プチ塾生達がダイヤモンドを広く使って練習している頃。
下手な塾生達はグラウンドの隅っこでバント練習を行いました。
バント練習するぞ~
呼びかける指導陣に対して。
おい、バンドの練習だってよ、バンドだバンド♪
ん?
何か違うぞ。
バンドでは無くてバントよ、解る?
○ バント → Bunt → バットをスイングしないで、ボールが緩く内野を転がるように意識的にミートする行為。
× バンド → Band → 腰の周りに巻くベルト、音楽を演奏する団体、物理量における区間(波長数)など。
単語は曖昧にしないで、正しい発音をきちんと覚えるように。
滅多にバント練習をしない平成塾。
塾生達がどの程度できるのか試してみます。
恐る恐るバットを構えていますが。
これなどはまだ良い方でございます。
こんな時も膝が曲がらないペペ。
なんだろね?
ペペの膝にはロックが付いてるのかしらん?
バントは膝でする物だから、膝が堅いと絶対に出来ないよ。
業を煮やしてお手本を見せる吉澤コーチ。
高校野球経験者は、さすがにバントが上手いですね。
いとも簡単にボールの勢いを殺します。
お陰で少し構えが良くなりました♪
そうそう、そうやってバット越にボールを見てね。
後は膝でボールを追い駆けるだけよ。
わりかし吸収が早い下手な塾生達。
先程とは構えが別人になりましたよ。
それでも・・・
ボールがバットの遥か上を通過するシリュウ。
倒れてきたタンスを支えているかのようなソルト。
お前はいったい何をしようとしてるんじゃ?
綺麗に目の前をボールが通過するタンタン。
ひとつ質問があるんだけど。
君達、目は開けていますか?
塾生達のプレーにキレた服部コーチ。
いいかお前らっ
よく聞けっ
このバットがいくらすると思ってるんだっ
こんな高いバットを買ってやったのに。
全く役に立ってない我が家の息子をどう思う?
おいっ 聞いてるのか?
本日は平成塾の宝物、低学年の練習風景を覗いてみましょう♪
とかく少年野球チームは上級生に注目が集まりますが、この低学年がしっかりと楽しく練習できているかがとても重要なのです。
今の内に基本を身に付けて欲しい所ですが、それには何よりも野球を楽しいと思わせる事。
後にも先にもこれに限りますね。
まずは2年生のカジツ。
7月に交通事故に遭ってから、ちょっとフォームが乱れています。
以前のように肘が使えなくなりました。
事故で肩を打撲した影響でしょうか?
ここは時間をかけて直して行くしか無いですね。
同じく2年生、覚えの早い韋駄天ソウシ。
投げる時のグローブの畳み方を覚えました。
お陰で回転軸が安定して来ましたよ。
肘も高い所からしっかりと前に出ています。
これなら肩も肘も壊しそうにありませんね。
同じ2年生とは思えないフォームのミニアサ。
とっても大きなフォームから豪快に投げ込みます。
このまま綺麗なフォームでいてくれたら、筋肉が付いた時にはとんでもない選手になるかも知れませんよ。
目先に囚われず、大きく大きく育てたいですね。
こちらも2年生、きっちりと軸足に体重が乗るダイキ。
タメもできて、肘が高い所からしっかりと前に出ています。
ボールを長く持っているのも理想的ですね。
上のクラスでも充分に通用する所まで来ていると思いますよ。
後は本人の覚悟しだいですね。
2年生の中で最も俊足のペッパー。
なんとかこの俊足を活かしたいんだけどなぁ。
投げる時の右手の使い方はまさに理想的なのですが。
左手の使い方がなってませんなぁ。
もうちょっと畳めると、フォームも球筋も安定して来るんだけど。
3年生のコモモ。
女の子とは思えない投球フォームです。
下手したら兄貴よりフォームが綺麗なんじゃないのか?
腕もしっかりと振り切れていますよ。
度胸も据わっているし、まずいぞソルト。
さあ低学年の中ではリーダー的存在のチュートン。
って言うか、そろそろリーダーシップを持って貰いたいチュートン。
コモモやジミーと同じ3年生ですが、平成塾では丸3年目ですからね。
早く上のクラスに落ち着いてくれないかしらん。
さあ今日の上級生達はグラウンドの端っこでバント練習。
いつもは上級生達に使われているダイヤモンドが空きました。
低学年が思う存分使う事が出来ますよ。
実戦形式のシートバッティングを行います。
最近では低学年もしっかりバットを振れるようになって来ましたね。
ダイキの鋭いスイング。
なにこれ?
しっかりとボールを捉えているじゃん。
まるで高校野球の写真を見ているみたいですよ。
ソウシも上級生と練習する機会が多いせいか。
打席では自信に満ち溢れた態度になって来ました。
なんか、今にも打ちそうって構えですね。
ボールに当てさえすればヒットになるペッパー。
イチロー並みの俊足です。
内野手が普通にボールを処理していたら、ペッパーは悠々と一塁を駆け抜けてしまいますよ。
どっしりと構えるミニアサ。
西武ライオンズのおかわり君を彷彿させますね。
まだまだスイングスピードがありませんが、この塾生が高学年になった時には平成塾に久し振りのホームランバッターが生まれそうな気がします。
最も自然体で打席に入るジミー。
ジミーもまだ3年生。
過去の経験から、こんな子供が突然変異を遂げるのです。
力まず、欲も無く、何気無くプレーしているように見えるのですが。
ある日突然大きく進化したりするんですよ。
こちら、欲が出て来たコモモ。
そろそろボールを遠くへ運ぶ快感が解って来たかな?
思い切りボールを叩こうとしているのが分かりますね。
さあ、平成塾の低学年ラインナップ。
まずは順調に育ってくれていますね。
そろそろ皆に欲や理想が芽生えて来る時期。
誰がどんな選手になって行くのか、指導陣もとっても楽しみです。
雨でグラウンドが使えなかった日。
急遽区民センターの一室を借りて、高学年を対象に野球教室を開催しました。
早くから来て、自分達で机の準備をします。
塾生達は、教わる姿勢と言うのがきちんと身に付いていますね。
適当に座る塾生達。
あれ?
ユースケ嫌われているのか?^^
偶然です。
大体の塾生達が揃った所で、机上訓練を開始します。
この机上訓練、子供たちに非常に有効である事は、過去の実績から見ても明らかです。
試合の中に出て来るシチュエーションを想像させます。
そのひとつひとつをじっくりと考えさせるんですね。
その時の理想の結果と、最悪の結果を守備と攻撃側から考えさせます。
意外と単純な事を見落としているケースが沢山ありますよ。
真剣に聞く塾生達。
初回、無死一塁のケースで、攻撃側の理想は?
はい、走者を二塁に送る事です。
違います。
なんとなく行っていたプレーの意味が理解できて来ます。
最低限でもやらなくてはいけない事。
絶対にやってはならない事。
あの時、怒られた理由が今頃解って来ました。
自分達の野球って、こんなにレベルが低かったのか。
色んなシチュエーションで、思いつくプレーを全て言わせてみます。
色んな答えが出されますが、それでも全てを言い当てられない塾生達。
次に2つのグループに分けて戦わせてみました。
あるシチュエーションを前提に、攻撃側と守備側で何をするかを考えます。
自分達の理想の形にする為には、どうすれば良いかを話し合いますよ。
こんなに真剣に野球を考えたのは初めて。
作戦だけはかなり高度な戦術展開をする塾生達。
ここで、次の塁を狙うと見せかけて・・・
バッターはバスターから三塁側に・・・
恐らく相手チームはこんな事をしたいだろうから。
それを防ぐフォーメーションは・・・
セカンドが守っている位置が重要だな・・・
あーでもない、こーでもない・・・
おい、結論は出たのか?
いえ、まだです。
お前ら試合中に会議をするつもりか?
さっさと決めろ。
で、とんでも無い回答をすると、こんな目に遭います。
机上訓練とは言え、罰則はしっかりと体育会系の平成塾。
自分達の考えたフォーメーションを発表します。
ここで気をつけなくてはならない事は、1点を守りに行って大量点を相手に与えてしまう事。
そうならないように、大怪我をしない為のフォーメーションとは。
続いて攻撃側が作戦を発表します。
相手のフォーメーションに応じて作戦を立てられるので、本来は攻撃側が有利なんですけどね。
しっかりと野球の考え方を教えてあげました。
流れを自分達の物にする為に、やってはならない事ややらなくてはいけない事。
更には走者が出た時の考え方などを学習しましたよ。
午後からは有志達で練習をします。
公園なので、使うボールは柔らかいボールが中心。
こちらは投球練習を行う投手陣。
午前中の机上訓練で、自分達に何を求められているのか理解できたようです。
こちらは野手陣。
後ろに上がったフライを追う練習をします。
前のフライは簡単なのに、後ろのフライってどうしてこんなに難しいんだろ。
俺はどっちへ向かって走ろうとしてるんだ?
あちゃー
せっかく追いついたのに・・・
で、練習の後はスポンジボールを使って紅白戦。
実戦になった瞬間に午前中の教えを綺麗さっぱり忘れる塾生達。
やってはならない事をわざとか?と思えるほどやってくれました。
道は果てしなく遠く険しい・・・(-"- )
本日、プチ塾生を除く5、6年生を対象に、机上の野球教室を開催します。
対象の塾生達は筆記用具を持参の上、現地に集合すること。
日時 本日、10時~12時
場所 佐野センター 二階 レクレーションホール
野球はどうすれば勝てるか、強いチームと弱いチームの違いなどをレクチャーします。
尚、時間のある塾生は午後から佐野公園でフォームチェックを行います。
一度、食事に戻っても良し、佐野公園でお弁当を食べても良し、参加する塾生は道具を持って来ること。
グラウンド・コンディション不良につき、本日の練習は中止です。
尚、本日参加を予定していた体験くんが何名かおります。
誠にお手数ですが、体験くんから直接連絡を頂いていたホスト・ファミリーは、念の為に中止の連絡をしてあげて下さい。
宜しくお願い致します。
ふと気が付くと、のんびり合宿報告を行っている間に。
既に2回もの練習が行われていた平成塾でございます。
この日は早朝から谷中グラウンドで練習です。
午前7時には塾生達が集まって来ますよ。
で、何をするかと言うと・・・
グラウンドを使っている前の団体を見学。
何故かみんなが鈴なりです。
前の団体もやり辛いだろうに・・・
こちらはまだ合宿の疲れが抜けないひろみちお兄さん。
塾生達の回復力とは雲泥の差。
そんな中、上級生達は合宿で教わった事の復習を行います。
きちんと覚えているのでしょうか?
一人一人確認してみると・・・
残念ながら鶏に近い塾生達。
コケッ
時間ぴったりに練習開始です。
まだ朝早い時間なので、大きな声を出すと近所迷惑になります。
大勢でひそひそ話しをする怪しい団体。
アップ開始です。
ここでも号令は小声で。
みんながぶつぶつ言っているように見えます。
端から見ると、やたら文句の多い団体のよう。
そこへ、いきなり腹筋を始めるひろみちお兄さん。
なんだ?
どうした?
どうやら美容体操をしている様子。
そんな屋内用の運動なんてしてないで、塾生達と一緒に走ってくれば良いのに・・・
って言うか、こんな昭和の時代の体操を久し振りに見ました。
その間に塾生達は恒例のストレッチ。
単に朝寝をしているようにも見えます。
公園を散歩しているお年寄りから、こんな所で寝るなと怒られそう。
低学年にとっては本当に寝ているだけのストレッチ。
くつろぐダイキ、余裕のカジツ。
ジミーは何か楽しい事を妄想中。
それが気になるカジツ。
フレックスにとっては、指の先を曲げる程度の運動です。
ストレッチにすらなっていません。
この辺りから徐々に辛くなって行きます。
まだ何とかなっているシリュウ。
長時間は持たないユースケとタクミ。
完全に腰が浮いていますね。
ギリギリで出来た振りをするジェッター。
頼むから触らないでと書いてありますよ。
面白そうなので、ちょっとキャプテンを突いてみます。
突く度にキャーキャー色んな音が出ました。
僅か20秒で限界を超えたジェッター。
だから、毎日ストレッチを行っておきなさい。
怪我の防止になるんだから。
で・・・
どこか見た目がおかしいルイ。
よく見るとベルトが70年代のベルボトム用ではなかろうか?
合宿でベルトを無くしたらしいのですが。
それよりも、未だにこんなベルトがあったのか・・・
こちらも合宿でTシャツを無くしたダイキ。
こちらはチュートンが持ち帰っていた事が判明しました。
みんな持物には名前を書いておかなくちゃ駄目だよ。
ミニアサ、聞いてるのか?
さて、3週間に渡ってお送りしました合宿報告。
やっと大詰めでございます。
何しろ合宿の最中は報告したい事も、撮った写真もてんこ盛りですからねぇ。
本当はまだまだ紹介したいエピソードや写真が沢山あるんですよ。
昼御飯が終わってロビーに集合する塾生達。
毎年、最終日の午後一は塾生達の自由時間が設けられています。
目の前にある森で遊ぶのも良し、宿舎の広い庭で遊ぶのも良し。
けれどもこの自由時間、実はとっても大きな意味があるんですよ。
そんな事情など全く意に介さず。
バラエティ番組を見て大笑いしているお気楽な塾生達。
ここで差し入れとお菓子が配られる事になりました。
こんな時だけは妙に素早く集合する塾生達。
まずはディレクターから差し入れのアイス。
ソウシもアイスを受け取って笑顔になりました。
まずは安心する指導陣。
最初は低学年から選んで行きます。
ペッパー、いきなり大きな塊を口の中に入れちゃ駄目だよ。
ゆっくり食べないと、頭がキーンとなるからね。
だから言わないこっちゃない。
子供かっ
さあ、続いてはお菓子類。
前日の夜に配ろうと思っていましたが、みんな寝るのが早かったからねぇ。
いっぱい余っていますよ。
なになに?
何があるの?
じわじわと集まり出す塾生達。
ゴーッ!
って・・・
進駐軍と小学生って感じ?
お前達はお菓子を見た事がないのか?
互いの戦果を確認し合う上級生。
向こうは未だに走り回るイブキ。
低学年への配慮など、これっぽっちも感じられません。
お菓子を受け取ったなら、全員遊びに行きなさ~い。
3時までは自由時間だからね。
3時には宿舎に戻って来るんですよ。
塾長、時計が無いんですけど・・・
どうやって3時を知れば良いですか?
カンです。
カンと運の悪い奴は、走って帰る事になります。
で・・・・
ここで指導陣はお休み。
昼御飯を食べた直後に出発しては?と言う意見もあるのですが。
合宿は指導陣も相当疲れているのです。
僅か1時間程度の帰路なのですが。
皆様の宝物を安全にお返しする為に万全を期します。
毎年、この時間を設けている本当の理由でした。
さて、お気楽な塾生達が戻って来た所で記念写真。
誰か行方不明者はいませんか?
記念写真を撮り終えたら、一路地元へ。
お気楽な塾生達は、車に乗るとすぐに寝てしまいます。
僅か1時間で到着♪
帰り道はタンタンパパに近道を教えて貰ったので、例年より若干早く帰って来れました。
取り敢えずは今年も事故が無く、少しほっとしましたよ。
既にお迎えに来ていたお母さん達。
こんな光景を見ると、本当に皆様の宝物を預かっていたんだなと実感します。
今年も無事に返す事ができましたよ。
って、お前達は何をしとるんじゃいっ!
その遊具はそう言う使い方をする物じゃ無いだろ。
ここで怪我をしましたなんて、洒落にならんぞ。
ありがとーございましたー
夕方4時半、ほぼ予定通りの時刻に解散です。
引率の指導陣、塾生達の健康管理に気を使って頂いたご父兄の皆様。
本当にお疲れ様でした。
今年も血と汗と涙の合宿を、楽しい思い出とする事ができました。
この場を借りて心より御礼申し上げると共に、今年の合宿報告を終了させて頂きます。
さ、秘蔵写真を沢山盛り込んだDVDの完成に期待しましょう。
食欲の秋、全開の塾長です。
やばい・・・
食べても食べてもお腹が空く。
何とかせねば・・・
実戦形式の紅白戦。
下手な塾生チームのトップバッターはリョウヘイ。
闘志を前面に出す塾生では無いのですが、常にコンディションが安定していますね。
どの打席でも期待が持てます。
この日2番に入ったイブキ。
構えの小ささは2番向きなのですが。
いかんせん、サインを覚えられません。
こちらも安定した力を発揮するジェッター。
その場に応じたプレーが出来るので、細かい指示を出さなくても大丈夫です。
一応4番に入れてみたペペ。
打席でも膝が曲がりません。
散々言って、やっと投げる時に膝が曲がるようになったのですが。
打つ時に膝を曲げられるようになるのも、同じくらい時間がかかるのかしらん?
こちらも器用なユースケ。
ジェッター同様、その場に応じたプレーができます。
こうしてみると、足を引っ張っているのは6年生かしら。
指導陣混成チームは、卒部生も容赦無い攻撃をします。
自衛隊にあっさりと外野まで運ばれ、唖然とする下手な塾生達。
それでも、同じ塾生達には打たせません。
外角いっぱいのストレートで、三振に討ち取ります。
そんな中・・・・
事件は起こりました。
ユースケが投げたストレートがソウシを直撃。
打席で倒れ込むソウシ。
え~ん、え~ん、痛いよぉ・・・
ボールはソウシのおでこの横に当たったようです。
ユースケ、何て事をしてくれるんだっ
東京大学御卒業の父を持つ、ソウシの頭にボールを当てるとは何事だっ
ソウシは東大が狙えるかも知れない、数少ない塾生の一人なんだぞ。
保険としてユースケも東大を狙え、解ったなっ
さて、紅白戦は結局引き分け。
塾生達に何が出来て、何が出来ないのかよく解りました。
指導陣としては非常に収穫の大きかった試合でしたね。
さて、これにて合宿の練習メニューも全て終了。
お疲れ様でした。
練習終了後はお昼御飯。
合宿最後の食事になります。
とうとう最後まで配膳がなっていないペペ親子。
こちらの塾生達は正しい配膳。
合宿の成果が出たのかしら?
こちらもなってませんねぇ。
そもそも自衛隊には味噌汁が無いぞ。
普段、家では味噌汁が出ないのかしら?
キャプテンの号令でいただきま~す。
さあ、後は眠くなるほど食べて良いからね。
練習試合に関して、色々と御心配を頂くメッセージが届いております。
ここでは書けませんが塾長に考えがございます。
どうぞ温かい目で、練習試合の実現を応援して頂ければ幸いです。
さて、バッティング練習の後はバントを少しやらせてみました。
とは言っても、平成塾は伝統的にバントをあまり使いません。
スクイズ大好きなクラブチームと比較すると、それはそれは荒っぽいチームなのでございます。
昔バントをしないで甲子園に旋風を起こした、池田高校なんて強豪校がありましたが。
ほとんど攻撃パターンは似ています。
それでも池田高校の選手は、必要であればバントくらいは出来るんですけどね。
脇ががら空きのイブキのバント。
こちらもぎこちないペペの構え。
バットに顔を寄せるんじゃ無く、バットを顔に寄せればもっと楽なのに・・・
さあ、バント練習が終了した所で実戦練習を行います。
選ばれた9人が指導陣、OBの混ざっているチームと紅白戦を行いますよ。
サインも決めて、本当に実戦と変わりません。
指導陣チームも選手の選抜が完了しました。
要所は指導陣とOBが守るので、簡単な相手では無さそうです。
列線に並ぶ選抜チーム。
この並び方から教えなくてはなりません。
対する指導陣チーム。
指導陣の性格を物の見事に反映した並び方。
いざ、試合開始。
両軍が駆け足で集合します。
先行は指導陣チーム。
塾生選抜の先発はユースケ。
試合の組み立てが出来るでしょうか?
サラドレの遥か後ろを通過するボール。
初回から不安だらけの立ち上がり。
指導陣チームも5年生が主体です。
ほとんど塾生選抜と実力は変わりませんよ。
なんとか初回を0点に押えた塾生選抜。
かなり心臓に悪い試合運びです。
さあ、合宿二日目の練習開始。
朝早くから全員が大きな声を出しますよ。
塾生達は元気が良いですねぇ。
って言うか、二日目の朝は指導陣がヘロヘロなんですけど。
いつも通りにストレッチ。
みんな、きっちりとアキレス腱を伸ばします。
こちらは肩のストレッチ。
野球選手にとっては最も重要な箇所ですね。
で、御馴染みの太腿のストレッチ。
どうも歴代キャプテンは、このストレッチが苦手みたいです。
ストレッチが終わったら給水。
練習開始直後は意識して給水時間を多く取りますよ。
ストレッチと給水が終わったらキャッチボール。
青空がとっても気持ち良いですね。
後ろは緑が濃い森です。
こんな空気の良い場所でキャッチボールなんて、都会の子供達には滅多に無い経験。
さて、この日はバッティング中心の練習になります。
練習開始前に課題が与えられる塾生達。
最近は平成塾のトップバッターに定着して来たリョウヘイ。
ピッチャーにちょっと待てとサインを出します。
平成塾のリードオフマンとして、貫禄も出て来ました。
こちらはそろそろ上のクラスに行けそうなダイキ。
だんだんバットが振り切れるようになって来ましたね。
現在、バッティングで悩む副将イブキ。
これだけバットが体から離れていたら、イチローだって打てませんよ。
ちょっとバッティングフォームを変えてみようか?
現在、どんなボールでもミートできるジェッター。
なんか余裕を感じますねぇ。
あまりに堂々としていて、ちょっとふてぶてしいです。
売出中の韋駄天ソウシ。
まだまだキャッチャーとしては経験不足ですが、チームの頭脳としての片鱗を見せ始めていますよ。
意外にも長距離バッターのコモモ?
思い切り振り切っていますねぇ。
ちょっと見直してしまいましたよ。
平成塾明暗の鍵を握るシリュウ。
決して人前にしゃしゃり出るような塾生では無いのですが、不思議と試合形式の練習では目立つプレーを見せてくれます。
良い方向に目だってくれると嬉しいんだけどな。
さあ、最後はミニアサ。
お?
スタンドまでボールを運んだかな?
塾生達は毎日素振りをしていますか?
振っている塾生と振っていない塾生は、スイングを一目見れば解りますよ。
ところで、今日の午前中タチャモと話しをしました。
塾長 「おい、今度練習試合を組むかも知れないぞ」
タチャ 「はい、知っています」
塾長 「キャッチャーはお前なんだからな」
タチャ 「はい」
塾長 「当日までに絶対に体調を崩したり、怪我をするんじゃないぞ」
タチャ 「分かりました」
塾長 「体調だけは万全に保っておけよ」
タチャ 「はい」
塾長 「ところで、今日はなんで家にいるんだ?」
タチャ 「はい、風邪をひいて病院に行って来た所です」
すっごく心配なんですけど・・・
今日は平成塾と練習試合を企画している、柴又エンジェルスさんの練習試合を見学に行って来ましたよ。
このブログの最後にレポートさせて頂きますね。
さて合宿二日目、練習の準備をする塾生達。
宿舎の前に集合です。
すると何かを見つけたチュートン。
森が目の前なので、色んな生き物がやって来ます。
何でもすぐに手に乗せてみるタクミ。
だからね。
相手の素性が解ってから手を出した方が良いと思うよ。
この日の早朝、急遽仕入れて来た飲料水を運びます。
何しろ予期せぬ暑さでしたからね。
何の為に9月に合宿を組んだんだか。
荷物を運び終えた塾生達。
まだ彼らの水筒は空っぽです。
まずは塾生達の水筒に給水から。
喉が渇いてからの給水では遅いのです。
熱中症を予防する為には、まず最初に給水が必要なんですね。
あちらこちらで、一斉に給水を行います。
最近の水筒って、随分と容量があるのね。
2リットルのペットボトルが簡単に空になってしまいますよ。
みんな行儀良く並びます。
単純計算で一人1本って感じかしら?
さあ、給水が完了したら練習開始。
この日は実戦練習が予定されていますよ。
みんな気を引き締めて行くんだぞ。
なんて思っていたら・・・
いきなりライン用の石灰をこぼしました。
向かって右側が不注意からこぼした石灰。
向かって左側は、それで慌てた二次災害。
あ~あ・・・ せっかく合宿所から少し余分に貰った石灰だったのに・・・
ズルをすると、必ずこんな目に遭います。
因果応報ですね。
さて、今日は柴又エンジェルスさんの試合を見学に行って来ました。
統制のとれた素晴らしいチームですよ。
特に打力と機動力には目を見張りました。
ボール球には決して手を出さず、ストライクは綺麗にミートして来ます。
ランナーになると、すかさず次の塁を狙って来る積極性。
少なくとも今のままでは、コテンパンにされちゃいますよ。
全員が毎日300回位の素振りが必要ですね。
またピッチャーは平日も相手を見つけて投げ込みをして下さい。
普通にストライクが取れるようにならなければ、フォアボールだけで試合が終わってしまいます。
後はキャッチャーからのスローイングかな。
それと外野手の守備ね。
できればセカンドとファーストのエラーも無くしたいなぁ・・・
って、安心して任せられるポジションが無いじゃん。
11月くらいに試合を組むつもりなのですが。
君達の人生で最悪の日にならない事を心より願っていますよ。