2018年3月19日(月)
「僕は無実だ!」「うん、有名無実ね」 ・・・ 政治関係のニュースを見ながらふと。
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小豆島の室崎さんから、「椿を写してみました」と来信あり。トリミングして転載。天気の加減か、光の条件に恵まれていない。それでも、迷いのないすっきりした赤が窺われる。力強い赤だ。
当方はこれ(⇓)、それこそ何の変哲もないジュリアン(Primula Polyanthus)のプランター。わざわざ撮ったのは、つい先ほどまでヒヨドリがやってきて、ピンクの花弁をむしっては食べ、むしっては食べ、悦に入る姿があったからである。
それで分かった。2週間ほど前だったか、ピンクの花弁がすっかり消え失せ、黄色の芯ばかりになったことがあった。直前に何日か荒天が続いており、天候の加減かそれとも今季の花はこれで終わりかなどと思ったが、さにはあらず。
花を育てて売る立場でもなし、食べてダメとは言わないが、せめて写真を撮らせてもらおうと構えたとたん、ピタリと姿を見せなくなった。
ヒヨドリは、なぜだか秋の季語だそうな。スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属、日本の他、サハリン、朝鮮半島南部、台湾、中国南部、フィリピン北部に分布するが、日本国内では留鳥・漂鳥としてごく普通に見られるのに、他の地域での生息数は少ないという。「日本の鳥」と言ってもよさそうだ。
「糖分を好むためか、ツバキやサクラなどの花にやってきて蜜を吸ったり、庭先にミカンやリンゴなど果物の半切れを置いておくとすぐにやって来て独り占めしたりする」(『庭で楽しむ野鳥の本』 (2007)、18-19頁 ⇒ Wiki)。ジュリアンの花弁も甘みがあるのかな。室崎さんの椿にもヒヨドリが来るだろうか。
当然の結果として庭の果実をいち早くつつくから、田舎の父にとってはイマイマしいライバルである。
(https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1482.html より拝借)
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