ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2017.9.18 台風一過、頭痛も鎮まり合唱練習へ

2017-09-18 22:13:15 | 合唱
 昨夜、同期の友人から連絡が入り、30年以上前にN響のバックコーラスで歌った映像がEテレの「クラシック音楽館」で流れることを知った。当時は録画もしていなかったので、早速録画。夫と一緒にワイワイ言いながら見た。
 指揮は9年前に亡くなったホルスト・シュタイン氏。汗びっしょりでタクトを振るチャーミングな姿を懐かしく見た。ああ、父と同い年(しかも同じ5月生まれ)だったのだ、と今更のように知る。恐れ多くも二期会合唱団とご一緒している私たち、怖いものなし、学生合唱団である。自分はその後、30数年の齢を重ね、押しも押されもせぬおばちゃんになったが、当時の先輩や友人たちは、若い顔のまま、記憶が上書きされていない方たちが沢山。思わず、「〇〇さん!、○○先輩!」と声が出る。

 連休3日目、台風一過の今朝は素晴らしいお天気になった。雲一つない抜けるような青空だが、南から暖かい空気が流れ込んで最高気温は33度だという。この気圧の大変動の所為か、朝から頭が割れそうに痛む。朝のリラックスヨガを予約していたが、諦めてベッドでキャンセル。BSで朝の連続テレビ小説を視た後、二度寝を決め込んでいると、待ち草臥れた夫が朝ごはん先に食べるけど・・・と言うので、ノロノロ起きてみたら姿が見えず。
 とりあえずこのお天気を逃す手はない、と頑張って寝具等大物も含め、洗濯機を2回廻しながらベッドメイキング。一刻も早くロキソニンが飲みたいのに、お散歩に行ったのか、鉄砲玉の夫はなかなか帰ってこない。待つのを止めて朝食を先に頂き、洗濯を干し始めると、帰ってきた。クリーニングを出しに行きながら、帰りに野球場で大学野球の試合を眺めて来たとか。

 洗濯を干していると、今度は実家の母から電話。敬老の日のお花とお菓子が届いたとのこと。今年は、いつもお願いする花屋さんから白と紫のミックスの「白寿」という名前が付いたリンドウの鉢植えを贈った。こんなリンドウは初めて見たと喜んでいた。
 洗濯後は大急ぎで掃除を済ませる。ようやく頭痛が落ち着いてきて、合唱練習に向かった。車内では今日も楽譜を見ながら口パク練習。

 練習場最寄り駅前で、前から気になっていたお店でキッシュのランチを頂き、練習場へ。またしても発声練習に遅れてしまったが、まだまだ少ない人数だ。最初に邦人曲「夜明けから日暮れまで」を丁寧におさらい。今日もソプラノが優勢で、アルトが少人数。現役が数人入ってくれているので、若い歌声に励まされる。参加者もだんだん増えてきて、全部で30名近くになった。
 続いてSteve Dobrogoszの「Hallelujah,Too」を。いつもクラシックのピアノを弾いておられる伴奏のFさんがジャズピアニストに進化されており、こちらの歌声もだんだんそれらしくなってきた。楽しい。

 休憩後は「Swingin’ With the Saints」。学生時代の定期演奏会で黒人霊歌を何曲か歌ったけれど、今回のようなジャズアレンジではなかったので、結構苦労している。最後にはパフォーマンスも予定されており、ちゃんと出来るかしら、といった感じ。でもせっかくの機会だ。愉しんだもの勝ちの精神でいきたい。

 今回は以上3曲がメインだが、長短のステージが一つずつあるので、長い舞台では、ゴスペラーズに委嘱して10年前に初演したというカレッジソング1曲と、邦人曲1曲を追加で5曲のお披露目。どちらも数年前にこの合唱団で歌ったことがあるが、復習の意味を込めて何度か通しで歌って本日の練習はおしまい。

 次回は10月。ここでジャズバンドとの1度切りのコラボの練習があり、翌週最後の練習、ゲネプロを経てその次の日曜日が本番だ。今日は当日の衣装の打ち合わせもあり、いよいよ本番が近づいてくることに胸が高鳴ってくる。

 帰りは乗換駅で夫と合流。来年の手帳を買い求め(今年もあと100日ちょっと!)1週間遅れで夫の誕生日ディナーと洒落込んだ。お気に入りのイタリアンレストランはいつも混んでいるのだけれど、まだ時間が早かったので予約なしですいっと入れた。
 ビールもワインも欲張って、夫は真っ赤っかでご機嫌である。私も久しぶりにお腹一杯デザートまで楽しんだ。ここのところ休日は地味に(というか夫が頑張ってくれて)お家ご飯だったので、外食は久しぶり。

 帰りの電車で夫はiPodを聴きながら爆睡。私はしつこく楽譜を見ながら口パク復習してきた。最寄り駅に降り立つと、日中の暑さはどこへやら、すっかり秋の虫たちが鳴き、涼しい風が吹いていて心地よい。いい気分だ。
 さて、そんなこんなであっという間に3連休終了。明日一日仕事をしたら、水曜日はまた治療日がやってくる。患者会のMさんがホスピスにお入りになったことを知り、心が塞ぐ。ご本人はとても快適だと仰っているというのだけれど・・・。



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