突然のことながら、今日は北の大地のリゾートホテルから更新している。
思えば、このブログを旅先でも更新出来るようにと自分専用に小さなパソコンを買い、初めて更新したのが日本最北端にある国境の街からだった。
以降、“旅”の記事も今日で130近くになった。我ながら神出鬼没である。
今回の旅は華麗なるホテルに泊まるモニターツアー。今日、明日と、2つのホテルにのんびり滞在し、優雅なホテルライフを満喫するという贅沢(軟弱?)なものだ。
今朝は普段より2時間も早い起床。朝食も満足に摂れず、最寄駅からリムジンバスに揺られた。折悪く土砂降り。高速も渋滞して、予定より20分ほど遅れて空港に到着した。チェックインはスムーズに終え、ラウンジで軽い食事を取り直し、いざ出発だ。
1時間半のフライトは、本を読み、お茶をしてウトウトしたらあっという間。離陸時も着陸後もやけに時間がかかり、ゲートに着いた時には30分遅れ。新千歳空港で現地添乗員さんとお目にかかれたのは予定より小一時間遅い時間だった。空港で自由昼食というが、集合時間まで40分しかない。
北の大地に降りたなら、そして時間が限られているならやはりこれはラーメンでしょう、ということで、夫は味噌、私は塩味をチョイスしてそれぞれ堪能する。
今回のツアーは先着順限定受付という触れ込みだったので、いったいどのくらいの方が参加しているのかと思っていたが、47名で満席のバスが4号車まで出ているという。つまりこの3日間だけで200人もの方たちが同じ行程を行くとのことだからびっくり。
予定通り12時半にスカイブルーのバスが出発。快晴のお天気になり、びっくりするほど暖かい。街の温度計は21.8度を指している。先週には、5月としては観測史上初めて4日連続の真夏日を記録したというここ北海道だが、今日は風がとても爽やかだ。今年は気温が高く、普段なら6月に咲くというナナカマドの白い花も車窓から拝むことが出来た。
40分ほど走ると今日唯一の観光場所である支笏湖に到着する。青空に映える新緑が眩しく美しい。湖畔の公園ではまだ八重桜も見ることが出来る。オレンジやピンクのつつじも満開。タンポポも東京と違って心なしか黄色が濃く、イキイキしているように感じる。春が一度に来た感じ。大地もその訪れを喜んでいるかのように空気がどこまでも澄んでいる。
湖畔からは恵庭岳(アイヌ語で頭のとがった岩山という意味のエ・エン・イワから)岳、風不死(アイヌ語のトドマツあるところ、という意味のフプシから)、樽前山(アイヌ語の川岸の高いところ、タオロマイから)が一望出来る。支笏湖ブルーという名のとおり、湖の青が素晴らしい。水面がキラキラと輝いて、眩しくて目を開けていられないくらい。田沢湖に次ぐ全国第二位の深さと全国トップクラスの透明度を誇り、冬季も湖面が凍ることが稀な日本最北の不凍湖としても有名だそうだ。私があちこち写真を撮っていると、夫はちゃっかり売店でソフトクリームを買って食べている。散策の時間は1時間足らず。ボートや遊覧船を楽しむ時間はなかったので、ビジターセンター等を散策して時間切れになったけれど、心が洗われた時間だった。
あとは一路ホテルに向けて、ひたすらドライブ。お腹もこなれて、ちょうどよい揺れ具合でもうコックリコックリしたいのだけれど、ガイドさんの話も気になるし、車窓からの景色も美しく、寝ている場合ではないとちょっと拷問状態。
道中ずっと蝦夷の富士と称される羊蹄山を追いかけていく。お天気が良いので、農家の方たちは大忙し。
ちょうどアスパラの収穫時期ということで、収穫の適時を知らせる、アスパラの先端が表土を押し上げて出来る地割れを見逃さないように、日に3度の見回りをするそうだ。
羊蹄山の麓は細川たかしさんの故郷、真狩村。その中を抜けて、2時間弱のドライブの終着点、ここニセコに到着した。
ホテルの駐車場からはそびえたつ羊蹄山の姿が素晴らしい。添乗員のYさんは真狩村在住というが、その彼女によれば角度によってカエルに見えたりするらしい。お話しを聞きながらこうして四季折々、その姿を変えていく山を日々見ながらの暮らしも素敵だろうな、と思ってしまう。
部屋にチェックイン。14階の部屋の大きな窓の外には、まるで絵葉書のように羊蹄山からニセコの山々が一望出来る。なんて素敵!である。眼前に広がる緑のグラデーションに癒される。いいお天気で本当にラッキーだ。
今日は、とてもお肌がしっとりするという露天風呂と大浴場を梯子して、夕食を摂ったら早めに休み、明日に備えたい。ああ、本当に幸せな週末である。
思えば、このブログを旅先でも更新出来るようにと自分専用に小さなパソコンを買い、初めて更新したのが日本最北端にある国境の街からだった。
以降、“旅”の記事も今日で130近くになった。我ながら神出鬼没である。
今回の旅は華麗なるホテルに泊まるモニターツアー。今日、明日と、2つのホテルにのんびり滞在し、優雅なホテルライフを満喫するという贅沢(軟弱?)なものだ。
今朝は普段より2時間も早い起床。朝食も満足に摂れず、最寄駅からリムジンバスに揺られた。折悪く土砂降り。高速も渋滞して、予定より20分ほど遅れて空港に到着した。チェックインはスムーズに終え、ラウンジで軽い食事を取り直し、いざ出発だ。
1時間半のフライトは、本を読み、お茶をしてウトウトしたらあっという間。離陸時も着陸後もやけに時間がかかり、ゲートに着いた時には30分遅れ。新千歳空港で現地添乗員さんとお目にかかれたのは予定より小一時間遅い時間だった。空港で自由昼食というが、集合時間まで40分しかない。
北の大地に降りたなら、そして時間が限られているならやはりこれはラーメンでしょう、ということで、夫は味噌、私は塩味をチョイスしてそれぞれ堪能する。
今回のツアーは先着順限定受付という触れ込みだったので、いったいどのくらいの方が参加しているのかと思っていたが、47名で満席のバスが4号車まで出ているという。つまりこの3日間だけで200人もの方たちが同じ行程を行くとのことだからびっくり。
予定通り12時半にスカイブルーのバスが出発。快晴のお天気になり、びっくりするほど暖かい。街の温度計は21.8度を指している。先週には、5月としては観測史上初めて4日連続の真夏日を記録したというここ北海道だが、今日は風がとても爽やかだ。今年は気温が高く、普段なら6月に咲くというナナカマドの白い花も車窓から拝むことが出来た。
40分ほど走ると今日唯一の観光場所である支笏湖に到着する。青空に映える新緑が眩しく美しい。湖畔の公園ではまだ八重桜も見ることが出来る。オレンジやピンクのつつじも満開。タンポポも東京と違って心なしか黄色が濃く、イキイキしているように感じる。春が一度に来た感じ。大地もその訪れを喜んでいるかのように空気がどこまでも澄んでいる。
湖畔からは恵庭岳(アイヌ語で頭のとがった岩山という意味のエ・エン・イワから)岳、風不死(アイヌ語のトドマツあるところ、という意味のフプシから)、樽前山(アイヌ語の川岸の高いところ、タオロマイから)が一望出来る。支笏湖ブルーという名のとおり、湖の青が素晴らしい。水面がキラキラと輝いて、眩しくて目を開けていられないくらい。田沢湖に次ぐ全国第二位の深さと全国トップクラスの透明度を誇り、冬季も湖面が凍ることが稀な日本最北の不凍湖としても有名だそうだ。私があちこち写真を撮っていると、夫はちゃっかり売店でソフトクリームを買って食べている。散策の時間は1時間足らず。ボートや遊覧船を楽しむ時間はなかったので、ビジターセンター等を散策して時間切れになったけれど、心が洗われた時間だった。
あとは一路ホテルに向けて、ひたすらドライブ。お腹もこなれて、ちょうどよい揺れ具合でもうコックリコックリしたいのだけれど、ガイドさんの話も気になるし、車窓からの景色も美しく、寝ている場合ではないとちょっと拷問状態。
道中ずっと蝦夷の富士と称される羊蹄山を追いかけていく。お天気が良いので、農家の方たちは大忙し。
ちょうどアスパラの収穫時期ということで、収穫の適時を知らせる、アスパラの先端が表土を押し上げて出来る地割れを見逃さないように、日に3度の見回りをするそうだ。
羊蹄山の麓は細川たかしさんの故郷、真狩村。その中を抜けて、2時間弱のドライブの終着点、ここニセコに到着した。
ホテルの駐車場からはそびえたつ羊蹄山の姿が素晴らしい。添乗員のYさんは真狩村在住というが、その彼女によれば角度によってカエルに見えたりするらしい。お話しを聞きながらこうして四季折々、その姿を変えていく山を日々見ながらの暮らしも素敵だろうな、と思ってしまう。
部屋にチェックイン。14階の部屋の大きな窓の外には、まるで絵葉書のように羊蹄山からニセコの山々が一望出来る。なんて素敵!である。眼前に広がる緑のグラデーションに癒される。いいお天気で本当にラッキーだ。
今日は、とてもお肌がしっとりするという露天風呂と大浴場を梯子して、夕食を摂ったら早めに休み、明日に備えたい。ああ、本当に幸せな週末である。