恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

出番がやってきた

2006年04月24日 | 日記とか
5時間目の授業が終わって教室に戻ると、なにやら職員室が騒然としています。
なにやら山手線で事故があり、全線で運転を見合わせているとのこと。
何が大変なのかといえば、ちょうど生徒の帰宅時間と重なってしまい、
生徒の多くが利用する山手線がストップしているというのは一大事。
その後6時間目も授業があったので特に何をするでもなく授業へ。
で、戻ってくると急ごしらえの振替輸送案内がプリントされており、
生徒には以下のように指示をすべし、とのことでした。
そのプリントに目を通すと驚くべきことに、
あまりにも非現実的な乗り換え案内ばかりが網羅されていました。
おそらくはパソコンなどの乗換え案内ソフトを真に受けて製作したのか、
はたまた鉄道事情に疎い人が作成したのか。

その後、再び指示があり、このように生徒を帰宅させる旨の通達。
ここで私は意を決して席を立ち、発言させていただきました。
なぜこのようなルートを通らねばならないのか、
こちらのルートのほうが最善ではないかという乗換え案内を独自に提案し、
職員全体に意見をさせていただきました。
後になって新人が出すぎた真似をしたなぁという感じはありましたが、
結局は私の意見を部分的に受け入れ、さらには私を生徒への路線案内係に任命。
帰宅を急ぐ生徒に色々と帰りの代替路線を案内させていただきました。

もちろんこの一件によって私は全職員に、
「鉄分たっぷりな人」と認識されてしまいましたが、
知識とはこういう時のために役立てねば仕方ありません。
少しでもお役に立てれば、ということで本日は色々とでしゃばりましたが、
表面上では先輩方も感心している様子だったので一安心ですかね。
今後は鉄道に動きがあった際のご意見番になりそうな予感。

恐懼再拝。
コメント (3)
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