私が勤務する大学では、今日行われる予定だった入学式は中止になったが、学部ごとに行われる新入生ガイダンスの冒頭に急きょ学長挨拶が入った。新しく入学してくる学生も、これで少しは大学に入学したという気持ちになるだろうか。
その後、もろもろの印刷物を配布する(私の一番の不得意な仕事である)力仕事に半日以上従事した。
配布する手提げ袋には厚い冊子が複数入っているのでかなりの重さだ。「おめでとうございます。重いですよ。」と両手を添えて差し出しても、小指一本で受け取ろうという大胆な学生もいて、こちらが思わずバランスを崩してしまったりして、かなり腰に響く作業だ。途中で足は攣るし、気付けば手指はあちこち切り傷だらけ。紙で切ったちょっとしたキズも昔に比べて治りが悪いのが困りものだ。すぐに化膿してしまうのだ。ヤワになってしまったなあ、と思う。しかも今年はマスク姿。うっとうしいこと甚だしい。
だんだん新入生が息子と変わらない年になってきて、すっかり母親目線になってしまう。普通ならもっと厳しく見てしまうことも、息子はもっとダメかもしれない・・・と思うと少々甘くなったりする。こんなふうにきちんとお礼を言って受け取れるのだろうか、無言のままひったくったりしないだろうか、などなど。
さて、かくいう息子も約1カ月ぶりの登校。
制服姿で出かける息子を見るのがやけに新鮮だった。今日は通常の登校時間より1時間以上遅かったので、追い立てられつつ私と一緒に家を出た。
旧クラスに行ってロッカー等から私物を回収し、学年末試験の答案用紙を返してもらい、成績表と卒業証書類をもらって帰宅した。試験最終日以来の登校で、彼の頭の中ではどれだけ時間が止まっていたことか。
帰宅すると私がまだ着替えもしない中、卒業証書、精勤賞(皆勤賞に準ずるもので、3年間で3回までの遅刻や早退が許される)の賞状と賞品、卒業記念品やアルバムを持ち出してきた。中止となった卒業式では、皆勤賞ばかりでなく精勤賞も名前が呼ばれ、親も子も起立すると聞いていたので、正直なところやはり残念だった。賞品は時計付のキーホルダーだった。
学年末試験の結果は思わずうーんと唸るもので、成績表もこれまた昨年にもましてトホホなものだったけれど、本人いわく「過去を振り返っても仕方ない、これからは中1の頃くらいは頑張る(中2、中3とずっとだらけまくっていたので)」とのこと。それでもアルバムではあちこちに笑顔の息子の顔を見つけ、ちゃんと居場所があることに安堵した。
新しいクラスは1組だそうだ。メンバーを見てこれはさぼっていたら大変だ、と思ったという。スタートが肝心、今のその気持ちを大切に何とか頑張ってほしいと思う。
明日は新高校生オリエンテーションがあり、その後住民票と誓約書を提出し、新しい教科書を購入してくる予定だ。
私も大学院生を対象としたガイダンス等がある日だが、下準備だけして明日は通院させて頂く。治療優先にさせて頂くのは申し訳ないけれど、これから少しでも長く働き続けるためには致し方ないことだ、と割り切るしかない。
さすがに力仕事で疲労困憊。胸の鈍痛も気になってきた。夫に言うと「そんな無理して具合が悪くなるくらいなら、事情を言って他の人に代わってもらうとか断るとかすればいいのに・・・」と言われてしまう。確かにおっしゃるとおりなのだけれど、なかなかそうも言えず・・・。
とにかくゆっくりお風呂に入って明日の通院に備えて早く休もうと思う。
その後、もろもろの印刷物を配布する(私の一番の不得意な仕事である)力仕事に半日以上従事した。
配布する手提げ袋には厚い冊子が複数入っているのでかなりの重さだ。「おめでとうございます。重いですよ。」と両手を添えて差し出しても、小指一本で受け取ろうという大胆な学生もいて、こちらが思わずバランスを崩してしまったりして、かなり腰に響く作業だ。途中で足は攣るし、気付けば手指はあちこち切り傷だらけ。紙で切ったちょっとしたキズも昔に比べて治りが悪いのが困りものだ。すぐに化膿してしまうのだ。ヤワになってしまったなあ、と思う。しかも今年はマスク姿。うっとうしいこと甚だしい。
だんだん新入生が息子と変わらない年になってきて、すっかり母親目線になってしまう。普通ならもっと厳しく見てしまうことも、息子はもっとダメかもしれない・・・と思うと少々甘くなったりする。こんなふうにきちんとお礼を言って受け取れるのだろうか、無言のままひったくったりしないだろうか、などなど。
さて、かくいう息子も約1カ月ぶりの登校。
制服姿で出かける息子を見るのがやけに新鮮だった。今日は通常の登校時間より1時間以上遅かったので、追い立てられつつ私と一緒に家を出た。
旧クラスに行ってロッカー等から私物を回収し、学年末試験の答案用紙を返してもらい、成績表と卒業証書類をもらって帰宅した。試験最終日以来の登校で、彼の頭の中ではどれだけ時間が止まっていたことか。
帰宅すると私がまだ着替えもしない中、卒業証書、精勤賞(皆勤賞に準ずるもので、3年間で3回までの遅刻や早退が許される)の賞状と賞品、卒業記念品やアルバムを持ち出してきた。中止となった卒業式では、皆勤賞ばかりでなく精勤賞も名前が呼ばれ、親も子も起立すると聞いていたので、正直なところやはり残念だった。賞品は時計付のキーホルダーだった。
学年末試験の結果は思わずうーんと唸るもので、成績表もこれまた昨年にもましてトホホなものだったけれど、本人いわく「過去を振り返っても仕方ない、これからは中1の頃くらいは頑張る(中2、中3とずっとだらけまくっていたので)」とのこと。それでもアルバムではあちこちに笑顔の息子の顔を見つけ、ちゃんと居場所があることに安堵した。
新しいクラスは1組だそうだ。メンバーを見てこれはさぼっていたら大変だ、と思ったという。スタートが肝心、今のその気持ちを大切に何とか頑張ってほしいと思う。
明日は新高校生オリエンテーションがあり、その後住民票と誓約書を提出し、新しい教科書を購入してくる予定だ。
私も大学院生を対象としたガイダンス等がある日だが、下準備だけして明日は通院させて頂く。治療優先にさせて頂くのは申し訳ないけれど、これから少しでも長く働き続けるためには致し方ないことだ、と割り切るしかない。
さすがに力仕事で疲労困憊。胸の鈍痛も気になってきた。夫に言うと「そんな無理して具合が悪くなるくらいなら、事情を言って他の人に代わってもらうとか断るとかすればいいのに・・・」と言われてしまう。確かにおっしゃるとおりなのだけれど、なかなかそうも言えず・・・。
とにかくゆっくりお風呂に入って明日の通院に備えて早く休もうと思う。