昨日までの35度超え、40度も目前という炎暑の数日を過ごし、今朝は32,3度ということで一息つけている。それでも湿度が高くて不快指数はかなり高そうだ。とりあえず職場の空調が順調なのでとても快適である。
昨日は介護休暇を頂き、母の通院に付き添った。
直腸がん手術から2年9か月目の経過観察と採血だ。
珍しく病院がとても混雑していて採血と診察、会計だけで滞在時間たっぷり3時間半以上。その後、母を病院のロビーで待たせ、向かいにある薬局に移動して薬をもらうのに1時間近く。こんなに待ったのは初めてのことでびっくり、ぐったり。突き刺すような陽射しがジリジリと空腹の身を遅い、倒れそうだった。
それにしても病院というものは一旦待ち始めると、どんどん待ち時間が膨れてきて後ろに押してくる。そして間が悪いことは重なり、中待合に入ったと思ったら緊急の内視鏡検査の方が入ったり。会計では計算がストップされて40人以上抜かれ、とどうにもついていない1日だった。
一人だったら間違いなく文庫本を持っていくのだけれど、母の相手をするのに読むものもなく、お喋りに付き合った。
おかげさまで採血の結果は心配するほどのものは殆どなく、マーカーの上昇もないとのこと。良かった。
次回は10月。手術から丸3年を迎え、CTと大腸内視鏡の検査が入った。3年のハードルを超えれば、乳がんと違って再発のリスクは随分下がるはずだ。
とりあえずほっとして、お気に入りのカフェレストランで遅い遅いランチを摂って人心地つく。それからお世話になっているケアマネさんにご挨拶に伺って(ご不在だったので伝言だけ)、再びバスと電車を乗り継いで帰宅した。バスも渋滞でいつもより時間がかかった。月末だから仕方ないか。自分の通院もそれなりに疲れるけれど、付き添いというのは実に疲れるものである。
さて毎日新聞でちょっと気になるコラムを見つけたので、以下転載させて頂く。
※ ※ ※(転載開始)
あした元気になあれ 座席、倒していいですか=小国綾子(毎日新聞2018年7月24日 東京夕刊)
あなたは新幹線で座席を倒す前に「倒していいですか」と後ろの人に断りますか? そんなことを片っ端から聞いて回っている。
発端は実業家、堀江貴文さんのツイッター。新幹線で「席を倒していいですか?」と聞かれ、<ウゼェ。勝手に倒せや。そうやって何でもかんでも保険かけようとすんなボケ>と不快感を表すツイートをしたのが賛否両論を呼んだのだ。それを報じた記事のコメント欄を読んで、びっくり。「(断ってから倒すのが)日本人として当然のマナーだろ」なんて声まで。
実は私、これまで一度も声を掛けたことがない。相手を驚かせないようゆっくり倒すだけ。逆に、断りなく座席を倒されても平気。だから断りなく座席を倒されるのが不快な人もいるとは知らなかったのだ。ああ、ごめんなさい。
友人知人に聞いて回って、さらに驚いた。意見は見事に真っ二つ! 「声を掛ける派」は「当然のマナー」「そうしてもらえないと自分も不快」というし、「声を掛けない派」は「リクライニング設計の座席なのに許可いる?」。何、この暗くて深いミゾ。
「リクライニング問題」は日本特有ではない。特に、狭い飛行機では深刻なようで「座席を倒す時のエチケット」を説く英文サイトは山ほどある。米国の質問掲示板サイトでは「事前の声掛け」や「倒す角度」をめぐる論争も。
JR東海にも聞いてみたが、特にルールを決めているわけじゃないそうだ。座席を倒す際は「後ろの席のお客様のご様子に留意して……」あたりが公式見解。
たかが座席されど座席。どうしたもんかとネット検索していたら、こんな助言を見つけ、笑ってしまった。「声を掛けてもらわないと不快な人もいれば、逆に声を掛けられるのが不快な人もいる。相手を邪魔しないよう、口ぱくで座席を指さしながら倒す旨を伝えるといい」だって。うーん。
この手の話は、何がマナーか、という「正しさ論争」をしても、平行線をたどるだけ。むしろ「私の常識は誰かの非常識」ぐらいに理解し、互いの感じ方の違いを受け入れ、ほどほどで折り合いをつけるのが平和なんじゃないかな。
そんなわけで私は今度、新幹線に乗ったら、後ろの人に笑顔で会釈しつつ、ジワリジワリと座席を倒すってのを試してみるつもり。皆さんはどうしていますか?(統合デジタル取材センター)
(転載終了)※ ※ ※
飛行機のエコノミークラス席で食事中にいきなりググッと椅子を倒されたりすると、絶句する。せめて食事中に倒すのはやめてくださいよ、と思う。
目一杯倒されてしまうと、自分の席を倒さなければ、自分が食事をするスペースなどほぼなくなる。
なので、そういう場合には「すみません、席を戻してくださいませんか」と声に出してお願いする。いきなり押し返すのも大人げないので。
まあ、そういうやりとりがストレスだし、食事が複数回出るような長時間のフライトでは、エコノミークラスではストレスだらけで無理だろうなと思っている。
勿論、私の場合は体力的にも無理であることはいうまでもない。
お手軽なバス旅行でもそうだ。ただでさえ前が狭いのに、そこで倒されれば席を立つことすら出来ない。こういう場合は、前がいきなり倒れてきた時には一言やんわりと物申している。
今回のケースは新幹線とのこと。新幹線はバスやエコノミークラスの飛行機の座席より断然広いので、ある程度倒されても、自分が圧迫されたり席を立てなくなることはないから、黙って倒されても別に不快!というほどではない。けれど、やはりちょっと会釈してもらえればスムーズだ。私は基本新幹線で席を倒さないが、どうしてもの時は、後ろを見つつ、なんとなく会釈をして倒してもいいですか、という確認をするかな、という感じ。中庸というかなんというか、かなりどっちつかずの対応ではある。
さて、皆様はどうでしょうか。
ちなみに腰痛持ちの夫に言わせると、新幹線の座席はあまりに垂直で腰が痛んで仕方がないのでやむなく若干倒すとのこと。JRさん、ご一考お願いします。
今日は義父の33回目の祥月命日である。急遽昼前から臨時の会議で東京横断をした。
学内はまだ夏休み期間ではないし、夏だからこその業務もあれこれ、なかなか落ち着かない7月最終週である。
昨日は介護休暇を頂き、母の通院に付き添った。
直腸がん手術から2年9か月目の経過観察と採血だ。
珍しく病院がとても混雑していて採血と診察、会計だけで滞在時間たっぷり3時間半以上。その後、母を病院のロビーで待たせ、向かいにある薬局に移動して薬をもらうのに1時間近く。こんなに待ったのは初めてのことでびっくり、ぐったり。突き刺すような陽射しがジリジリと空腹の身を遅い、倒れそうだった。
それにしても病院というものは一旦待ち始めると、どんどん待ち時間が膨れてきて後ろに押してくる。そして間が悪いことは重なり、中待合に入ったと思ったら緊急の内視鏡検査の方が入ったり。会計では計算がストップされて40人以上抜かれ、とどうにもついていない1日だった。
一人だったら間違いなく文庫本を持っていくのだけれど、母の相手をするのに読むものもなく、お喋りに付き合った。
おかげさまで採血の結果は心配するほどのものは殆どなく、マーカーの上昇もないとのこと。良かった。
次回は10月。手術から丸3年を迎え、CTと大腸内視鏡の検査が入った。3年のハードルを超えれば、乳がんと違って再発のリスクは随分下がるはずだ。
とりあえずほっとして、お気に入りのカフェレストランで遅い遅いランチを摂って人心地つく。それからお世話になっているケアマネさんにご挨拶に伺って(ご不在だったので伝言だけ)、再びバスと電車を乗り継いで帰宅した。バスも渋滞でいつもより時間がかかった。月末だから仕方ないか。自分の通院もそれなりに疲れるけれど、付き添いというのは実に疲れるものである。
さて毎日新聞でちょっと気になるコラムを見つけたので、以下転載させて頂く。
※ ※ ※(転載開始)
あした元気になあれ 座席、倒していいですか=小国綾子(毎日新聞2018年7月24日 東京夕刊)
あなたは新幹線で座席を倒す前に「倒していいですか」と後ろの人に断りますか? そんなことを片っ端から聞いて回っている。
発端は実業家、堀江貴文さんのツイッター。新幹線で「席を倒していいですか?」と聞かれ、<ウゼェ。勝手に倒せや。そうやって何でもかんでも保険かけようとすんなボケ>と不快感を表すツイートをしたのが賛否両論を呼んだのだ。それを報じた記事のコメント欄を読んで、びっくり。「(断ってから倒すのが)日本人として当然のマナーだろ」なんて声まで。
実は私、これまで一度も声を掛けたことがない。相手を驚かせないようゆっくり倒すだけ。逆に、断りなく座席を倒されても平気。だから断りなく座席を倒されるのが不快な人もいるとは知らなかったのだ。ああ、ごめんなさい。
友人知人に聞いて回って、さらに驚いた。意見は見事に真っ二つ! 「声を掛ける派」は「当然のマナー」「そうしてもらえないと自分も不快」というし、「声を掛けない派」は「リクライニング設計の座席なのに許可いる?」。何、この暗くて深いミゾ。
「リクライニング問題」は日本特有ではない。特に、狭い飛行機では深刻なようで「座席を倒す時のエチケット」を説く英文サイトは山ほどある。米国の質問掲示板サイトでは「事前の声掛け」や「倒す角度」をめぐる論争も。
JR東海にも聞いてみたが、特にルールを決めているわけじゃないそうだ。座席を倒す際は「後ろの席のお客様のご様子に留意して……」あたりが公式見解。
たかが座席されど座席。どうしたもんかとネット検索していたら、こんな助言を見つけ、笑ってしまった。「声を掛けてもらわないと不快な人もいれば、逆に声を掛けられるのが不快な人もいる。相手を邪魔しないよう、口ぱくで座席を指さしながら倒す旨を伝えるといい」だって。うーん。
この手の話は、何がマナーか、という「正しさ論争」をしても、平行線をたどるだけ。むしろ「私の常識は誰かの非常識」ぐらいに理解し、互いの感じ方の違いを受け入れ、ほどほどで折り合いをつけるのが平和なんじゃないかな。
そんなわけで私は今度、新幹線に乗ったら、後ろの人に笑顔で会釈しつつ、ジワリジワリと座席を倒すってのを試してみるつもり。皆さんはどうしていますか?(統合デジタル取材センター)
(転載終了)※ ※ ※
飛行機のエコノミークラス席で食事中にいきなりググッと椅子を倒されたりすると、絶句する。せめて食事中に倒すのはやめてくださいよ、と思う。
目一杯倒されてしまうと、自分の席を倒さなければ、自分が食事をするスペースなどほぼなくなる。
なので、そういう場合には「すみません、席を戻してくださいませんか」と声に出してお願いする。いきなり押し返すのも大人げないので。
まあ、そういうやりとりがストレスだし、食事が複数回出るような長時間のフライトでは、エコノミークラスではストレスだらけで無理だろうなと思っている。
勿論、私の場合は体力的にも無理であることはいうまでもない。
お手軽なバス旅行でもそうだ。ただでさえ前が狭いのに、そこで倒されれば席を立つことすら出来ない。こういう場合は、前がいきなり倒れてきた時には一言やんわりと物申している。
今回のケースは新幹線とのこと。新幹線はバスやエコノミークラスの飛行機の座席より断然広いので、ある程度倒されても、自分が圧迫されたり席を立てなくなることはないから、黙って倒されても別に不快!というほどではない。けれど、やはりちょっと会釈してもらえればスムーズだ。私は基本新幹線で席を倒さないが、どうしてもの時は、後ろを見つつ、なんとなく会釈をして倒してもいいですか、という確認をするかな、という感じ。中庸というかなんというか、かなりどっちつかずの対応ではある。
さて、皆様はどうでしょうか。
ちなみに腰痛持ちの夫に言わせると、新幹線の座席はあまりに垂直で腰が痛んで仕方がないのでやむなく若干倒すとのこと。JRさん、ご一考お願いします。
今日は義父の33回目の祥月命日である。急遽昼前から臨時の会議で東京横断をした。
学内はまだ夏休み期間ではないし、夏だからこその業務もあれこれ、なかなか落ち着かない7月最終週である。