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こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

冷凍食品の原産国表示

2008-06-12 21:50:17 | きょうのひと言
毎日新聞(2008年6月12日東京朝刊)によると、冷凍食品で原材料の原産国を表示するメーカーが出てきたそうです。
しかし原料の調達先が頻繁に変わるため、「国産又(また)は中国」といった表示もあるとのこと。

JAS(日本農林規格)法では、加工食品の原料に原産国を表示する義務はないそうですが、
「国産又(また)は中国」という表記は、個人的には納得がいきません。
公正取引委員会消費者取引課も「日本の消費者は国産を優れたものとして選ぶため、『国産又は』の表示は(景品表示法違反の)優良誤認につながる恐れがある」との認識のようですが、いくら表示義務がないとはいえ、表示するからには誤解を招くような表示はしないほうがよいのではないかと思います。

おそらくメーカーさんは、表示をすることで消費者に対して”誠実さ”をアピールしたいのでしょう。
でもこのような表示をしているのでは、逆に”信用がおけないいい加減な会社”と映るのではないでしょうか。

原料調達先が頻繁に変わるということにもまたビックリ。
結局冷凍食品は少なくとも”信用できない”食品ということになるような気がします。

このニュースを見て、きっとメーカーは消費者のためということでこの表記をはじめたのでしょうが、かえって不信感を植え付けたような気がします。
少なくとも、メーカー側の論理と消費者側の論理に大きな開きがあるような気がします。

表記にしても、原料調達先が頻繁に変わるということにしても、
このようなことがわかった以上、少なくともわが家ではこれらのメーカーの冷凍食品を今後購入すること100%なくなりました。

いかにも誠実そうな対応をしたメーカーさんですが、残念ながらその論理が結果的に消費者に誤解を植え付けてしまうことになるような気がします。

”当社の製品はこれだけ情報を出しているのだから安心してください”といいたかったんだろうなと、何となく感じます。

食品衛生法上の細菌学的な要件は合格しているのでしょうが、感情的に信頼できないという印象を強く持ちました。
きっと社内に大きな勘違いをしている方たちがいらっしゃるのでしょう。

大手は安心できるというブランド依存の考え方をあらためる良い機会になりました。
むしろ、”うちは外国産を使っています。でも自分の目で確認した確実な原材料を使っています”と行ってもらった方が、納得もできるし、そのメーカーの誠実さが伝わってきます。

お手軽な冷凍食品。
なんだかもう少しガタガタしそうな予感がします。


大手メーカーの認識がこれでは、食品の業界っていよいようさんくさく感じるのは、
私だけでしょうか?

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好奇心と行動力

2008-06-12 20:12:54 | きょうのひと言
何も農業だけに限った話ではありませんが、
皆さんは、このごろ好奇心をくすぐられたことってありますか?

何となく”ドライ”な人が増えたのか、我を出す人が減ってしまったのかわかりませんが、
興味や好奇心が旺盛で、気になることにはとりあえず首を突っ込んでみる人が減っているような気がします。

私はといえば、相も変わらず安定を求めるのではなく”胸躍る何か”を求めて
興味のあることには”を”とりあえず”突っ込んでいます。

行動をしなければ何も始まりません。
考えなければ思考が衰えてしまいます。

サイトに紹介しているとおり、まずやってみる。

もしかしたらあまり利口なやり方ではないのかもしれませんが、
行動しなければ結果は良くも悪くも得られません。

うまく行けば嬉しいし、失敗すれば悔しい。

うまく行った場合は、さらにうまく行くために何をするか?
失敗したときは、何が失敗の原因であったのか?再度チャレンジするのか撤収するのか?

でもどちらの結果であっても、結果が出れば次の行動が自然と決まってきます。
まして結果を生み出す行動をしたのは自分自身だから、すべての原因は自分にあります。
だからこそ、本気で喜べるし、本気で悔しがれます。

周囲や環境・制度に罪はありません。結果を出したのはあくまでも自分自身です。

興味のあることに首を突っ込んでいると、時間の進み方がとても早く感じられます。
興味があるからやることなすことに熱中できるから時の過ぎるのを忘れてしまうのでしょう。
これが”充実した時間”だと私は思っています。

グツグツいわず、気になることを”まずやってみる”。

ワクワクすること、いくつになっても追い求めたいと思います。


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