京町屋の原型が完成したのは、元禄年間のこととされています。
そこには、都市住宅を支えた1000年の工夫がありました。
虫籠窓(むしこまど)二階正面にある土塗の竪連子の窓。
虫かごのように見えるところから名ずけられました。
出格子(でごうし)柱間より外へ突き出して設けられている格子
通風、採光にすぐれています。
ばったり床几(ばったりしょうぎ) 通りに面して設置された
上下可動の縁台です。昼間は、商品をならべ、夜はたたみます。
犬矢来 (いぬやらい) 犬の粗相や雨水の跳ね返りなどから
壁を保護するために作られました。 <サイダー>