ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2016.5.4 旅行最終日、市場で舌鼓の後は無事帰京

2016-05-04 22:17:07 | 
 昨夜もヘロヘロのヨレヨレで、入浴後はバタンキュー。夜中に何度か息子の布団を直したが、夫もそうだったというから一体どれだけ寝相が悪いものやら・・・。それでも風邪も引かないのだから元気なことである。

 朝目覚めると、私は鼻血。なかなか止まらず往生する。のぼせているのか疲れているのか、はたまた粘膜がやられているのか。この数日ずっと外歩きをしている所為か、ここのところ漸く落ち着いていた涙目が酷くなり、またしても瞼が爛れてしまっている。
 この数年3人で旅行に出ると、半日は2人に付き合っても半日はホテルで私だけのんびり過ごして、決して無理はしないで体力を温存するというのがお約束だったが、今回は体調も良いので、気付けば朝から晩までフルに付き合っている。ヨガのお蔭で体力がついたのは事実だろうけれど、ちょっと調子に乗って無理してしまったか、と反省。

 ようやく鼻血が止まり、“ベッドで朝の連続テレビ小説”の前に浴槽足湯を済ませる。当初の予報ではお天気が崩れるということだったが、窓を開ければ雲一つない良いお天気。予想気温も24度だという。傘を差したのは昨夜、夕食を摂りに行く時だけのごく僅かな時間だった。実にお天気に恵まれたラッキーな旅行となった。

 寝坊助の息子を起こして、今日も同じレストランで朝食。たっぷり頂いた後はパッキングを済ませ、チェックアウト。荷物は宅急便で送るものあり、預けるものあり。
 すっかり身軽になって駅へ向かう。風がちょっと強いが、暑くなく寒くなくとても快適だ。念のため今日の運行情報を確認するが、新幹線も特急も無事でほっとする。

 最後はタクシーで夫の大好きな場所・市場に向かう。目的地である近江町市場に一歩足を踏み入れば、海産物あり果物あり、それは活気に満ちた呼び込みの声が響き渡る。あちこちで大きな牡蠣やウニ、エビ等にスマホをかざして幸せそうに自撮りをする旅行客で溢れている。

 生牡蠣に目がない息子は早速岩ガキを頂いている。レモンを絞って、つるりとお腹に入れ大満足の様子。まだ食事をして1時間も経っていないのに・・・と思うが、別腹の模様。あちこちに海鮮丼を出すお店があるが、どこも長蛇の列だ。

 その後、息子と私はプリプリねっとりのボタンエビを賞味。夫はあまおうにコンデンスミルクをかけてもらって幸せそう。息子は好きな果物もろくに食べていないとのこと、これまた好物のびわを1パック買って、その場で剥いてやるとペロリ。

 3人とも満足して市場を後にし、向いのショッピングセンターでお土産を物色し、本日の予定は無事終了。バスで駅に戻り、ホテルで荷物をピックアップして小休止。
 お昼は駅ビルでまたしても息子好みのラーメンランチ。その後、息子がサンダーバードに乗るのを見送り、新幹線ホームへと移動した。

 新幹線は定刻通りに発車。息子の方は強風のため、3,4分の遅れということだったが、私達より40分ほど早く京都に到着。京都駅前は大混雑だったらしいが、こちらが新幹線を降りる頃には無事寮に到着したという連絡があった。
 こちらも、雪を被った立山連峰やら、軽井沢のスキー場等を車窓に見ながら、順調に東京駅に到着。

 旅の初めはどうなることやらと思ったけれど、ああ、鍵もお財布も落とすことなく、無事だったか、と安堵する。それにしても、お財布が見つかったからこそこうして楽しめたわけで、もし見つからずにいたら…と思うと、ちょっとぞっとする。

 3泊4日の和倉温泉と金沢の旅、実に良く動き、良く食べた。明日の午前中スーツケースが到着するまで、しばし旅の余韻に浸りながら、今日は早く休みたい。

 
コメント
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