恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

教員としての立振舞

2006年05月29日 | 恐懼とか
体育祭明け初日の授業ですが、こういう時こそしっかりやらないと。
ま、逆に意識しすぎるのも変なのでそこは粛々とやればいい、
というのは昨年の教育実習の際にも言われたことなので、
適度にけじめをつけつつ教壇に立ちます。

問題が起こったのは3時間目、2年生の授業の時。
ちょうどみんなの元気の乗ってきた時間なので、
授業時間が始まってもそこら中でおしゃべりをしてるわけです。
まぁいつもならすぐに静まっていくのですが、
今日はどういうわけかやたらと元気が有り余っていました。
そんな喧騒の一角で、1人の生徒が周りの生徒からいじられていて、
なんとなく盛り上がっていたわけなんです。
いじられてるといっても悪い意味じゃなくてふざけ半分、っていうかな。
最初のうちはまだよかったんですが、それがなかなか収まらず、
意外とエスカレートしていったわけなんですよ。

こんな時、私はいつもの調子で軽く冗談めかしたことを言って、
場の空気を和ませようと思っていたんですが、
どうもそれがいじってる側の追い風になるような発言ととられたらしく、
その空気はますます収拾の付かないものに。
そこで遂にいじられてた生徒がブチ切れてしまったわけなんです。
机を蹴っ飛ばして、物凄い音が教室内に走りました。
直接の原因を作ったのは私ってわけじゃないんでしょうが、
確実に一緒になって面白半分で発言をしてしまったことを深く反省しました。
本来ならばそういうのは一顧だにせずあしらうような戯言だったのに。
結局その生徒は終始授業中は元気のないままでした。
普段はあんな風じゃないのに、などと考えていると、気が気じゃありませんでした。
もう少しほとぼりが冷めた次回の授業あたりで一度謝らなきゃいかんなぁ。

私もいつまでも学生のようなノリでいたことが本当に恥ずかしいですよ。
しっかりと教壇に立つ以上は年齢にかかわらず、
しっかりと教育者として振舞わねばならないのだ、という自覚を改めて認識しました。

恐懼再拝。
コメント
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