本日5月26日は当館ゆかりの明治維新の元勲・木戸孝允公のご命日です。
かもがわ職員会館より撮影した木戸孝允旧宅跡です。
明治10年5月19日に明治天皇が公の見舞いに訪れた病室が現在も残されています。
公は死の間際まで西南戦争を気にかけていて、「西郷モー大抵ニセンカ」という言葉を残して亡くなったといわれております。
毎年午後2時より公の墓所のある東山霊山護国神社にて墓前祭が行われています。
松菊祭も今年で10回目。私は毎年欠かさず参列しております。
今年も例年通り30人程度が参列しました。
墓前にはたくさんの献花と献酒が供えられています。
お隣には松子夫人のお墓があります。
祭礼が執り行われたあとは、祀られた長州藩士たちのお墓に水をかけてまわります。
公は現在の山口県萩市でお生まれになりましたが、故郷ではなく仲間が眠る京都東山霊山を墓地に選びました。
生前酔っぱらって地下に眠る同志に愚痴をこぼしたこともありました……
まめな性格だった公は亡くなる直前まで日記を残しています。
木戸孝允日記は明治初期の貴重な歴史史料であると同時に、公の人柄がうかがえるような記事も書かれています。
この日記に表れる人柄がなかなか魅力的です
この日はテレビと新聞の取材も来ていました。
本日5時55分からKBS京都のニュース番組と、明日の京都新聞の朝刊で報道されるそうです
命日祭は来年も行われますので、是非お越しください。
おうどん