昨日は仕事を終えて真っ直ぐ帰宅。夫が宴会で夕食不要というので、一人で簡単に夕食を済ませ、明日からはまた体調不良で好きなことも出来ないから・・・と往生際悪く、貯まったポイントで映画(ちょっとチョイスが重かったと後悔。“ダンケルク”という戦場映画)を観てから、病院近くのホテルに向かった。
さすがに疲れて、チェックイン後は入浴して早々にベッドに入り、そのままころりと眠った。夜中に一度もお手洗いに起きずに朝、モーニングコールが鳴るまで目が覚めず。久しぶりの熟睡でスッキリ。
夫にグッドモーニングLINEをしたら、夫も起きていた。恒例の浴槽足湯でじんわり汗をかく。
外は曇天。予報どおりなら日差しが出る筈と晴雨兼用日傘を持っていたが、結果的に荷物になってしまった。夕食が軽かったのでお腹が空いて、朝食はあれこれちょっとずつ色々のビュッフェを頂き、チェックアウトして病院へ向かった。
IDカードを通して採血受付機へ移動。10人ほど待っていて待ち時間は12分。結局10分ほどで番号を呼ばれた。今日は久しぶりに検査技師のYさん。月に一度のフル検査なので4本。刺す時も抜く時もちょっとビリっとと痛んだが無事クリア。
止血しながら腫瘍内科受付に移動。まだ時間が早いので、定位置が埋まっていないのを遠くから確認。よく眠った所為か読書も捗る。2冊読めたが、読書日記は明日以降に。
本を読みながら一時間が経過する。クスクス笑いながら本を置くタイミングを計って血圧測定に並ぶ。88-62、脈は74。少し低めだ。
その後1時間近くしてようやく中待合へどうぞ、となる。既に病院到着から2時間半近く経過。さらに中待合で待つこと40分。先生にお目にかかれるまでに3時間もかかってしまった。1冊目は読み終わり、2冊目に突入。
ご挨拶しながら診察室へ入る。いつものように「どんな2週間でしたか、耳鳴りはいかがですか」と問われ、「おかげさまで今回耳鳴りは大丈夫でした。気持ち悪さは土曜日一杯続きましたが、それ以降は気圧の変動があると胸痛があったり、頭痛があったりで朝に加えてロキソニンのお世話になった日が数日ありました。概ね元気です。」とお答えする。
診察室での検温は6度8分。採血の結果、白血球は3,800、好中球は1,580。数値としては問題なく投与OKだ。気になる腫瘍マーカーの数値はコンマ8ほど下がっている。「まあ相変わらずですね。」とのこと。ヘモグロビンは11.4。下限値を下回ってはいるが、抗がん剤治療中なので織り込み済みとのこと。
ということで、予定通りの治療。次回も白血球確認のための採血はパス、レントゲン撮影もあまり頻繁に行ったところで変化が分かりづらいのでやめておきましょうとのこと。検査結果を待つことなくそのまま治療に入れるので、待ち時間短縮が有難い。ただ次回は口腔外科の経過観察の予約が朝一番に入っているので、それを終えてから腫瘍内科になる。
いつもどおり4週間分の各種内服薬に加え、ドンペリドンを2回分(10日分)処方して頂き、化学療法室へ向かった。
今日は予定通りハーセプチンとジェムザールだ。化学療法室へ移動し、待ち時間には夫やお友達に報告LINE。今日はとても混雑している様子で、内側の椅子の前のカーテンも全て閉まっている。これは開始が間違いなくお昼を大幅に過ぎてしまうな、と思っていると、15分ほどでOkさんから案内される。しかも外側の外が見える一番奥の端の席。私の好きな特等席だ。「ラッキーでしたね、ちょうどいい席が空きました!」とのこと。
針刺しは今日もMさん。前回がお上手だったので、今日もうまくいきますように、とリラックスして横になるとあまり衝撃なく無事終了。「大丈夫でしたか。」と言われ「はい、大丈夫でした。」とお答えする。針刺技術の腕が進化されているのが嬉しい。その後30分ほどしてヘルプのSさんが薬を準備してこられた。「今日は混んでいますね。」と言うと、「そうなんです。それで私もヘルプに呼ばれました。」とのこと。「おかげさまで今日は2冊読めそうです。」とお喋り。
今日は、3.3倍量のハーセプチン、デキサート(ステロイド)とアロキシ(吐き気止めのセロトニン拮抗薬)の混合、5割減量のジェムザール、生理食塩水の4本。
まずはハーセプチンを1時間ちょっと、吐き気止めは20分。ジェムザールの30分強に最後の生理食塩水の15分弱。生理食塩水に替えたところで、Kwさんが血圧を測ってくださる。118-65、脈拍は63。白手袋をして本を読んでいる私を見て、「これを貼って爪周りをコーティングすると良いですよ。」とシルクシートを10㎝ほど切ってくださる。なるほど、ネイルよりも爪へのダメージがなさそう。以前、爪の強化のためにジェルネイルを施したところ、オフする度に爪がペナペナになり、これはダメだ、と止めてから随分経つ。いい小道具があるなら使っていきたいと思う。
抜針はOkさん。さすがに早業でちょっとした衝撃をも感じさせないのは流石だ。「ちょうど2冊目を読み終わりました!」と言うと、「自分も(どんどん増える本に)悩んでブックオフを利用したりするのだけれど、本はどうしているの?」と訊かれ、「何年かに一度、自分の体重くらい始末していますが、また床置き状態になってしまって、夫からも(何とかしろと)言われているので、私が死んだら病院に寄付してとお願いしてあります。」と答えると、「うわー、そんなこと話題になっちゃうんですね、○○さんレベル(ステージ4の患者歴10年弱)が言うと・・・うーん、凄いなあ、でもご主人はそんな先のことでなく、今のことを言っているんでは?」とウケてしまい、二人で笑い飛ばす。ひとまず病院に寄贈が出来ることは確認。これはお世話になった病院に対する私の遺志なので、しっかり送ってもらわないと。
会計をお願いしてから、タイミングを見て採血・点滴で5万円弱をカード支払い。
外は相変わらず灰色の雲がたれこめている。日傘は出る幕がない。暑くなく寒くなくではあるが、やはりちょっと滅入るお天気だ。薬局へ移動。待合椅子に座っている人が結構いて、順番も抜かされて40分ほど待つ。予備があるロキソニンと酸化マグネシウム以外の5種類の薬ビニール袋一杯に受け取り、2,000円強を現金払い。
今日は待ち時間が長かった。病院と薬局の滞在時間は7時間。ああ、ランチタイム間に合わない・・・。それでも何かお腹に入れて薬を飲まなくてはと、ダメもとで駅ビルのレストラン街を覗いたら、まだランチの看板が出ているお店があって、和定食を頂くことが出来た。
食事が終わったらもう夕方近く。快速電車も終わってしまい、電車は早くも混み始めていた。席が確保出来ず、立って揺られているとだんだんしんどくなってくる。それでもヘルプマークを見せて優先席に座る勇気もなく、なんとか耐えて乗換駅へ。
今日も夫が夕飯不要というので、乗換駅で自分が食べられそうなサンドイッチとゼリーだけ調達。最寄り駅からは当然タクシーに乗るつもりだったが、またしても車が一台もいない。さらに待っている人が何人もいたので諦めてヨレヨレしながら帰宅。
帰宅時間は仕事をして帰ってくる時間と変わらず。最低限片づけて、さっぱりしたアイスクリームだけ頂く。食欲はないし、熱っぽく怠い。夫が帰ってきたけれど、申し訳なくも私はリビングのソファで横になったまま。
明日は木曜日。また午後の会議のため3週連続の出張だ。まだ夕食も摂れていないけれど、薬を飲むために少しだけお腹に入れておかなくては。
さすがに疲れて、チェックイン後は入浴して早々にベッドに入り、そのままころりと眠った。夜中に一度もお手洗いに起きずに朝、モーニングコールが鳴るまで目が覚めず。久しぶりの熟睡でスッキリ。
夫にグッドモーニングLINEをしたら、夫も起きていた。恒例の浴槽足湯でじんわり汗をかく。
外は曇天。予報どおりなら日差しが出る筈と晴雨兼用日傘を持っていたが、結果的に荷物になってしまった。夕食が軽かったのでお腹が空いて、朝食はあれこれちょっとずつ色々のビュッフェを頂き、チェックアウトして病院へ向かった。
IDカードを通して採血受付機へ移動。10人ほど待っていて待ち時間は12分。結局10分ほどで番号を呼ばれた。今日は久しぶりに検査技師のYさん。月に一度のフル検査なので4本。刺す時も抜く時もちょっとビリっとと痛んだが無事クリア。
止血しながら腫瘍内科受付に移動。まだ時間が早いので、定位置が埋まっていないのを遠くから確認。よく眠った所為か読書も捗る。2冊読めたが、読書日記は明日以降に。
本を読みながら一時間が経過する。クスクス笑いながら本を置くタイミングを計って血圧測定に並ぶ。88-62、脈は74。少し低めだ。
その後1時間近くしてようやく中待合へどうぞ、となる。既に病院到着から2時間半近く経過。さらに中待合で待つこと40分。先生にお目にかかれるまでに3時間もかかってしまった。1冊目は読み終わり、2冊目に突入。
ご挨拶しながら診察室へ入る。いつものように「どんな2週間でしたか、耳鳴りはいかがですか」と問われ、「おかげさまで今回耳鳴りは大丈夫でした。気持ち悪さは土曜日一杯続きましたが、それ以降は気圧の変動があると胸痛があったり、頭痛があったりで朝に加えてロキソニンのお世話になった日が数日ありました。概ね元気です。」とお答えする。
診察室での検温は6度8分。採血の結果、白血球は3,800、好中球は1,580。数値としては問題なく投与OKだ。気になる腫瘍マーカーの数値はコンマ8ほど下がっている。「まあ相変わらずですね。」とのこと。ヘモグロビンは11.4。下限値を下回ってはいるが、抗がん剤治療中なので織り込み済みとのこと。
ということで、予定通りの治療。次回も白血球確認のための採血はパス、レントゲン撮影もあまり頻繁に行ったところで変化が分かりづらいのでやめておきましょうとのこと。検査結果を待つことなくそのまま治療に入れるので、待ち時間短縮が有難い。ただ次回は口腔外科の経過観察の予約が朝一番に入っているので、それを終えてから腫瘍内科になる。
いつもどおり4週間分の各種内服薬に加え、ドンペリドンを2回分(10日分)処方して頂き、化学療法室へ向かった。
今日は予定通りハーセプチンとジェムザールだ。化学療法室へ移動し、待ち時間には夫やお友達に報告LINE。今日はとても混雑している様子で、内側の椅子の前のカーテンも全て閉まっている。これは開始が間違いなくお昼を大幅に過ぎてしまうな、と思っていると、15分ほどでOkさんから案内される。しかも外側の外が見える一番奥の端の席。私の好きな特等席だ。「ラッキーでしたね、ちょうどいい席が空きました!」とのこと。
針刺しは今日もMさん。前回がお上手だったので、今日もうまくいきますように、とリラックスして横になるとあまり衝撃なく無事終了。「大丈夫でしたか。」と言われ「はい、大丈夫でした。」とお答えする。針刺技術の腕が進化されているのが嬉しい。その後30分ほどしてヘルプのSさんが薬を準備してこられた。「今日は混んでいますね。」と言うと、「そうなんです。それで私もヘルプに呼ばれました。」とのこと。「おかげさまで今日は2冊読めそうです。」とお喋り。
今日は、3.3倍量のハーセプチン、デキサート(ステロイド)とアロキシ(吐き気止めのセロトニン拮抗薬)の混合、5割減量のジェムザール、生理食塩水の4本。
まずはハーセプチンを1時間ちょっと、吐き気止めは20分。ジェムザールの30分強に最後の生理食塩水の15分弱。生理食塩水に替えたところで、Kwさんが血圧を測ってくださる。118-65、脈拍は63。白手袋をして本を読んでいる私を見て、「これを貼って爪周りをコーティングすると良いですよ。」とシルクシートを10㎝ほど切ってくださる。なるほど、ネイルよりも爪へのダメージがなさそう。以前、爪の強化のためにジェルネイルを施したところ、オフする度に爪がペナペナになり、これはダメだ、と止めてから随分経つ。いい小道具があるなら使っていきたいと思う。
抜針はOkさん。さすがに早業でちょっとした衝撃をも感じさせないのは流石だ。「ちょうど2冊目を読み終わりました!」と言うと、「自分も(どんどん増える本に)悩んでブックオフを利用したりするのだけれど、本はどうしているの?」と訊かれ、「何年かに一度、自分の体重くらい始末していますが、また床置き状態になってしまって、夫からも(何とかしろと)言われているので、私が死んだら病院に寄付してとお願いしてあります。」と答えると、「うわー、そんなこと話題になっちゃうんですね、○○さんレベル(ステージ4の患者歴10年弱)が言うと・・・うーん、凄いなあ、でもご主人はそんな先のことでなく、今のことを言っているんでは?」とウケてしまい、二人で笑い飛ばす。ひとまず病院に寄贈が出来ることは確認。これはお世話になった病院に対する私の遺志なので、しっかり送ってもらわないと。
会計をお願いしてから、タイミングを見て採血・点滴で5万円弱をカード支払い。
外は相変わらず灰色の雲がたれこめている。日傘は出る幕がない。暑くなく寒くなくではあるが、やはりちょっと滅入るお天気だ。薬局へ移動。待合椅子に座っている人が結構いて、順番も抜かされて40分ほど待つ。予備があるロキソニンと酸化マグネシウム以外の5種類の薬ビニール袋一杯に受け取り、2,000円強を現金払い。
今日は待ち時間が長かった。病院と薬局の滞在時間は7時間。ああ、ランチタイム間に合わない・・・。それでも何かお腹に入れて薬を飲まなくてはと、ダメもとで駅ビルのレストラン街を覗いたら、まだランチの看板が出ているお店があって、和定食を頂くことが出来た。
食事が終わったらもう夕方近く。快速電車も終わってしまい、電車は早くも混み始めていた。席が確保出来ず、立って揺られているとだんだんしんどくなってくる。それでもヘルプマークを見せて優先席に座る勇気もなく、なんとか耐えて乗換駅へ。
今日も夫が夕飯不要というので、乗換駅で自分が食べられそうなサンドイッチとゼリーだけ調達。最寄り駅からは当然タクシーに乗るつもりだったが、またしても車が一台もいない。さらに待っている人が何人もいたので諦めてヨレヨレしながら帰宅。
帰宅時間は仕事をして帰ってくる時間と変わらず。最低限片づけて、さっぱりしたアイスクリームだけ頂く。食欲はないし、熱っぽく怠い。夫が帰ってきたけれど、申し訳なくも私はリビングのソファで横になったまま。
明日は木曜日。また午後の会議のため3週連続の出張だ。まだ夕食も摂れていないけれど、薬を飲むために少しだけお腹に入れておかなくては。