インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

紅白戦 後編

2008年09月10日 | 歴史
指導陣から見ると、とても観賞に耐えない試合なのですが、当の塾生達は全くお構いなし。
日頃教えている事も、さっき注意したばかりの事も、綺麗さっぱりすっかり忘れて野球を楽しみます。

まあ、それが本来の野球なんですけどね・・・
決して間違った考え方では無いんだけどね・・・


自信たっぷりに構えるタンタン。

この根拠の無い自信はどこから来るんだろう?
ひょっとして過去のプチベースでの良い記憶が残っているのかしら?

それでもタンタン。
この日は自ら志願してセカンドを守り、下手な塾生が打ったセカンドゴロを見事にさばいて一塁でアウトにしましたよ。
はい、勿論ボールも公式試合で使われているボールでです。
本人は物凄い自信になった事でしょうね。


タンタンとは逆に全く自信無さそうにバットを振るイクラ。

イクラは客観的に自分を見る事ができている様子。
確かにこのスイングで自信を持たれても困りますね。


Qooのジャストミート。

流し打ち?
いや、どうやら振り遅れの様子です。


とんでもないボールに手を出すローリー。

海外では日本人テニスプレーヤが活躍している様子ですが。
エア・ケイならぬエア・ローリー?
でもね、テニスと違って野球は何でもかんでも打たなくて良いのよ。


続いてエア・ジェッター。

だから見逃せって・・・
流行か?


さすがにバージルのバッティングは腰が入っていますね。

この辺りの塾生が打たないと試合になりませんからね。
両軍ノーヒットで30対29なんて試合もなぁ・・・・


タカのジャストミート。

ど真ん中を真っ芯で捉えるタカ。
まったくボールを見て無いように見えるんだけど、気のせい?


この日スイングが変わったと自ら宣言したアチャモ。

おいっ!
どこがどう変わったんじゃ?

1度や2度できたからと言って、自分の物になってなければ以前と同じ。
もっと素振りを繰り返して、きっちりと自分のフォームを固めなさい。


タチャモの一撃。

しっかりと踏み込んで、完璧にバットで捉えていますよ。
打球は右中間を真っ二つ。
プチ塾生として、この日初めての長打を記録しました。
お見事っ!


もっととんでもない試合になるかと思っていたけど。

意外と相手に点をやらないシーソーゲームとなりました。
お互いに走者を許すものの、肝心な所を締めて最終回まで5対3。

この回さえ乗り切ればグー組の逃げ切りだったのですが。
エラーから二死満塁のピンチを迎えます。
粘るパー組。

ここでキャプテンが起死回生の同点タイムリー。
両軍の歓声と悲鳴が響く中、慌てたグー組は痛恨の悪送球。
サードに送られたボールがショートバウンドして一塁ランナーまでもがホームイン。
劇的なサヨナラーゲームとなりました。


僕のせいだ・・・・

サードで送球を後ろに逸らしたハットリくん。
試合後の挨拶の時には大粒の涙が止め処無く流れます。

たかが紅白戦。
けれど塾生達は常に真剣にプレーをしているのです。