ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-15定年退職と年金

2023年01月21日 | 日記
昨日のとある会議の中で。
今年度の県内の教職員の定年退職者の該当者は400人前後。
それに若年退職者が50名前後。ではないかと予定数の報告。

今年度55歳の方が退職年齢が引き上げられ65歳までに定年延長されるとのこと。
雇用面では8時間常勤と6時間の短時間と2つの形態があり選択できるそうだ。
再雇用制度発足当時に比べ、その点は改善されたと感じた。

さて、60歳が65歳まで延長されたら、5年分退職金も増えるかと思いきや
全く増えないそうだ。なぜかといえば退職金制度では上限35年間ということ。
つまり23歳で本採用されたとしたら元々上限いっぱいで変化がないわけなのだった。
講師を長くやっていた方などは恩恵があるといえる。
年金だけは長く勤務すれば、それも加味される。

今朝のニュースでフランスでは62歳で年金受給が65歳まで延長という案にたいして
112万人がストライキをしたと。
政府はそれに対し64歳と1歳予定より繰り下げ、最低年金に100ユーロ増やすと再提案。
それでも国民の怒りは収まっていないと。
50代の高校教師は今のところ仕事にやりがいもあるが2年も多く働くのは辛いとの声。
国民の半数の人は62歳でも遅いと。

果たしてどのような形で収束するのだろうか。日本とは大違いだ。
セカンドライフを楽しもうとする国民性の違いなのだろうか。











コメント
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