こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

雇用対策としての農林水産業

2009-02-15 21:12:37 | きょうのひと言
景気低迷の中、雇用対策の一環としてでしょうかにわかに農林水産業が脚光を浴びているようです。

農業をはじめとする「第一次産業」に興味や関心を示している人がいるということについては、
それはそれで喜ばしいことだと思っています。

ただ「興味・関心」の中身が問題です。
おそらく関心を持っている方たちのほとんどが「第二・三次産業」に従事している
(従事していた)方たちだと思います。
また”雇用対策”という言葉を額面通り読むと、その方たちは「就職する=勤める」という意識を
持っているのではないかと思うのです。

第一次産業は、”自然”をパートナーに営む産業です。
季節をはじめ天気など気候にも左右されます。
工業製品のように一定の規格に基づいて作られた材料があるわけでもない。

仕事場は基本的に暑いときは暑く、寒いときは寒い。
そう、仕事場は青空の下です。空調なんてありません。

何が言いたいのかというと、
このような自然を相手にする産業を単なる”就職先”と捉えていると、
大きなミスマッチが起こるような気がするのです。

後継者不足が問題になっている「第一次産業」。
雇用対策の一つとして脚光を浴びるのは、
”第一次産業側から見ると”ある意味で就業人口を増やすチャンスかもしれません。

でもその世界に飛び込んでこようとしている方々は、
それ相応の覚悟をすべきだと思います。

これからの第一次産業は、アイディア・行動力・情報収集と分析力が要求されます。
決して楽ではない世界ですが、自分の可能性を追求するにはとてもやり甲斐のある世界でもあります。

単なる働き口としてではなく、一生続けられる仕事としてぜひこの世界へ入っていただきたいし、
私はその様な方たちとなら、一緒にいろいろなことをして行きたいと思っています。

とりとめのない独り言でした。


ブログランキング・にほんブログ村へ




Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

切り干しの工程2

2009-02-15 17:05:54 | 農作業のこと

午後の作業開始。

まずは大根を千切り機に投入できる大きさに切りそろえます。

切りそろえた大根を千切り機へ。

           

スイッチを入れ、大根を次々に投入して行くと・・・



ほら、綺麗な千切り大根の出来上がり!

出来上がった千切り大根を今度は天日干し。
空気が乾燥していて、なおかつ風があれば約3~4日で切り干し大根が完成です。

わが家で作る切り干し大根は、こんなふうに作っています。

大根を千切りにするとき以外は、すべて手作業。
保存性も良いので、切り干し大根はある意味”エコな食材”だと思っています。

また収穫した大根で捨てたところは、アタマとシリと皮。
葉っぱは直売で販売してしまったで、ほとんど捨てたところはありません。

育てた野菜をムダにしない、これもわが家のこだわりの一つなのです。


にほんブログ村 健康ブログ 食育・食生活へ にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

切り干しの工程1

2009-02-15 11:47:30 | 農作業のこと

昨日の夕方水洗いをした大根を、いよいよ切り干し大根に変身させます。

まず、大根のアタマ(葉のついている方)とシリ(先の細い方)を包丁で切り落とします。

次にピーラーを使って皮を剥きます。

                     

午前中の作業はここまで。

午後はいよいよ千切りにして行きます。

にほんブログ村 健康ブログ 食育・食生活へ にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする