ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.2.6-7 エンハーツ10クール目 さらに減量6回目投与後10-11日目のこと やっと復調した・・・

2021-02-07 19:26:41 | 日記
 昨日はすっかり朝寝坊をし、遅いブランチと遅い洗濯の後は、イベントの見逃し配信を見ただけでほぼ何も出来ずじまいだった。相変わらず眩暈とふらつき、耳鳴りが残っていて、直ぐに横になりたくなる。全然しゃんとしない。
 こんな調子では電車に乗る自信がない。明日の朝になってからドタキャンでは申し訳ないので、今日午後に予約していたリフレクソロジーを治療直前の来月初に延期して頂いた。

 とはいえ、何もせず一日ソファと一体化しているのもどうよ、ということで思い切って2月入会した新しいヨガスタジオデビューした。ビギナークラスで2週間前に体験した同じクラス、同じイントラさんだったが、内容は前回と全く異なっていた。長く通った前のスタジオのようなマニュアル通りのクラスも安心だけれど、毎回違う組み立てのクラスも勉強になるし、じっくり楽しめた。

 20名の参加(定員60名だが、コロナ禍のため6割定員)だったけれど、女性ばかりで、ヨガマットが既に整然と敷いてある状況での1つ置き程度の参加者なので、全く圧迫感がなくノーストレスだった。これまでのスタジオでは、どんどんその勢力が大きくなっていた男性会員の鼻息と汗が本当に嫌だったのだなあと改めて思った。
 ラグもマットも要らないので、持参するものはウエアだけ。荷物が軽くて本当に楽。水素水ボトルもこれまでの半分以下の大きさと軽さだ。岩盤浴をしながらヨガも出来て一挙両得。じんわり身体が暖まってリラックス出来た。 

 遅く起きてただ1時間ヨガに出かけただけ。それ以外はほぼダラダラしてソファと一体化。夕食当番も夫にお任せ。ちっとも眠くならず、夜更かしした挙句お腹が空いて夫とカップ麺を頂くという体たらくな土曜日だった。

 そして今日。またも遅くまで寝ていると何も出来ない、と早めに起床。
 朝食後は先週出来なかった拭き掃除をコンプリート。ようやく復調した感じである。これなら午後からリフレも行けたかもしれないなあと思うけれど、電車に乗って出かける元気がないのは事実だったし、致し方ない。
 さすがに2週間掃除をしないと家じゅうに綿埃が目立つ。なんとか綺麗になって良かった。

 簡単ランチの後は、やさしいフローヨガのクラスに参加した。予約が要らないので、クラス開始時間の30分前から5分前までに配布する整理券をゲット出来れば、間違いなく受講出来るというのが気楽だ。これまではキャンセルが1時間前までしか出来ないので、突然仕事が忙しくなってもそれを過ぎるとペナルティで予約回数が制限されるというシステムだった。

 それぞれメリットデメリットはあるのだろうけれど、整理券がなくなることはほぼないとのこと。フルレンタルのコースにしたので身一つでも思い立って開始30分前に行ければ安泰だ。
今日のイントラさんは、フロントのGさんから年代は割と上だけれどお薦めですよ、と言われていた。なるほど、若い人とはまた違う良さがある。17名の参加者だったけれど、緩そうでいながら結構きつく、汗もじんわり。500mlのお水をしっかり飲み切った。昨日も今日も、前のスタジオでお顔を見たことのある方がいらした。乗り換え組、結構いそうである。

 終了後は夫と待ち合わせ。週末新しく駅前にオープンしたスーパーにやっと入れて(ここは夫が好きなのだけれど、当日も昨日も入店制限中だった。)、あれこれ買い物。カフェで夫にお茶をご馳走になってからアウトレットモールを冷やかして帰ってきた。相変わらずアウトレットモールの人出はどこが緊急事態宣言ですか、といった風情。

 日が長くなった。マジックアワーの雲がとても綺麗だった。今日は薄手のダウンでも汗ばむほどの暖かさだったけれど、明日はまた気温が下がるようだ。
 次の治療日まで残すところあと9日間、ようやく復調したのだから、風邪にもウィルスにも注意しつつ大切に過ごしたいと思う。

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2021.2.6 “ネクストリボン2021オンライン”視聴

2021-02-06 20:50:53 | 日記

 一昨日、2月4日に開催され“たネクストリボン2021”の見逃し配信を視聴した。
 都心の満席になったホールで小さなテーブルを出し、コートを膝に置き、隣の方に気を遣いながら肩をすぼめて小さくなってメモを取りながら聴くのではなく、自宅のPCでリラックスしながら視聴出来る有難さに改めてコロナ禍の皮肉を感じる。

 「日本はいま、生涯で2人に1人ががんになり、年間死亡者の死因の3割をがんが占める時代です。一方でがんは、治療やその後の検査を受けながら「付き合っていく病」に変わりつつあります。定年延長や女性の社会進出で、男女ともに働きながらがん治療をする人が増えています。がん対策に力を入れる企業、働き方改革やダイバーシティー推進、健康経営を積極推進する企業の事例をご紹介 しながら、課題も共有します。そして、誰もがともに働ける社会のあり方について議論していきます。」というイベント全体の触れ込みは昨年と同じだ。

 「がんとともに働く」「がんとともに生きる、寄り添う」をテーマに、初めてオンラインで開催されるイベントは例年通り2部制だ。ホットな悪性リンパ腫サバイバー、フリーアナウンサー・笠井信輔さんと、ベテラン精巣がんサバイバー、朝日新聞・上野創さんが進行役だ。

 1部は2時間強のシンポジウム 「コロナ禍におけるがんとの共生を考える」。
 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター長 国際診療部長の大曲貴夫先生と、日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授の勝俣範之先生の鼎談。コメンテーターは朝日新聞の辻外記子さん。

 コロナ禍の中でどのようにがんと向き合い共生していくのか、がんや感染症の専門医をお招きし、視聴者が知りたい情報を発信。また企業と社員それぞれの視点からがんと就労に関する様々なご意見をうかがい、がんになっても働き続けられる社会の実現を目指しますというもの。

 大曲先生はリモート出演で、勝俣先生と辻さんがアクリル板を間にお話しされる。
 お二人のお話を伺いながら、化学療法中のがん患者だからといってコロナウィルスを必要以上に怖がることなく、正しい情報をきちんとキャッチして、正しく恐れることが必要だと改めて思う。そして、この状況でも変わりなく新しい治療が続けられてきた今の環境を改めて有難く噛み締める。大貫先生からは、今出来ることをきちんとこなしていければ、必ず終わりは来る、乗り切れるという心強い言葉を頂いた。

 続くパネルディスカッションは「徹底解剖、がんとコロナのリアル」と称して、引き続き勝俣先生と認定NPO法人マギーズ東京共同代表、一般社団法人CancerX共同発起人・理事の鈴木美穂さんと、電話健康相談サービス会社社員、一般社団法人がんチャレンジャー代表理事の花木裕介さんがご登壇。コメンテーターは進行役も務める上野創さん。

 日々患者と接する医師、感染症の予防対策・新しい働き方への対応を求められている会社、がんとコロナ、2つの不安を抱えながら働いているがん患者。オンラインがベースとなりコミュニケーションが希薄になっている現在、お互いが抱えている不安や疑問を共有し、それらをどう解決していくか考える機会を目指すというもの。

 鈴木さんは乳がん罹患後、マギーズセンター東京を立ち上げた方だけれど、あなたは決して一人じゃない、いつでも私たちが待っていますという、まっすぐな呼びかけが心に迫った。マギーズセンター東京はコロナ禍にあってオンラインで様々なイベントや相談事業等も行っているという。一度訪れてみたいと思いつつ、都内とはいえ、我が家からは2時間はかかるであろうこの場所に、直接出向かずともオンラインでも繋がれることを確認し、心強く思った。
 花木さんの「寄り添い方ハンドブック」を早々に取り寄せ、頷きながら拝読してからかなりの時間が過ぎた。コロナ禍で活動が制限されてご苦労なさっていることにも心が痛んだ。

 1部最後は対談 「新しい働き方とがん対策」。一歩進んだ取り組みやがん就労サポートプログラムに取り組む企業、またコロナ禍の中で働き方改革を推進し、「がん」に限らず病気になっても柔軟に働ける先進企業事例を紹介するというもの。
 サッポロホールディングス株式会社取締役福原真弓さんが登壇された。聞き手はハフポスト日本版編集長の竹下隆一郎さん。“Can Stars”という社内コミュニティ活動がいいな、と思った。私の職場でも複数の患者がいる(小耳にはさむだけでも、だ。)けれど、こうした活動の立ち上げには旗振り役が必要だし、職場サイドの後押しが欠かせないものだ。がん罹患=退職ではない、ということを強く発信してほしい。

 以上、2時間強はまさにてんこ盛りの内容。
 続いて、リアルの参加だったら多分諦めて、帰宅の途に就いた筈の2部は1時間弱。
 トーク&ライブ「がんとともに生きる、寄り添う」がテーマで、フリーアナウンサー・笠井信輔さんご夫妻をお招きし、家族でどのようにがんと向き合ったのか語って頂くというもの。聞き手は昨年も司会をされた大腸がんサバイバーの原元美紀さん。

 前半15分ほど、キャンペーンソング「幸せはここに」を歌う木山裕策さん(17年前36歳で甲状腺がんに罹患し、39歳で歌手に。2019年までは歌手と会社員の二足の草鞋を履いていたが、現在は講演活動と歌手活動に特化されている。)によるネクストリボンライブがあった。何気ない日常がどれだけ大切なのか、を切々と歌い上げる木山さんの姿に皆元気をもらっただろう。
 コロナ禍により、私たちサバイバーだけでなく、健康な方たちも改めて、当たり前だと思っていた何気ない日常の有難さを痛感することになったわけで、まさに時期にマッチした内容である。

 笠井さんの闘病については色々なサイトで何となく読んではいたけれど、奥様と息子さんたちの接し方が改めて凄いなと思った。奥様はお母様を大腸がんで亡くされているが、その時は「諦めた」、でも今回は「大丈夫」と思ってのスタートだったという言葉が印象的だった。

 1部、2部を通して3時間15分という長さは、自宅でリラックスしながら(半ばソファで寝っ転がって)の視聴でもかなりしんどく、消耗した。リアルでの参加は前半だけが精々だなと思う。改めて見逃し配信があって有難かった。

 それにしても今回はなかなかエンハーツの副作用から復調しない。食欲はすっかり戻ったが、ふらつきがなかなか取れない。ずっとしゃんと姿勢を正していられず、すぐに横になりたくなる。これも副作用の倦怠感、疲れやすさなのかどうか。
 立ったり座ったりすると耳鳴りや眩暈もある。起立性低血圧なのか。カイトリルもエルカルチンはいつも通り飲み終えた。今朝からは全ての副作用止めがなくなっていつものミヤBM、コデイン、タケプロンだけになっている。

 とはいえ、不調の中でも先週は月曜日から金曜日まで在宅勤務も含めて出勤後、夕飯の支度が出来た。これは治療翌週の私としては快挙(一般の主婦の方からすればかなりレベルが低いだろうが)だ。

 昨夜は夫と息子がZoomでリモート飲み会をしていたけれど、私は参加せず、ソファで横になっていたら、それを見た息子が大英博物館のミイラのようだと言ったとか。

 乾燥したお天気の良い日が続いている。洗濯をするのが気持ちいい。緊急事態宣言下なかなかお出かけは出来ないけれど、何気ない日常に感謝しながら日々を過ごしている。
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2021.2.4 春一番、16年生存率100%! “ネクストリボン2021”にちょっぴり参加したものの・・・

2021-02-04 20:39:33 | 日記
 今日、2月4日、ワールドキャンサーデーは、私が16年前、2005年に初発の温存手術をした日である。
 期せずしてサバイバーとなって、“もう”16年なのか、“まだ”16年なのか正直よくわからない。再発後、エンドレスで本格的な治療が始まったのはその3年後だが、長かったといえば長かったし、常に必死だったからあっという間といえばあっという間であるともいえる。

 今日は、今年はどうかしらと気になっていた“ネクストリボン2021”がオンライン開催と知り、有難いこと、と申し込んだイベント当日である。
「がんとともに働く」「がんとともに生きる、寄り添う」をテーマに初めてオンラインで開催されるのだ。

 このイベント、2017年1月にキックオフ、第1回目が開催され、今回で5回目になる。
 第1回目はカドサイラ中止とジェムザール開始前の合間で参加が叶った。得るものが多かったので翌年も応募し、運良く招待状を頂いた。だが2018年から2月4日の開催となり、当時はゼローダの副作用も酷く出ており、インフルエンザが流行っていて人混みに行くのは・・・と参加を断念した。

 2019年も同じ立春開催だったが、平日で休暇が取れそうになかったし、咳や息切れ等の体調不良もあり、応募しなかった。去年2020年はギリギリコロナ禍前で、終日休暇が取れて都心まで出向いて参加した(1部のみ参加だったけれど、体力見合いで往復時間をプラスすると1日がかりだった。)。2,000人もの応募者があり、抽選だったから参加出来たのはラッキーだったと記憶している。

 今年は会議のため午後丸々休暇が取れなかったので、リアルタイムでシンポジウムやパネルディスカッション満載の1部からの視聴は叶わなかった。親切なことにリマインドメールが来て、明日は見逃し配信があると知った。イベントの内容については視聴後に改めて記事にしたいと思う。

 午後一の会議が思いのほか早く終わり、体調もいまひとつ優れなかったので2時間早退して帰宅した。そうすれば2部のトーク&ライブだけでもリアルタイムで試聴出来ると思って。

 エンハーツの副作用であるきつい吐き気がようやく収まってきて、食欲が戻ってきた。俄然空腹である。胃の痛みも落ち着いてきた。
 ただ昨日あたりから、立っていても座っていても頭を上げているとふらふらする。血圧もパルスオキシメータでの酸素飽和度も問題なし。けれど、身体をまっすぐに起こしていると、直ぐに横になりたくなる。

 帰宅後にノートパソコンをセットしてリアルタイムで2部の視聴を始めたが、気が付いたらソファと一体化して眠ってしまっていた。やはりまだ本調子ではないのだ。中途半端なことをしないで、明日ちゃんと見逃し配信を通しで試聴しよう。

 さて、私自身は初発から16年、再発から13年。色々あったけれど、職場や家族のサポートのおかげでフルタイムの仕事を続けさせて頂いてきた。目標としていた定年まであと1年余り。その後の継続雇用については、今のところ全く考えていない。定年後に、もしまだ時間が与えられているとするならば、あとはこれまで仕事を続けてきたからこそ叶わなかったことに時間を割けたらいいなと思っている。

 願わくば、職場の若い人たちが「そういえば○○さんは再発がんの治療しながら普通に定年まで働いていたな、だからがんになっても辞めることはないし、働き続けることが出来るんだな」と記憶のどこかにでも残してくれたら・・・と思いつつ(実際に口に出して言っているわけではない。)、今の職場にしがみついているのが現状だ。

 今日は大事を取って早めに休もう。コロナ禍になってから以前より夜更かし傾向になっている。明日は在宅勤務だ。胃の痛みも軽減し、食事もしっかり摂れるようになったのだから、しっかり休めばこの正体不明のふわふわふらふら感も払拭できるだろう。これからは登り調子の筈だ。週末土日は少し好きなことも家事も出来るだろうと期待したい。

 今年は生まれて初めての、立春ではない2月4日。サバイバー仲間入り記念日だった。
 関東地方では観測史上最速で春一番が吹いたという。16年生存率100%、春の暖かな日差しが待ち遠しい一日だった。
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2021.2.3 エンハーツ10クールさらに6割減量6回目 1週間後のこと 胃が痛い・・・

2021-02-03 20:14:38 | 日記
 昨夜は寝る間際になって豆まき行事を慣行した。夫が「いつも撒く人ばかりでなく、たまには鬼役をやってみたら?貴女の方があっているから」等と失礼なことを言ってくるが、断固としてスルーである。悔しいので豆をしっかりぶつけて差し上げる。

 挙句の果ては赤鬼のお面を被った写真を家族ラインに「ママの方が板についていると思うけど・・・」などとコメント付きで送って、息子からは「お母さんのことを『鬼』でなく『鬼婆』なんて言っちゃだめだよ」といきなり息子得意の、話に尾ひれをつけるパターンのやりとりに、二人で朝から盛り上がっている。

 そんなことをものともせず、今日は立春。長年刷り込まれた“立春は2月4日”という思いが邪魔をしているが、なるほど外の日差しは随分柔らかく春が近づいてきたことを感じさせるようだ。コロナ禍でも季節はちゃんと巡ってくるのだなあ、としみじみ。
 立春―というより2月4日―は私にとって忘れられない日なのである。それはまた後日。

 さて、夫は1時間遅い出になってから、なかなか朝、今までの時間に起きられなくなってきているらしい。目覚ましをかけてもまた寝直してしまっている。私も夫がいるとどうも体内時計のペースが狂って「〇時〇分には◎◎」というタスクがパンクチュアルにいっていない。

 それにしても胃が痛い。昨夕から寝るまでずっと苦虫を噛み潰したような仏頂面でいたが、今朝は胃の痛みで目が覚めた。見れば睡眠時間4時間ほどだから、せめてあと1時間から2時間は眠りたいところなのだけれど。
 お腹が空いても痛い、食べた後もまた活動し始めて痛い。胃が存在感を発揮して、ここにあり、という鈍痛が続いている。
 ようやく吐き気が収まってきたら、これである。なんとも滅入る。どこか痛んだり、不調だったりすることなく起きることは出来ないものか。救いなのは、今クールは腸はすこぶる調子がよく、便秘も下痢もしていないこと。

 朝は久しぶりにほぼ普段通りの朝食が摂れた(青汁は相変わらずパス)が、あれほど丈夫だった(夫には鉄面皮ならぬ鉄の胃袋と言われていた。)胃はどこへ、と言った感じだ。
タケプロンを飲んでもダメなようである。

 夫は、若い頃から酷い胃痛持ちだったが、私が毎日免疫力アップの赤いヨーグルトドリンクを飲んでいると同様、胃に良いという青いヨーグルトドリンクを欠かさず飲むようになってからすっかり快調のようで、ここ7,8年「胃が痛い」という言葉を発しなくなり、家の中でよく喋るようになった。無口な人だと喜んでいたのは胃痛のせいだったらしい(個人的な趣味からいえば、お喋りな男性は苦手な方である。)。とにかく「今日も元気だ、ご飯がうまい」人に見事大変身したのである。

 私に一日に青と赤と2本飲むべきだと言うが、ただでさえ1本飲むのも大変なのに、果たしてどうか。朝1本、夜1本で試してみたらいいだろうか。
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2021.2.1-.2 エンハーツ10クール目 さらに減量6回目投与後5-6日目のこと 2月は始まったけれど

2021-02-02 20:27:54 | 日記

 月曜日。今日から2月。
 出勤だからやっとのことで起きたものの、なんといっても身体が重い。胃が重く、食欲もない。朝食にはロールケーキ一切れといちご、りんご、キウイ、ぽんかんをひとかけずつ。あの小さなヤクルト1本が飲み切れず。ヨーグルトとはちみつ紅茶だけお腹に入れた。

 時差出勤の夫に見送られてなんとか出勤したけれど、相変わらず体調が悪い。足元がふらふらふわふわして全く力が入らない。出来れば、気合で仕事をこなして、目途が付いたら午後から休暇を取って横になりたいと思っていた。ところが、そうは問屋が卸さず、あれこれと飛び込み案件も出てきて、帰るどころではなくなった。

 空腹だと胃が痛むので昼食を抜くわけにもいかず、かといって学外では一番近いカフェでモソモソするホットドッグも無理かな、ということでスープだけ飲みに駅前のファストフードまで出かけた。駅までの道のりがいつになく遠く感じる。食欲はないけれど、とにかく何も食べないのでは力が出ない。

 午後もあれやこれやと追いまくられ、帰宅する頃には這う這うの体で文字通り家の中になだれ込んだ。
 夫が時差勤務中なので帰宅も1時間遅いのがせめても・・・で、帰宅後夕飯の支度を始めるまでに1時間の余裕が出来た。そうでないと、私と帰宅時間が30分も違わないので、着替えて一服しているうちに「ただいま~」と帰ってきてしまい、夕飯の支度どころではない。

 けれど、さすがに遠距離通勤で都心から帰ってくる夫に作らせるのもどうよ、ということで菜の花の辛し和えと中華スープの準備をし、ご飯を研いで後は冷凍餃子を焼くだけにして、着替えてリビングで横になったら、そのまま気絶。気づいたら30分以上経過していた。

 あと30分くらいで帰宅かしら、とご飯のスイッチを入れたら、ほどなくして帰宅した。夫は帰宅後すぐに夕食にありつけるとは思っていなかった(自分が作るつもりでいた)ようだ。こちらはまだ本調子ではないし、食欲もイマイチ。ただ一緒に食卓を囲むということも大切なのかもしれない。

 食後はまた倒れ込むようにしてリビングへ。食べたばかりで全然消化せず、お腹がもたもたしているのにそのまま眠ってしまった。気づけば夫も隣で寝ていた。既に日付が変わりそうな時間だ。よくまあ二人そろって食後のお夕寝3時間以上もしたことよ、である。
 下からのホットカーペットと上からの暖房にダブルで燻された感じで喉が渇き、水分補給。さすがにこれだけ長時間眠っていたので、すぐまた入浴して眠るという気分にもならず、どうでもいいテレビ番組をなんとなく視てからベッドに入った。

 それでも3時間の睡眠は身体が欲していたのだろう。最悪の体調を少しだけ引き上げてくれたようだ。底は脱したといえるか。気持ち悪さが少しだけ軽減している感じなのか、無口だったのがベッドに入る頃にはお喋りするようになった、と言うのは夫の弁。とはいえ就寝時にミントのスプレーをシュッシュするのは欠かせない。

 火曜日。
 今年は124年ぶりに2月3日が節分でない日なのだそうだ。立春が2月3日とはどうにもピンとこない。
 我が家では豆まきが数少ない季節行事になっていたが、主役だった息子が巣立って2人になってからも夫が鬼、私が撒く役を仰せつかってきた。今日は夫が夕方歯科で切開をする予定で、夕食は治療後3時間も取れないらしいから、とても鬼の役は無理だし、そもそもちゃんとした夕飯も要らないということだった。

 朝食は久しぶりに小さなパンを温めて紅茶と一緒にお腹に入れる。青汁はもってのほかだけれど、バナナスムージーは飲めたし、いちご、りんご、ぽんかんも一かけらずつ摘まめた。
1時間遅い出勤の夫を送り出してから在宅勤務スタート。当初終日在宅の予定だったが、午後から急にリアル会議が招集され、出勤せざるを得なくなった。いまだに身体がちゃんとしない。明日でエンハーツ投与後1週間。そろそろこの不調、勘弁してほしいのだけれど。

 朝のうちは雨で、予報では横殴りの荒天ということだったけれど、思いのほか早く回復し、陽射しが溢れる良いお天気になったので洗濯までしてしまった。
 お昼はレンチンのカレーをお腹に入れて、外に出てみたらあまりに風が温かくびっくりした。
 出勤すると、片付けた筈の机の上がまた書類で一杯。はあ、思わずため息が出る。年度替わりまで残り2ケ月の2月だから繁忙期であるには違いないが、とにかく一つ片づけると次から次へと仕事が舞い込んでくる。

 日が大分長くなった。帰途マジックアワーの空が見られるのが嬉しい。よれよれになりながら帰宅すると、家の電気が点いていた。歯科クリニックでは、腫れが退いて切開を免れ次回3か月後の経過観察になったそうだ。こちらはすっかり夕飯の支度をしないでよいつもりでいたから、あらら、という感じ。

 洗濯物を片付けて、ひとまず休憩。緊急事態宣言は10都府県であと1か月延長とのこと。
 夫は、夕飯が食べられない筈だったから、お昼はガッツリ食事したから大丈夫とのこと。それに甘えてまたしても手抜きの夕食を食卓に並べることになった。
 明日こそ、まともな夕飯を一緒に楽しみたいものである。


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