ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-19 田中館愛橘物語

2023年01月24日 | 日記
田中館愛橘没後70年を記念して愛橘の半生を描いた演劇が公開された。

田中館愛橘は1856年生まれで同級生が原敬総理大臣、佐藤昌介初代北大総長、と
花の安政3年生まれとして知られている。
今の二戸市生まれで愛橘の會祖母は南部の「赤穂浪士」ともてはやされた
相馬大作の実姉である。藩士の息子で地球物理学者、帝国大学名誉教授など

今回は原敬と愛橘の親交が丁寧に描かれていた。
少年期、藩校「作人館」で学び、原は田中館愛を「ダテ君」と呼び合う仲だったようだ。
お互い、上京して愛橘は帝国大学に進学。ここで物理学を学ぶ。
恩師は元白虎隊の山川健次郎で帝国大学総長。

物理学者として世界を駆け回り、「2番目の月」と呼ばれた田中館愛橘。
日本式ローマ字やメートル法の普及や地震対策などに尽力を尽くした。
メートル法の導入当時、日本古来の尺貫法とどう折り合いをつけ社会を混乱させない
で浸透させるか当時の様子が再現され苦心した愛橘がよく伝わってきた。
原敬とフランスで交流した様子も加味されていた。また海軍大臣として米内光政まで登場していた。
原敬が65歳で暗殺された時の愛橘は
「声もなく 死におくれて 冬のせみ」と落胆した様子を残している。
それから30年後愛橘は亡くなる。
教え子は本田光太郎、寺田寅彦、木村栄など優秀な人材がおり
種まき翁とも呼ばれていたと。
郷土の偉人がところどころにちりばめられ
それらを1時間強のドラマと歌で仕上げた脚本と演出、
音楽など効果的で見応えがあった。




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2023-18 行って見たい世界遺産から

2023年01月24日 | 日記
今日から最強の寒波襲来とか。
大寒が過ぎて2月までのこの1か月が最も寒い日々だ。
特にこの1月末までがマイナス10度前後の予想。
昨日は2回も外出先で転倒してしまった。雪の下がアイスバーン状態だったのだ。
単なる打ち身ですんだのだが慎重に・・がかかせない。

さて日曜日TBSの世界遺産を何気なくみていた。
これまで放映された中で視聴者が選んだ行って見たい世界遺産ベスト10特集。

10位 オーストリアのアルプス、ハルシュタットの文化遺産
9位 スペインの要塞都市クエンカ
8位 カナダの氷河カナデイアンロッキー
7位 カンボジアのアンコールワット
6位 アルゼンチンのイグアスの滝
5位 古代エジプトのオクソール、ツタンカーメン巨大な134本の柱
4位 ペルーのナスカの巨大地上絵
3位 イタリア、ミラノのダビンチ 最後の晩餐
2位 沖縄、奄美大島、西表島
1位 奇岩と縄文杉の鹿児島の屋久島だった。

若い頃 いった場所がいくつか入っていた。
スイス側だったがアルプスでは目の前に夏のモンブランが見え素晴らしい光景だった。
エジプトのルクソールでは死者の町にツタンカーメンがあった。
小さい子どもももレンガを運んでいたり、その国の事情が見えた。
ピラミッドや巨大な134本の柱など古代エジプトの世界を堪能した10日間の旅だった。
海外旅行に行くと必ずといっていいほど美術館や博物館巡りがセットされている。
普段は年に数回しかいかないのにだ。しかしミラノやフランスではルーブル美術館、
ロシアのエルミタージュ美術館など見応えが多くて時間をかけてじっくり見たい箇所だった。
西表島には学生時代1週間民泊して泳いだり、貝殻のブローチを作ったりのんびり過ごした日々だった。
あの亜熱帯のマングローブなど同じ日本かと目を疑う光景に驚きだった。
そして昨年いった屋久島、もののけの世界を何時間も歩き続け疲れた印象が残っているが
違う季節にいったらどう変化しているだろう。
日常の生活からいつかまた飛び出して行って見たい世界遺産の箇所巡りだ。





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