恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

珠算の威力

2006年05月14日 | 日記とか
学校主催のイベントが開催されるため、その関係で本日は休日出勤。
どうも毎日学校に行っていると曜日感覚と言うものがなくなってしまいがちです。
業務としてはそろばん大会の監督業務ってやつなんです。
学校が会場になっているためにその関係する業務は全て教員が担当するので、
丸一日拘束されてしまうわけなんです。代休ないってのに。

私自身はそろばんというものにこれまで縁のない生活を送ってきたので、
今回のような200人近い人が一同に会してそろばんを弾くという光景も去ることながら、
参加者の全てが小中学生と言うことなんです。
10歳にも満たないような子どもが読み上げられる計算式を聞いてそろばんを弾き、
何億なんていう数を平然と計算していく姿は本当に仰天。
ここにいるヤツらってみんな天才なんじゃないか、と思うぐらいに。
そろばんを使わない暗算競技もあったのですが、これもまたすごい。
監督しながらちょいちょい私も聞きながら頭の中で数字を思い浮かべてましたが、
2つ目ぐらいになるともう頭のメモリは限界。
にもかかわらず小学生なのにヤツらは淡淡と解いていくんだからすごいわ。

そろばんとはまさに実学の最たるものであって、
暗算などの能力は計算機やらコンピューターが発達した世の中でも、
十二分に発揮できる才能ですからね。
ああいうのを見ると、いまさらながらにそろばん習っときゃ良かった、
なんて思ってしまうわけです。
自分にない能力を殊更に羨ましく思うとかそういう次元ではなく、
単純にすごい、っていう感動からくるもので、ね。
世の中にはすごい人なんてごまんといるもんだわなぁ。
ある種のカルチャーショックを受けた一日でした。

恐懼再拝。
コメント (2)
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