今回の旅は、「中国・貴州省の少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」
と言われています。棚田があるかな?

ここは貴州省・従江県・丙妹鎮・小黄村(シァォフゥァン)です。
ここもトン族の村で、「歌郷」 つまり民謡の里として知られているところです。無伴奏で指揮もなく、多重の合唱をおこない、優雅で柔らかく、響きます。
村の入口は「風雨橋」です。
「風雨橋」は花橋とも呼ばれ、トン族の建築でも最も特色のある民間建築の一つです。

「風雨橋」は屋根付きの長い廊下で出来ていて、
雨や風を防ぐことが出来るので、この名が付いたということ
風雨橋の屋根には、剣劇をしている人形が…。

「風雨橋」の両端と中央に大きな 楼閣が作られています。
一つの釘やネジを使わず、耐久力のある杉の木を組み合わせて作られており、
技術水準は非常に高いです。

村の中の「風雨橋」です。
中央の楼閣は立派です。

村には三つの「風雨橋」があります。