月曜日。早くも如月が折り返しを過ぎた。この調子で2月は“逃げて“いくのだろう。
朝から本降りの雨だ。昼過ぎには風も強く一番酷い降りになるから、レインコートや長靴が必要だと天気予報が告げている。ちょっとブルーな1週間の始まりになった。
雨の中出勤すると、やはり室内は冷え冷えとしている。在宅勤務の職員もそこそこいるので、人口密度も低く、人熱によって暖かくもならない感じだ。相変わらずドアは全開、大きな換気扇が回り、窓を開けてブラインドを降ろしていて、暗い。顔を上げても外が見えない。それでも静かなので仕事は捗る。
昼当番の間も窓口に来る学生は殆どいなかったし、電話が頻繁に鳴ることもなかった。外は土砂降り。横殴りの雨である。既に生協食堂はクローズだし、止む無く外に出た。大きな傘を差してもびしょ濡れ。温かいスープが飲みたいと、中華食堂で野菜タップリの湯麵を頂いた。帰路は雨が止んでおり、ほっとした。
夕方近くにはすっかり天気が好転し、虹が架かったという。残念ながらブラインドを降ろした事務室内からは外が欠片すら見えない。
定時に仕事を終えて、丁度良い時間に始まる観たい映画があったので、映画館へ向かった。西川美和脚本・監督、役所広司主演の「すばらしき世界」だ。
“この世界は生きづらく、あたたかい”というキャッチコピー。2時間ちょっとの間、ひと時も目が離せなかった。人生の大半を刑務所で過ごした殺人犯・主人公三上の一挙手一投足、ジェットコースターのようにコロコロと変わるその喜怒哀楽の豊かさに目を見張り、極道の妻役・キムラ緑子さんやケースワーカー役・北村有起哉さんの台詞に心をわしづかみにされ・・・ラストシーンにはまさか、そんな・・・と息を呑んだ。
その余韻にちょっと茫然としながら、雨上がりでしっとりとした道を歩き、空を見上げて銀色に輝く三日月の美しさを愛でながら帰途に就いた。
火曜日。在宅勤務。昨日と打って変わって、朝から陽射し溢れる良いお天気だ。夫を送り出して洗濯物をベランダ一杯に干し上げる。
こうして元気に過ごせるのも哀しいかな、今日が最後。
仕事を終えた後にはヨガスタジオに向かい、骨盤コンディショニングのクラスに参加した。フロントのGさんから、骨盤系のクラスは結構キツイと言われていたけれど、一番体調の良い日に参加出来ないとなると今後参加することはないだろうし、とりあえずお試しで、と。
なるほど寝ポ-ズではあったが、ひたすらお尻の筋トレ。ビフォ-アフターで股関節のチェックをした。終始結構きつい動きではあったけれど、45分のレッスンだったので、助かった。たっぷり汗をかいてリフレッシュ出来た。明日からは少なくとも10日間はヨガスタジオに通える体調ではなくなる。シャワーを浴びてさっぱりした後は、駅前で夫と合流してヨガウエアとお泊りセットを交換し、病院最寄り駅まで向かった。
3週間前も同様だったけれど、緊急事態宣言中、この時間では既にどこの飲食店もクローズで食事を摂ることが出来ない。夕食はコンビニで調達したものをチェックインした部屋で頂くしかないが、次回3週間後は緊急事態宣言が解除されているだろうか。
とにもかくにも明日は11クール目のエンハーツ治療である。頑張ろう。
朝から本降りの雨だ。昼過ぎには風も強く一番酷い降りになるから、レインコートや長靴が必要だと天気予報が告げている。ちょっとブルーな1週間の始まりになった。
雨の中出勤すると、やはり室内は冷え冷えとしている。在宅勤務の職員もそこそこいるので、人口密度も低く、人熱によって暖かくもならない感じだ。相変わらずドアは全開、大きな換気扇が回り、窓を開けてブラインドを降ろしていて、暗い。顔を上げても外が見えない。それでも静かなので仕事は捗る。
昼当番の間も窓口に来る学生は殆どいなかったし、電話が頻繁に鳴ることもなかった。外は土砂降り。横殴りの雨である。既に生協食堂はクローズだし、止む無く外に出た。大きな傘を差してもびしょ濡れ。温かいスープが飲みたいと、中華食堂で野菜タップリの湯麵を頂いた。帰路は雨が止んでおり、ほっとした。
夕方近くにはすっかり天気が好転し、虹が架かったという。残念ながらブラインドを降ろした事務室内からは外が欠片すら見えない。
定時に仕事を終えて、丁度良い時間に始まる観たい映画があったので、映画館へ向かった。西川美和脚本・監督、役所広司主演の「すばらしき世界」だ。
“この世界は生きづらく、あたたかい”というキャッチコピー。2時間ちょっとの間、ひと時も目が離せなかった。人生の大半を刑務所で過ごした殺人犯・主人公三上の一挙手一投足、ジェットコースターのようにコロコロと変わるその喜怒哀楽の豊かさに目を見張り、極道の妻役・キムラ緑子さんやケースワーカー役・北村有起哉さんの台詞に心をわしづかみにされ・・・ラストシーンにはまさか、そんな・・・と息を呑んだ。
その余韻にちょっと茫然としながら、雨上がりでしっとりとした道を歩き、空を見上げて銀色に輝く三日月の美しさを愛でながら帰途に就いた。
火曜日。在宅勤務。昨日と打って変わって、朝から陽射し溢れる良いお天気だ。夫を送り出して洗濯物をベランダ一杯に干し上げる。
こうして元気に過ごせるのも哀しいかな、今日が最後。
仕事を終えた後にはヨガスタジオに向かい、骨盤コンディショニングのクラスに参加した。フロントのGさんから、骨盤系のクラスは結構キツイと言われていたけれど、一番体調の良い日に参加出来ないとなると今後参加することはないだろうし、とりあえずお試しで、と。
なるほど寝ポ-ズではあったが、ひたすらお尻の筋トレ。ビフォ-アフターで股関節のチェックをした。終始結構きつい動きではあったけれど、45分のレッスンだったので、助かった。たっぷり汗をかいてリフレッシュ出来た。明日からは少なくとも10日間はヨガスタジオに通える体調ではなくなる。シャワーを浴びてさっぱりした後は、駅前で夫と合流してヨガウエアとお泊りセットを交換し、病院最寄り駅まで向かった。
3週間前も同様だったけれど、緊急事態宣言中、この時間では既にどこの飲食店もクローズで食事を摂ることが出来ない。夕食はコンビニで調達したものをチェックインした部屋で頂くしかないが、次回3週間後は緊急事態宣言が解除されているだろうか。
とにもかくにも明日は11クール目のエンハーツ治療である。頑張ろう。