京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

2014-05-26 | インポート

京都の修学旅行も、今がシーズン真っ盛りです。

近年、修学旅行の行程に能・狂言・舞妓観賞を組まれる学校様も多く見受けられます。

当館での舞妓観賞、あるいは近くの能楽堂での能・狂言鑑賞等、選択肢は多様です。

「能」は、能面を使う仮面劇です。「謡(うたい)」と「囃(はやし)」にのせて、

舞踊的な動きで物語が進められます。

能面を付けるのは「シテ方」と呼ばれる主役を演じる役者+シテ方を補助する役者です。

能舞台という専用の舞台で上演されます。

京都の主な能楽堂は、

●京観世会館 - 京都における観世流・舞台芸術の総本山・観世流各家が定期的に公演。

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●金剛能楽堂 - 金剛流(関西に宗家が存在する流儀)の本拠地。

 かつての室町幕府の「花の御所」の近くにあります。

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●河村能楽堂

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●大江能楽堂

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●西本願寺の能舞台(南北二つの能舞台)

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 この内、北能舞台は国宝、ここでの能の上演はめったにありません。

 一方の南舞台は毎年5月21日(親鸞の降誕会)に祝賀能が催されます。

 二つの能舞台は、原則として西本願寺の春法要(4月13日~15日)のみ一般公開されます。

「京都薪能」 6月1日~2日(有料)

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初夏の京都の風物詩です。

平安神宮境内のかがり火に照らされた能舞台で繰り広げられる幽玄の世界に、

境内は厳かな雰囲気が漂います。

皆様、一度、京都で本物の能を鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

いずれの場所も当館から便利な所にあります。是非一度おこしやす。

<京都 好き男>