていた。
20階に宿泊していた、窓のカーテンを開けてみた光景。

薄暗い外の景色で真っ先に飛び込んだのは倒壊して横倒しになった高速道路だった。
長田町の方だろうか、遠くのほうから煙が上がっていた。
そしてしばらくしたらヘリコプターが数機とびまわっていた。

停電、水やガスなどインフラも被害。
現地にいて、テレビも映らず、何事が起こったか知る情報はラジオだけ。
勿論エレベーターも動かず、20階から壁づたいに階段を降りて1階へ。

三宮方面に歩いていくと、倒壊した、ビルが何階建てか分からない程潰れていた。
後で新聞社だったと知ったのだった。
人々は駅の方に歩いている方もいた。大阪方面に徒歩で向かっているのだろうか。
土地勘もない旅行者はただ、ホテル周辺を歩き回り情報を自分の目で知るしかない。

街の一角でガス漏れの匂いを感じた。慌ててその場を離れ、ホテルに着いた。
こんな中でもホテルは朝食を準備してくれたのだった。
従業員の中には被災されたかたも多くいるだろうに。
パンケーキ等であったが有難かった。

あの1,17で犠牲になった方々に心からお悔やみ申し上げます。
決してあの日のことは忘れません。・・








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