ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-20 寒波の中の産直巡り

2023年01月25日 | 日記
最低気温はマイナス10度、最高気温マイナス6度
なんでも10年に1度の大寒波襲来とか。これから1週間は日中でも0度前後が続く。
そんな中、生産者による産直巡りがあり、4か所を総勢20名で2つのブループに分かれて
他店舗の工夫を学びに出かけた。

日頃の生産者ではなくお客様目線にたって店舗の取り組みや工夫をそれぞれ
外観、店舗、商品、サービス、販売促進、スタッフなど21項目でチェックするのだ。

せっかく行くなら初めての箇所を選択。紫波のN産直と矢巾のS産直へ。
N産直は設立27年と古参で会長が出迎えてくれ説明して下さった。
そこはフルーツロードの一画にあり、リンゴの写真付きのポップが種類ごとにたくさん掲示されていた。
9月のシャインマスカットの高級ぶどうの収穫時期になると9時前から行列が出来るらしい。
リンゴやぶどうなどフルーツで売り上げの3分の1から半分くらいの割合になるようだ。
しかし今年の長雨は生産者泣かせの結果だったようだ。
加工品として漬物が何種類もあった。懸念されることとして、今年の6月以降制度改正により
漬物が出荷されない、出来ないのではと心配していた。
というのはきちんとした製品加工場所が確保されないと売られない法改正ができたのだった。
販売するには自前で拡張しなければならないのだ。経費も100万円ぐらいかかると。
産直に出荷する生産者はベテランの高齢者が多く、
そこまで出資しなくてもと二の足をふむ方も多いと予想される。
産直にとっては品数が減ることは売り上げにも影響するのだった。

組織の仕組みを聞いて次はS産直へ30分かかって移動。

そこは医大に近い場所にあった。前の産直より狭かったが売りが焼き芋。
入り口に薪ストーブを使っての焼き芋があった。
なんでも10月中旬から約半年間の販売。1本当たり市価より3分の2ぐらいの値段で人気があるようだ。
他にも黒ニンニクなどや漬物や小さな珍しいうりもあった。
ここでも今年度改正され、影響を受ける漬物の話題。

午後は見学した産直のチェック項目をまとめて報告会。
それそれの観点で多くの気づきがあった。
その後、産直のK支援員の方のポイント説明とアドバイス。
覆面調査員として沿岸部の44か所を回った時の経験と産直の課題と改善点を指摘して下さった。

寒くて道路事情も悪い中だったが、それを上回る大きな刺激を受けた産直巡りだった。












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