生ごみの堆肥化を進める活動をしている私たちにとって,
できた堆肥を使って花や野菜を育てることは何よりの楽しみで、
その延長線上に収穫祭があります。
12月1日の収穫祭には、ベランダ菜園や、実験菜園、庭先の菜園、区民農園などで収穫した
たくさんの野菜が集まりました。
調理するのは皆ベテラン主婦です。
手際よく色々な料理が出来上がっていきました。
今年の新顔野菜は手で皮をむくことができる赤カブの『もものすけ』です。
皮の1ヶ所に切り目を入れると手でするすると剥けて、きれいなピンク色の実が出てきます。
もものように柔らかくて甘い、一味違うカブです。
小カブやブロッコリーなどいろいろな野菜と一緒にサラダにしていただきました。
思いの外美味しかったのが、人参の葉の天ぷらでした。
収穫が少し遅れてしまい葉も硬くなっていましたが、天ぷらにするとパリパリでいい香りがして、
とても美味しかったです。
今年初めて栽培した野菜がもう一つあります。ササゲです。
実験菜園と区民農園で育てて、夏は若い莢で収穫して、秋からは完熟させて豆を取り、収穫祭で赤飯を炊きました。
ササゲがたくさん入って甘味もあり、収穫祭にふさわしい一品でした。
白米のおにぎりは新潟の農家の新米で、
噛みしめるほどに美味しくお腹を満たしてくれました。
デザートもたくさんありました。
手作りのスモークチーズやカステラ、リンゴなど食べきれないほど。
食後は持ち寄った野菜の栽培の様子をスライドで見ながら、
堆肥づくりや野菜づくりの話題が尽きない楽しい収穫祭でした。
(ikiiki)