恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

悲喜交々な一日

2006年04月25日 | 恐懼とか
まず先によかったことの一つ目。
本日は給料日でございました。ってかその当日に知ったんですが。
契約の際にいくらもらえるかという話はしていましたが、
その他年金やらなんやらで色々と引かれると思っていたのですが、
今年は一年目ということで住民税を引かれることもなく、
それなりの額が入っていました。
年俸制なのでボーナスがないという条件下ですが、
この年でこれぐらいもらえれば御の字なのかなぁと。

で、悪かったことというのが授業の内容。
はじめてやる単元だった(いいわけ)ため、2,3回板書の文字を間違える失態。
もう一つは生徒の関心をいまいち引き出せないこと。
大半はしっかり聞いてくれてるものの、一部分の生徒の私語が甚だしかったり、
はたまた机に伏してしまっていたり、ボーっとしている生徒がいたりなどなど。
この辺は当然ながら自分の力量不足を痛感してしまいます。
どちらかというと今日はこのことに全てを奪われ、凹んでました。
同輩からも顔が疲れてるとかやつれてる、などと言われたい放題でした。

しかし、人間万事、「塞翁が馬」とはよく申します。
放課後に悶々と雑務をこなしていると、生徒が私宛てに尋ねてまいりました。
少々話があるというので2名の生徒と廊下にて立ち話。
話題はなにかというと、恥ずかしいことに私のことを心配してきてくれたんだそうな。
いろいろ悩んでないかとか、学校には馴れたか、とか。
年下の、しかも生徒にこんなに心配かけるなんてなんとも面目がないのですが、
それでもその優しさに軽く打たれてしまいましたね。
今後はなにかあったら相談してくれ、なんていう立場が逆のことをいわれ、
慰められるという傍から見たらみっともない光景ですが、
これでひとまず心の中に一筋の光明がさしたような気もします。
まったくもって恐懼に堪えませぬ。

私はやっぱりこういう人たちの気持ちに応えなきゃいけないし、
その恩に報いねばなりません。
なにかこう、頑張ろうって思える要素って仕事には大事だと思いました。

恐懼再拝。
コメント (4)
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