こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

土のムラ発見!

2008-10-26 18:01:36 | 農作業のこと
小松菜とルッコラを播くために、畑の土をエンピ返し(天地返し)。
少量多品目栽培をしているわが家では、畑一枚すべて同じ野菜なんてことはありません。

種を播く面積が小さいので、何も耕耘機やトラクターなどの機械を使う必要もないので、
きょうは大汗をかきながらタダひたすら土を返しました。

普段は通路としている畑の一角を今回は作付けに使用するので、
そこの土をエンピで返してやると、ご覧のようにムラがありました。

これは堆肥のムラ。
いつもはトラクターや耕耘機で土を耕すのですが、土を撹拌するローターの届く深さは限られています。エンピを使うとローターでは掘り返すことのできないさらに深いところの土を表面に出すことができます。

きょう見つけた堆肥のムラは、ここ数年間で投入したものと考えられます。
ローターで撹拌されない深いところに堆肥の成分がたまって土の色を変化させていたのだと思います。(土がメタボ化していた?)

エンピの返しのあと、鍬をつかって土をならし現れた土のムラを無くすように丁寧に作業を行い、
無事に小松菜とルッコラの種を播くことができました。

機械に頼りすぎると、このような現象に気付くことが無くなってしまいます。
自分の目で土の状態を確認し、堆肥が畑の地表からどのくらいの深さにまで達しているのかを知ることは、堆肥を投入する際に大いに参考になります。

今回は、土をならしてそのまま種まき。
土深いところに残っている”肥料分”を使うことで、土に残っている”肥料分”を使ってしまえば、余計な”肥料分”を土から除くことができます。
特に元肥を入れなくても、こうすると作物は元気に育つのです。

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モラルはどこに行ったのか?

2008-10-26 11:34:04 | きょうのひと言
残念なことですが、これが現実です。

わが家の道路沿いの畑には、刈り取った雑草が積み上げてあります。
完全に乾燥させてからカッターを使って小さく刻み、それを畑に入れます。
これが”雑草堆肥”です。

ところできのう畑を見に行ったとき、写真のようにゴミが捨てられていました。
別に今回が初めての訳ではなく、時折あることですが・・・。

コンビニ弁当の空き容器、空き缶、タバコの空箱、犬の糞・・・etc。
ゴミがあろうが無かろうが、捨てられるときは捨てられます。
モラルの欠片も見えません。

”自分で出したゴミを自分で処分できない”
残念ながら年配の方の方がこの傾向が強い。
実際に現場を押さえて注意しても、知らん顔!!

「年寄りは何をしても良いのか?」
こんな気持ちがこみ上げてくることが多々あります。

都市化が進み人の動きが活発になるのは、とても良いことだと思っています。
ただドサクサに紛れて、何をしてもいい訳ではないし”自分1人くらい”なんて考えるのは
少し違うように思います。

畑の周囲は宅地化が急速に進み、農作業そのものをするにも気を使います。
雑草を必要以上に生やさない、周囲を綺麗にする、早朝から機械を使った作業を行わない、
作業用の軽トラックは交通の妨げにならないよう畑の中に入れる・・・など。

周囲と共生ができなければ、”地産地消”もままなりません。
お互いの心配りがあってこそ、共生が成立するのです。

住みやすい環境を創り出すのは、そこに暮らす1人ひとりのモラルにかかっていると思います。

権利を主張するばかりではなく、義務やモラルをもう少し重んじても良いのではないかと思います。

都市化が進み、見た目は飛躍的に進歩しました。
しかし人の心は、都市化によって明らかに何かを失ったのではないかと思います。


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まだまだ収穫は続きます

2008-10-26 11:03:33 | 農作業のこと
5月のGWに植え付けたトマト。
植え付けてからまもなく半年が経ちます。

収穫のピークは、7・8月の夏の盛りです。

ピークが過ぎた今、わが家のトマトは、一時期の勢いはさすがになくなってきましたが、
それでもそれなりの量の収穫ができます。

気温の低下とともに表皮が気持ち厚くなってきたものの、
どっこい!露地で育っています。

味はというと、ピーク時とほとんど変わらず。
コクのある甘いトマトです。

今後の気候にもよりますが、例年霜がきつくなる1月下旬頃まで収穫ができます。


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