あっという間に1か月が経過し、今日がASHAREさん主催、4回目の瞑想ヨーガクラス当日になった。
昨日は時間休を頂いて一旦帰宅し、生協のお届け品や洗濯物を取り込み、その始末をしてから都心に向かった。ジャイアンツとドラゴンズのナイターチケットが手に入り、息子が帰省していれば息子と2人で行く予定だった夫だったが、うまく日程が折り合わず、プロ野球には全く興味のない私がなぜか、美味しいお弁当をご馳走するということで同行することになった。
今日はヨーガ講師で都心に来なければいけないし、夫も職場の後輩の告別式で同じく都心に来なければならない、ということで軟弱にもドーム直近のホテルを取った。
仕事が終わった夫とドーム最寄り駅で合流し、ホテルにチェックイン。夫が禁煙室をリクエストしていなかったのでなんと喫煙室。急遽お願いして変更はして頂けたが、せっかくの高層階から低層階になってしまいちょっとガッカリ。おバカな私は高い所が好きなのだけれど、夫は低い方がいいという。
部屋で一服して態勢を立て直し、プレイボールから遅れること30分ほどして球場に向かった。遊園地も開業中で花の金曜日、人出がすごい。まずはお弁当と飲み物をゲットして席へ。記者席の前でいい場所だった。入口でユニフォームのレプリカを配られ、荷物になるので、凄い恰好だが着てしまう。試合は一方的なジャイアンツの完封試合。贔屓の夫はご機嫌である。
途中息子から電話。電話をしてくることなど殆どないのでびっくり。このところ東京と関西を往復していた就活の結果がようやく出た模様。初めての内定を頂いたとの報告だった。嗚呼、ほっとした。喧噪の中で、電話を夫に回し、二人で良かった良かったと言い合う。息子自身、これでひとまず路頭に迷うことはなくなったと呟いていたが実にその通り、後は来春こそ無事卒業出来れば万々歳である。
明日の夜は祝杯だ、と夫はお酒が入って赤い顔をしながら本当に嬉しそうだった。試合は早いテンポで2時間半ほどで終了。ホテルは目の前なので、ちょっとショップで寄り道をしたけれど、あっという間にお部屋に戻ってくつろぎタイム。さすがに疲れたので早々に入浴して、今日のクラスのシミュレーションもそこそこにコテンと眠ってしまった。
早く休んだので夜中と明け方お手洗いに起きた。5月の日の出は早いから、遮光カーテンからも少し光が漏れており、早々と目覚めてしまう。予定より2時間も早い。夫もお手洗いに起きて、そのまま話しかけてくるので二度寝は諦め、ベッドでウダウダしながらニュースを見たりして、オープンを待って和食レストランへゴー。京の朝粥定食と和定食をゆっくり頂いた。部屋に戻って朝の連続テレビ小説を視、ホテルショップで息子のお土産をゲットして時間調整をして出発。いいお天気。快晴の青空を見上げてニッコリ。今日も夏日との予報だ。
乗換駅まで10分ちょっと。ターミナル駅からは3分。レッスンプランをざっと見直しつつ、あっという間に会場最寄り駅に到着する。のんびり歩きながら予定時間より早めに到着。エントランスのあたりで参加者のOさんからお声を掛けられる。今日はいつもの2階でなく3階のお部屋だったので迷われた様子。ご一緒して会場をご案内する。
お手洗いを済ませて会場へ。既に数名の方が到着されている。まずはヨガマットを置き、小道具を準備して着替え。今は亡きIさんとランチをご一緒して以来、4年ぶりにお目にかかることが出来たTさんも初出席してくだって、ご挨拶。お元気そうで何よりだ。
体調不良のため当日キャンセルの方が1名、連絡がつかなかった方が1名。急な予定が入ったとキャンセルされた方も複数おられて、今日もクラスを受けられるのは、事務局メンバーとあわせて10人になった。ゆったりとスペースを取れていい感じ。今日も私の周りを緩く扇型に囲んで頂いた。
代表のAさんがご挨拶され、早速スタート。会場にはいつものようにアロマ芳香浴のディフューザーが置かれ、癒しの環境になっている。
今日もたっぷり90分のクラス。2回目以降の方と初めての方がちょうど半分。前回に引き続き前泊されて近県から来てくださったSさんのお姿も。本当に有難いことである。
今日も最初の自己紹介で、ゼローダ治療による副作用のため、手袋と五本指の靴下を履いていることをご勘弁頂く。本当はこの数週間休薬中なので、大分良くなっているつもりだったのだけれど、なかなかどうして改善しない。
瞑想ヨーガとの出会いや、ヨーガスートラの最初の一節をサンスクリット語でご紹介するのはいつものとおり。数あるヨーガの智慧について私が一番お伝えしたいエッセンスをお披露目。
お話の後は次なる動きに備えてウォーミングアップ。足の指を丁寧に解し、腸の反射区である前腕や手首を伸ばし、肩入れのポーズを取って、胸を開き、わき腹を伸ばす。先日、私の先生であるSさんから伺った助産師さん直伝の「いきむことなく楽に排便が出来る姿勢等」についての小噺の追加情報をお話する。実際にトライしている方もいらっしゃるようでいい感じである。化学療法中はどうしても排便コントロールが難しくなるので、うまく活用できれば良いと思う。
聖なる音、オーム(ॐ)の音を皆で唱えてクラススタート。
スタッフの方2名は5回目、その他2回目、3回目の方が3人いらしたけれど、半分は初めてさんなので、今回もマントラ付きの瞑想ヨーガに触れて頂くのが第一目標。今回も大空と大地と、その間にある全てのものに感謝と尊敬を表す動きである帰命敬禮から始める。2回目以上の方たちはさすがに慣れた感じで、マントラを唱える声も大分堂に入っている。初めての方たちも、最初はなかなか声が出せないご様子だったけれど、集中しておられる感じが伝わってきてこちらも幸せになる。動き自体はシンプルだが、聞いたこともなければ話したこともない古代サンスクリット語を唱えながら行うわけだから、なかなか一筋縄ではいかない。けれど、これはもうやった者勝ち、恥ずかしがる必要など全くないのである。
続いて五体投地で立ちポーズも。最初に良く足の指を解したおかげで、爪先立ちに効果があったようだ。身体が温まってくるにつれて少しずつ皆さんの声も揃ってきて、共鳴した声の余韻が心地よい。マントラを唱えながらヨーガを行うのが特徴の瞑想ヨーガの醍醐味、ここにあり、だ。今この瞬間、自分が普段ごくごく普通に繰り返している呼吸にフォーカスして、自分の身体と心に向き合うことがこのクラスが目的である。
数セット繰り返した後で、私が毎朝やっている朝ヨガの簡単な3つの動きを今回もご披露する。だまされたと思って3週間続けてみてくださいね、と念押し。
ここまでで45分ほど。後半は呼吸法と瞑想、キールタンといういつもの構成である。
呼吸のタイミングをガイドするが、皆さんとてもお上手で、穏やかな優しいお顔だ。今日もキャンドルライトの揺らぎの前でスムーズに瞑想に入っていかれる。そんな皆さんの姿を拝見しながら、私自身が穏やかに幸せに癒されているのが判る。
腹式呼吸から完全呼吸法へ移行して、瞑想タイムの後は安らぎのポーズ、シャヴァアーサナ。全員が横になって暫しの間休息する。今日も、電気を消すだけでなくカーテンも閉めて、ほぼ真っ暗にして灯りはキャンドルライトのみ。後からスタッフのTさんが仰るには、外から見ているととても綺麗なのだそうだ。
シヴァのキールタンを唄い、リンの音を鳴らしてゆっくりと目覚めて頂く。両手を万歳して思いっきり伸び、だらんと脱力して頂いた後は、スッキリと安定した気分で楽な姿勢で座り直し、キールタンを唄う最後の時間となる。
今日も一番とっつきやすくかつメロディーの美しいハレルヤを。と、いざ歌おうとしたがなんと出だしのフレーズを度忘れしてしまい・・・恥ずかしいこと極まりないが、正直に白状する。とりあえずオーマニパドメフーンを、掛け合いもはさみながら歌ってやり過ごし、思い出したハレルヤを3回。なんとも頼りない講師である。トホホ。
こうして今日もなんとか無事に、90分のクラスを最後まで行うことが出来た
最後に質問タイムを取ったけれど、ランチの時間もあるし、ということで片鼻呼吸(スカ・プールヴァカ)をご紹介して終わる。
今日もASHAREさんから参加者の方たちに、お楽しみプレゼントが配られる。今回も頂戴して、恐縮しつつもウキウキと説明を伺う。
“GWが終わってちょっとお疲れな時期。瞑想ヨーガでリフレッシュ+便利アロマグッズで五月病を予防しましょう♪”の中身は「万能♪レスキューアロマオイル」「5月病予防ストレスリリースバスソルト」と「ハーブディ女王様のティータイム」の3点セット。
万能精油ラベンダーブレンドのマッサージオイルは、通院前後の不安な気持ちがある時、眠れない時等困った時にいつでも使えるのでこの名前だという。虫刺されにも効果抜群なので、お出かけ先にも是非お持ちくださいとのこと。海外旅行の時に、市販の虫よけスプレーを使って虫に刺されされたご家族を横目に、スタッフのAさんは全く刺されず仕舞いだったそうな。これは今から楽しみである。
バスソルトは天然ヒマラヤ岩塩(ローズソルトヒマラヤンファイン)使用で、リラックスのラベンターに気持ちを前向き&元気にしてくれるオレンジ・スイートをブレンドして、5月病予防にぴったりとのこと。今のところ5月病の恐れはない感じだけれど、早速今夜浸かってみよう。
ハーブティは美容・健康・抗酸化・デトックス、全てをカバーした欲張りブレンド。女王様のように贅沢で優雅なティータイムをお楽しみください、とのこと。これは一人で大切に頂こう。
今回も痒い所に手が届く季節感溢れる有難いラインナップ。可愛らしいラッピングに癒されて元気を頂ける素敵なお土産である。
精油の種類や量も治療中の体調を考えて刺激が少なく、安全な量とのこと。アロマとハーブの専門家集団ASHAREさん、毎回同じことを言っているのだけれど、あっぱれなお仕事ぶり、ついつい来月は・・・と次回も楽しみにしてしまう図々しい私である。
着替えを終え、最上階のレストランへ移動。
3人のスタッフの方たちと私、2回目、3回目の参加の方、初めての参加の方が2名で8名が1つのテーブルを囲んだ。それぞれ好きなメニューを注文し、自己紹介を始めたが、食事が届くと皆ざっくばらんにお喋りが始まって自己紹介がなかなか進まず一時中断。同じお年頃なので、親の介護の話等々病気以外にも話は尽きない。窓の外は本当に緑豊かで青空が眩しい。事務局のTさんからは、次回以降にアロマグッズのリクエストは、などという有難いお話もあり、次回以降がますます楽しみである。
あっという間に1時間半以上が過ぎる。皆さんにご挨拶してお見送り。事務局の3人の方と8月以降の日程のご相談をしてからゆるゆると解散。事務局のAさんから「○○さん、慣れてきましたね」と言って頂く。本当にそう。私自身前回あたりからそんな感じがしていたので、そういって頂けて嬉しい。会場にも雰囲気にもクラスの流れにも慣れてきたし、事務局の皆さんも運営がとてもスムーズ。いい感じである。
最寄り駅に着くとちょうど電車が滑り込んできて、夫に連絡。私より5分ほど早くターミナル駅へ到着した模様。合流して、喪服のままの夫にネクタイを外してもらって、ティーサロンでアフタヌーンティーをご馳走する。心地よく疲れた身体に冷たくて甘いスイーツ、ポットサービスの紅茶は何よりのご馳走。
さて帰ろうと、夫が告別式に行くのに余分な荷物を預けてあったロッカーに向かったが、待てど暮らせど戻ってこない。乗る予定の準特急はとても無理。どうしたのかと思ったら、どうしても鍵が開かずに取り出せないので係の人を呼んだとのこと。5分ほどして女性が来てくださったが、強制開錠の処理をしてもダメ。続いて男性の助っ人まで呼ぶ始末。通りすがりの方も、「開かないのですか」と心配してくださった。15分ほどしてようやく荷物を取り出すことが出来てほっとしたが、こんなことは係の方も初めてとのこと。当然私たちも初めて、こんなことがあるのね、と次の、準特急の席を確保して、帰途についた。車内ではあっという間に居眠り。
さて、息子は今日も一つ面接を終え、明日こちらでの面接に備えてまもなく帰宅する。3人での夕食も今日はちょっと明るい。
(追記)ASHARE(アシェア)さんの活動レポートに取り上げて頂きました。
昨日は時間休を頂いて一旦帰宅し、生協のお届け品や洗濯物を取り込み、その始末をしてから都心に向かった。ジャイアンツとドラゴンズのナイターチケットが手に入り、息子が帰省していれば息子と2人で行く予定だった夫だったが、うまく日程が折り合わず、プロ野球には全く興味のない私がなぜか、美味しいお弁当をご馳走するということで同行することになった。
今日はヨーガ講師で都心に来なければいけないし、夫も職場の後輩の告別式で同じく都心に来なければならない、ということで軟弱にもドーム直近のホテルを取った。
仕事が終わった夫とドーム最寄り駅で合流し、ホテルにチェックイン。夫が禁煙室をリクエストしていなかったのでなんと喫煙室。急遽お願いして変更はして頂けたが、せっかくの高層階から低層階になってしまいちょっとガッカリ。おバカな私は高い所が好きなのだけれど、夫は低い方がいいという。
部屋で一服して態勢を立て直し、プレイボールから遅れること30分ほどして球場に向かった。遊園地も開業中で花の金曜日、人出がすごい。まずはお弁当と飲み物をゲットして席へ。記者席の前でいい場所だった。入口でユニフォームのレプリカを配られ、荷物になるので、凄い恰好だが着てしまう。試合は一方的なジャイアンツの完封試合。贔屓の夫はご機嫌である。
途中息子から電話。電話をしてくることなど殆どないのでびっくり。このところ東京と関西を往復していた就活の結果がようやく出た模様。初めての内定を頂いたとの報告だった。嗚呼、ほっとした。喧噪の中で、電話を夫に回し、二人で良かった良かったと言い合う。息子自身、これでひとまず路頭に迷うことはなくなったと呟いていたが実にその通り、後は来春こそ無事卒業出来れば万々歳である。
明日の夜は祝杯だ、と夫はお酒が入って赤い顔をしながら本当に嬉しそうだった。試合は早いテンポで2時間半ほどで終了。ホテルは目の前なので、ちょっとショップで寄り道をしたけれど、あっという間にお部屋に戻ってくつろぎタイム。さすがに疲れたので早々に入浴して、今日のクラスのシミュレーションもそこそこにコテンと眠ってしまった。
早く休んだので夜中と明け方お手洗いに起きた。5月の日の出は早いから、遮光カーテンからも少し光が漏れており、早々と目覚めてしまう。予定より2時間も早い。夫もお手洗いに起きて、そのまま話しかけてくるので二度寝は諦め、ベッドでウダウダしながらニュースを見たりして、オープンを待って和食レストランへゴー。京の朝粥定食と和定食をゆっくり頂いた。部屋に戻って朝の連続テレビ小説を視、ホテルショップで息子のお土産をゲットして時間調整をして出発。いいお天気。快晴の青空を見上げてニッコリ。今日も夏日との予報だ。
乗換駅まで10分ちょっと。ターミナル駅からは3分。レッスンプランをざっと見直しつつ、あっという間に会場最寄り駅に到着する。のんびり歩きながら予定時間より早めに到着。エントランスのあたりで参加者のOさんからお声を掛けられる。今日はいつもの2階でなく3階のお部屋だったので迷われた様子。ご一緒して会場をご案内する。
お手洗いを済ませて会場へ。既に数名の方が到着されている。まずはヨガマットを置き、小道具を準備して着替え。今は亡きIさんとランチをご一緒して以来、4年ぶりにお目にかかることが出来たTさんも初出席してくだって、ご挨拶。お元気そうで何よりだ。
体調不良のため当日キャンセルの方が1名、連絡がつかなかった方が1名。急な予定が入ったとキャンセルされた方も複数おられて、今日もクラスを受けられるのは、事務局メンバーとあわせて10人になった。ゆったりとスペースを取れていい感じ。今日も私の周りを緩く扇型に囲んで頂いた。
代表のAさんがご挨拶され、早速スタート。会場にはいつものようにアロマ芳香浴のディフューザーが置かれ、癒しの環境になっている。
今日もたっぷり90分のクラス。2回目以降の方と初めての方がちょうど半分。前回に引き続き前泊されて近県から来てくださったSさんのお姿も。本当に有難いことである。
今日も最初の自己紹介で、ゼローダ治療による副作用のため、手袋と五本指の靴下を履いていることをご勘弁頂く。本当はこの数週間休薬中なので、大分良くなっているつもりだったのだけれど、なかなかどうして改善しない。
瞑想ヨーガとの出会いや、ヨーガスートラの最初の一節をサンスクリット語でご紹介するのはいつものとおり。数あるヨーガの智慧について私が一番お伝えしたいエッセンスをお披露目。
お話の後は次なる動きに備えてウォーミングアップ。足の指を丁寧に解し、腸の反射区である前腕や手首を伸ばし、肩入れのポーズを取って、胸を開き、わき腹を伸ばす。先日、私の先生であるSさんから伺った助産師さん直伝の「いきむことなく楽に排便が出来る姿勢等」についての小噺の追加情報をお話する。実際にトライしている方もいらっしゃるようでいい感じである。化学療法中はどうしても排便コントロールが難しくなるので、うまく活用できれば良いと思う。
聖なる音、オーム(ॐ)の音を皆で唱えてクラススタート。
スタッフの方2名は5回目、その他2回目、3回目の方が3人いらしたけれど、半分は初めてさんなので、今回もマントラ付きの瞑想ヨーガに触れて頂くのが第一目標。今回も大空と大地と、その間にある全てのものに感謝と尊敬を表す動きである帰命敬禮から始める。2回目以上の方たちはさすがに慣れた感じで、マントラを唱える声も大分堂に入っている。初めての方たちも、最初はなかなか声が出せないご様子だったけれど、集中しておられる感じが伝わってきてこちらも幸せになる。動き自体はシンプルだが、聞いたこともなければ話したこともない古代サンスクリット語を唱えながら行うわけだから、なかなか一筋縄ではいかない。けれど、これはもうやった者勝ち、恥ずかしがる必要など全くないのである。
続いて五体投地で立ちポーズも。最初に良く足の指を解したおかげで、爪先立ちに効果があったようだ。身体が温まってくるにつれて少しずつ皆さんの声も揃ってきて、共鳴した声の余韻が心地よい。マントラを唱えながらヨーガを行うのが特徴の瞑想ヨーガの醍醐味、ここにあり、だ。今この瞬間、自分が普段ごくごく普通に繰り返している呼吸にフォーカスして、自分の身体と心に向き合うことがこのクラスが目的である。
数セット繰り返した後で、私が毎朝やっている朝ヨガの簡単な3つの動きを今回もご披露する。だまされたと思って3週間続けてみてくださいね、と念押し。
ここまでで45分ほど。後半は呼吸法と瞑想、キールタンといういつもの構成である。
呼吸のタイミングをガイドするが、皆さんとてもお上手で、穏やかな優しいお顔だ。今日もキャンドルライトの揺らぎの前でスムーズに瞑想に入っていかれる。そんな皆さんの姿を拝見しながら、私自身が穏やかに幸せに癒されているのが判る。
腹式呼吸から完全呼吸法へ移行して、瞑想タイムの後は安らぎのポーズ、シャヴァアーサナ。全員が横になって暫しの間休息する。今日も、電気を消すだけでなくカーテンも閉めて、ほぼ真っ暗にして灯りはキャンドルライトのみ。後からスタッフのTさんが仰るには、外から見ているととても綺麗なのだそうだ。
シヴァのキールタンを唄い、リンの音を鳴らしてゆっくりと目覚めて頂く。両手を万歳して思いっきり伸び、だらんと脱力して頂いた後は、スッキリと安定した気分で楽な姿勢で座り直し、キールタンを唄う最後の時間となる。
今日も一番とっつきやすくかつメロディーの美しいハレルヤを。と、いざ歌おうとしたがなんと出だしのフレーズを度忘れしてしまい・・・恥ずかしいこと極まりないが、正直に白状する。とりあえずオーマニパドメフーンを、掛け合いもはさみながら歌ってやり過ごし、思い出したハレルヤを3回。なんとも頼りない講師である。トホホ。
こうして今日もなんとか無事に、90分のクラスを最後まで行うことが出来た
最後に質問タイムを取ったけれど、ランチの時間もあるし、ということで片鼻呼吸(スカ・プールヴァカ)をご紹介して終わる。
今日もASHAREさんから参加者の方たちに、お楽しみプレゼントが配られる。今回も頂戴して、恐縮しつつもウキウキと説明を伺う。
“GWが終わってちょっとお疲れな時期。瞑想ヨーガでリフレッシュ+便利アロマグッズで五月病を予防しましょう♪”の中身は「万能♪レスキューアロマオイル」「5月病予防ストレスリリースバスソルト」と「ハーブディ女王様のティータイム」の3点セット。
万能精油ラベンダーブレンドのマッサージオイルは、通院前後の不安な気持ちがある時、眠れない時等困った時にいつでも使えるのでこの名前だという。虫刺されにも効果抜群なので、お出かけ先にも是非お持ちくださいとのこと。海外旅行の時に、市販の虫よけスプレーを使って虫に刺されされたご家族を横目に、スタッフのAさんは全く刺されず仕舞いだったそうな。これは今から楽しみである。
バスソルトは天然ヒマラヤ岩塩(ローズソルトヒマラヤンファイン)使用で、リラックスのラベンターに気持ちを前向き&元気にしてくれるオレンジ・スイートをブレンドして、5月病予防にぴったりとのこと。今のところ5月病の恐れはない感じだけれど、早速今夜浸かってみよう。
ハーブティは美容・健康・抗酸化・デトックス、全てをカバーした欲張りブレンド。女王様のように贅沢で優雅なティータイムをお楽しみください、とのこと。これは一人で大切に頂こう。
今回も痒い所に手が届く季節感溢れる有難いラインナップ。可愛らしいラッピングに癒されて元気を頂ける素敵なお土産である。
精油の種類や量も治療中の体調を考えて刺激が少なく、安全な量とのこと。アロマとハーブの専門家集団ASHAREさん、毎回同じことを言っているのだけれど、あっぱれなお仕事ぶり、ついつい来月は・・・と次回も楽しみにしてしまう図々しい私である。
着替えを終え、最上階のレストランへ移動。
3人のスタッフの方たちと私、2回目、3回目の参加の方、初めての参加の方が2名で8名が1つのテーブルを囲んだ。それぞれ好きなメニューを注文し、自己紹介を始めたが、食事が届くと皆ざっくばらんにお喋りが始まって自己紹介がなかなか進まず一時中断。同じお年頃なので、親の介護の話等々病気以外にも話は尽きない。窓の外は本当に緑豊かで青空が眩しい。事務局のTさんからは、次回以降にアロマグッズのリクエストは、などという有難いお話もあり、次回以降がますます楽しみである。
あっという間に1時間半以上が過ぎる。皆さんにご挨拶してお見送り。事務局の3人の方と8月以降の日程のご相談をしてからゆるゆると解散。事務局のAさんから「○○さん、慣れてきましたね」と言って頂く。本当にそう。私自身前回あたりからそんな感じがしていたので、そういって頂けて嬉しい。会場にも雰囲気にもクラスの流れにも慣れてきたし、事務局の皆さんも運営がとてもスムーズ。いい感じである。
最寄り駅に着くとちょうど電車が滑り込んできて、夫に連絡。私より5分ほど早くターミナル駅へ到着した模様。合流して、喪服のままの夫にネクタイを外してもらって、ティーサロンでアフタヌーンティーをご馳走する。心地よく疲れた身体に冷たくて甘いスイーツ、ポットサービスの紅茶は何よりのご馳走。
さて帰ろうと、夫が告別式に行くのに余分な荷物を預けてあったロッカーに向かったが、待てど暮らせど戻ってこない。乗る予定の準特急はとても無理。どうしたのかと思ったら、どうしても鍵が開かずに取り出せないので係の人を呼んだとのこと。5分ほどして女性が来てくださったが、強制開錠の処理をしてもダメ。続いて男性の助っ人まで呼ぶ始末。通りすがりの方も、「開かないのですか」と心配してくださった。15分ほどしてようやく荷物を取り出すことが出来てほっとしたが、こんなことは係の方も初めてとのこと。当然私たちも初めて、こんなことがあるのね、と次の、準特急の席を確保して、帰途についた。車内ではあっという間に居眠り。
さて、息子は今日も一つ面接を終え、明日こちらでの面接に備えてまもなく帰宅する。3人での夕食も今日はちょっと明るい。
(追記)ASHARE(アシェア)さんの活動レポートに取り上げて頂きました。