昨夜は早めに就寝。たっぷり眠ってしっかり充電。寝覚めよく、満ち足りた朝だ。
就寝前に予約洗濯していた綿毛布やベッドパッドも洗いあがっており、干すだけ。朝食もたっぷり摂って、朝からお通じも2回、極めて快調である。
夫がクリーニング店に出かける間、昨日後廻しにした拭き掃除。夕飯の副菜だけ支度して、母にご機嫌伺いの電話をした後は、いざ、今年度初めての合唱練習にお出かけ、である。
誘ってくれた同期のソプラノの友人は、今日は別の合唱団の練習で残念ながら欠席とのこと。先日、とりあえず楽譜だけはダウンロードして、You Tubeでざっと聴いて雰囲気を掴んだだけで、ろくに音取りも出来なかった。今日は本番を振る指揮者氏が別の合唱団指導で不在のため、ピンチヒッターの方が見えると伺っていた。
往きの電車内では譜読みはせずに、小林美希さんの「ルポ 保育格差」(岩波新書)を読む。
保育園には息子が丸6年お世話になったけれど、「どの保育園に入るかで大違い」という第1章を読みながら、虐待が横行する現場の記述のあまりの酷さに震えてしまった。これでは女性が輝きながら安心して働くなんて夢の夢、である。その延長である学童保育もしかり。色々考えさせられつつ私鉄からJRに乗り換え、練習場所の最寄り駅に到着した。
駅ナカでキッシュとサラダの軽食を済ませて練習場へ向かう。いいお天気。日差し燦燦、夏のような空だ。日傘を差して練習場へ向かう坂道を歩きながら、まさかこの練習場にこれほど長く通うことが出来るとは思わなかったな、としみじみ。2009年初参加だから、足かけもう10年になろうとしている。我ながらびっくりだ。
ホールの扉を開けるとちょっと寂しい人数。男性も女性も4人、その他ピアニストと指揮者の先生しかいない。10分ほど遅れてしまい、既に最初の準備体操が始まっていた。私が入ると、すぐに幹事の先輩が気づいて受付をしてくださる。名前を書いて参加費をお支払いして外国曲の楽譜のコピーを頂き、邦人曲の楽譜を併せて購入。しっかり専用の領収書も出来ていて、素晴らしい。
すぐにバッグと日傘を置いて準備体操に参加する。驚いたことにヨガのポーズのよう。ゆっくり呼吸をしながらクロスした両手を耳の横まで伸ばし、同時にヨロヨロしないように足をクロス。背伸びしてキープする。身体を捩じって腕の可動域を確認する等々。姿勢を正し、お腹を引き上げて体幹を安定させるのは、全ての動きにおいて必要なことだと改めて思う。ゆっくりと長い呼吸もまた、しかりである。
そして発声練習。初めてお目にかかるピンチヒッターの指揮者先生は芸大声楽家卒とのこと。声域も声量もさすが。4パート分ファルセットも含めて全てカバーされ、驚くばかり。それにつられてこちらの出ない声もなんとなく出るようになってしまうのだから、歌える指揮者のチカラは偉大である。
チラホラと遅れて入って来られる方もいて、ソプラノは5人、アルトが2人、テナーが1人、ベースが5人という人数になった。
まずは卒団生のステージで歌うHeinrich Schūtzの曲から。最初なので譜読みと言葉付けからスタートして頂けてとても助かった。 パートごとに音取りをしながら、ドイツ語の言葉をつけていく。高校時代に少し齧ったのに加え、大学時代の第二外国語はドイツ語だったから、カタカナっぽく読むだけは読めるけれど、それらしく発音するのはブランクが長すぎて難しい。それっぽく聞こえる色々な発音テクニックを教えて頂き、なるほど、と頷くことしきり。指揮者の先生は声量が素晴らしく、4パート合わせている中で、ではソプラノ助けます、次はベース助けます、と自由自在。久しぶりに歌ったけれど、少しハモってくると、もう楽しくてワクワク、知らず知らずに笑顔になった。
スタートから2時間弱で15分休憩。その後小一時間で2曲を見て頂いた。最後はなんとか通して歌う。ああ、やっぱり歌うって楽しいと身体が内側から喜んでいるのが判る。
今日の参加者は、昨年のOB・OG合唱団でご一緒した先輩が殆ど。女性の一番年長は9期上のソプラノの先輩。OB・OG合唱団の常連さんでここ数年ずっとご一緒してきた。昨年初めて参加された3期上のソプラノの先輩がお一人、2期上のソプラノの先輩がお二人、アルトの先輩は2期上、1期上で学生時代にお世話になった方ばかりである。
時間通りに無事終了。先生はご挨拶されてお帰りになり、私たちはホールの原状復帰。先輩方にご挨拶してぶらぶらと最寄り駅まで戻った。隣で歌ったソプラノの先輩からは「今日は一緒に唄えて楽しかったわ。」と言って頂き、嬉しい限り。
車内で同期の友人や、夫や息子に「楽しかった~」と報告のLINEをするうちに乗換駅に到着。夕食当番を引き受けてくれた夫にお土産のスイーツや明日の朝食用のパンを物色して、贅沢だけれどライナーで帰宅した。快適、快適。疲れ方が全く違う。隣もいなかったし、荷物をゆっくり置いて新書の続きを読むことが出来た。
記念演奏会とOB・OG音楽祭の前日は、前泊の手配も早々に済ませてしまった。こうしてお膳立てが終われば、それに合わせて体調をキープしつつ練習についていくことになる。
夫に最寄り駅まで迎えに来てもらって、スーパーで買い物。お茶もご馳走してくれてご機嫌で帰宅した。
夕食も済ませ、さて明日からまた新しい1週間が始まる。週末は早くも6月。今年は梅雨入りが早いそうだ。体調を整えながら仕事と家事をこなしつつ、合唱の練習に参加し、ヨガで筋力もキープして憂鬱な季節を乗り切りたい。
就寝前に予約洗濯していた綿毛布やベッドパッドも洗いあがっており、干すだけ。朝食もたっぷり摂って、朝からお通じも2回、極めて快調である。
夫がクリーニング店に出かける間、昨日後廻しにした拭き掃除。夕飯の副菜だけ支度して、母にご機嫌伺いの電話をした後は、いざ、今年度初めての合唱練習にお出かけ、である。
誘ってくれた同期のソプラノの友人は、今日は別の合唱団の練習で残念ながら欠席とのこと。先日、とりあえず楽譜だけはダウンロードして、You Tubeでざっと聴いて雰囲気を掴んだだけで、ろくに音取りも出来なかった。今日は本番を振る指揮者氏が別の合唱団指導で不在のため、ピンチヒッターの方が見えると伺っていた。
往きの電車内では譜読みはせずに、小林美希さんの「ルポ 保育格差」(岩波新書)を読む。
保育園には息子が丸6年お世話になったけれど、「どの保育園に入るかで大違い」という第1章を読みながら、虐待が横行する現場の記述のあまりの酷さに震えてしまった。これでは女性が輝きながら安心して働くなんて夢の夢、である。その延長である学童保育もしかり。色々考えさせられつつ私鉄からJRに乗り換え、練習場所の最寄り駅に到着した。
駅ナカでキッシュとサラダの軽食を済ませて練習場へ向かう。いいお天気。日差し燦燦、夏のような空だ。日傘を差して練習場へ向かう坂道を歩きながら、まさかこの練習場にこれほど長く通うことが出来るとは思わなかったな、としみじみ。2009年初参加だから、足かけもう10年になろうとしている。我ながらびっくりだ。
ホールの扉を開けるとちょっと寂しい人数。男性も女性も4人、その他ピアニストと指揮者の先生しかいない。10分ほど遅れてしまい、既に最初の準備体操が始まっていた。私が入ると、すぐに幹事の先輩が気づいて受付をしてくださる。名前を書いて参加費をお支払いして外国曲の楽譜のコピーを頂き、邦人曲の楽譜を併せて購入。しっかり専用の領収書も出来ていて、素晴らしい。
すぐにバッグと日傘を置いて準備体操に参加する。驚いたことにヨガのポーズのよう。ゆっくり呼吸をしながらクロスした両手を耳の横まで伸ばし、同時にヨロヨロしないように足をクロス。背伸びしてキープする。身体を捩じって腕の可動域を確認する等々。姿勢を正し、お腹を引き上げて体幹を安定させるのは、全ての動きにおいて必要なことだと改めて思う。ゆっくりと長い呼吸もまた、しかりである。
そして発声練習。初めてお目にかかるピンチヒッターの指揮者先生は芸大声楽家卒とのこと。声域も声量もさすが。4パート分ファルセットも含めて全てカバーされ、驚くばかり。それにつられてこちらの出ない声もなんとなく出るようになってしまうのだから、歌える指揮者のチカラは偉大である。
チラホラと遅れて入って来られる方もいて、ソプラノは5人、アルトが2人、テナーが1人、ベースが5人という人数になった。
まずは卒団生のステージで歌うHeinrich Schūtzの曲から。最初なので譜読みと言葉付けからスタートして頂けてとても助かった。 パートごとに音取りをしながら、ドイツ語の言葉をつけていく。高校時代に少し齧ったのに加え、大学時代の第二外国語はドイツ語だったから、カタカナっぽく読むだけは読めるけれど、それらしく発音するのはブランクが長すぎて難しい。それっぽく聞こえる色々な発音テクニックを教えて頂き、なるほど、と頷くことしきり。指揮者の先生は声量が素晴らしく、4パート合わせている中で、ではソプラノ助けます、次はベース助けます、と自由自在。久しぶりに歌ったけれど、少しハモってくると、もう楽しくてワクワク、知らず知らずに笑顔になった。
スタートから2時間弱で15分休憩。その後小一時間で2曲を見て頂いた。最後はなんとか通して歌う。ああ、やっぱり歌うって楽しいと身体が内側から喜んでいるのが判る。
今日の参加者は、昨年のOB・OG合唱団でご一緒した先輩が殆ど。女性の一番年長は9期上のソプラノの先輩。OB・OG合唱団の常連さんでここ数年ずっとご一緒してきた。昨年初めて参加された3期上のソプラノの先輩がお一人、2期上のソプラノの先輩がお二人、アルトの先輩は2期上、1期上で学生時代にお世話になった方ばかりである。
時間通りに無事終了。先生はご挨拶されてお帰りになり、私たちはホールの原状復帰。先輩方にご挨拶してぶらぶらと最寄り駅まで戻った。隣で歌ったソプラノの先輩からは「今日は一緒に唄えて楽しかったわ。」と言って頂き、嬉しい限り。
車内で同期の友人や、夫や息子に「楽しかった~」と報告のLINEをするうちに乗換駅に到着。夕食当番を引き受けてくれた夫にお土産のスイーツや明日の朝食用のパンを物色して、贅沢だけれどライナーで帰宅した。快適、快適。疲れ方が全く違う。隣もいなかったし、荷物をゆっくり置いて新書の続きを読むことが出来た。
記念演奏会とOB・OG音楽祭の前日は、前泊の手配も早々に済ませてしまった。こうしてお膳立てが終われば、それに合わせて体調をキープしつつ練習についていくことになる。
夫に最寄り駅まで迎えに来てもらって、スーパーで買い物。お茶もご馳走してくれてご機嫌で帰宅した。
夕食も済ませ、さて明日からまた新しい1週間が始まる。週末は早くも6月。今年は梅雨入りが早いそうだ。体調を整えながら仕事と家事をこなしつつ、合唱の練習に参加し、ヨガで筋力もキープして憂鬱な季節を乗り切りたい。