ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2013.5.12 母の日には“好きな本を買って”

2013-05-12 19:40:09 | 日記
 今日、5月第二日曜日は母の日。いいお天気で汗ばむほどの一日だった。リビングの窓越しに見える新緑が日々濃くなってきている。

 昨日はプチ虹のサロンの月例会の後、久しぶりに夫と2人で映画を観たり、と雨にもめげずに出ずっぱりだった。そんなわけで、少し寝坊をしたものの掃除も洗濯も食事の支度も、と一通りの家事も済ませ、ヨガスタジオでピラティスに参加してたっぷり汗を流し、気持ちはすっかりリフレッシュした。

 実家の母には、カーネーションの鉢植えと、来月の父の日に届くと夫婦茶碗になるセットを手配していた。先ほど無事到着したお礼の電話があったところだ。
 まあ、いつもゲルピンであろう息子からは特に何も期待していなかった。夫と2人で何か見てきてくれるのかしらとも思ったけれど、それもなく夕飯を終えて暫しのところで、息子から「プレゼントがあります」と。
 名画シリーズの図書カードを渡されてびっくりした。「何がいいかわからないから、まあ好きな文庫でも買えよ。」とのこと。
 そのちょっと前に「お母さんって欲しいものある?」と訊かれたので「何もいらない。うーん、強いて言えば大学合格かな。」と言ったばかりだったのだけれど。

 夫から聞いたことには、私がヨガスタジオに出かけている間、2人で駅前を物色したようなのだが、なかなかピンとくるものがなかったらしい。「もう奇をてらわずにカーネーションの鉢植えがいいんじゃないか。」と夫が言ったところ「もう少し一人で考えるから・・・」と、一人でスポーツクラブに行ったそうだ。だから、夫も息子がこんなプレゼントを用意していたのは全く知らなかったという。

 先日祖父母にもらったお小遣いをはたかせてしまったようで、なんだか申し訳ない。
 モネの「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」に見つめられている感じだ。フラゴナールの「読書する娘」で十分だったのだけれど。どうもありがとう。大切に使わせて頂きます。

 さて、あっという間に土日も終わり。早くも5月も中盤である。
コメント (4)
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