恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

授業で生討論

2006年05月20日 | 恐懼とか
本日は土曜授業の日で、私は持ち回りで担当することになっている、
特別授業をさせていただくことになっていました。
もっともこれを思い出したのが昨日で、その後で飲みにいってしまったので、
授業準備としては格段に不足していたのですが、
この授業では基本的に生徒にディベードさせる、なんてことを考慮してやるので、
もし煮詰まったら生徒に話を振っていけばいいか、ということで、
かなり賭けではあったのですが、私も知識が不足したまま授業開始。

テーマは「自衛隊と憲法九条」。
憲法改正が騒がれる昨今、様々な議論がメディアを席巻していますが、
この授業ではそういった論点の紹介や整理を行うとともに、
生徒にそれぞれの意見に分かれて討論してもらおう、という、
「朝まで生テレビ」的な企画でございます。
2時間続きの授業なので、1時間目は私の講義中心。
元々私自身が興味関心のあった問題なので、ある程度調べなくても話はできます。
それに加えてwikipediaからせっせと集めた資料で補強し、
問題点の整理や紹介をさせてもらいました。
で、問題は2時間目。生徒たちは果たして自分自身の意見をもち、
しっかりとそれを発言できるのかというが心配で仕方ありません。
第一段階として単純に憲法9条改正賛成派と反対派にわけるところから。
どっちか一方に集中したらどうしようと思っていたのですが、杞憂でした。
示し合わせたわけでもないのにうまい具合にピッタリ半分に分かれたわけです。

そのまま分かれたグループでここに意見をまとめさせ、
私は司会役に徹して議論の進行を致します。田原総一郎気分です。
中には過激な国粋主義を主張する生徒なんかも出てきて、
それなりに白熱した展開となりました。
生徒も普段はそのようなことを考えることはなくても、
こちら側から情報を提供すればそれなりに考えて意見を述べるんだなぁ、
と感心しましたね。
私の力量不足を生徒によってカバーしてもらった感じです。
そのような状況のまますぐに時間が終わってしまい、
第一回の特別授業は無事に終了いたしました。よかったよかった。

その後部活に出て、御茶ノ水で大学時代の教職メンバーと飲み。
みんな変わってないね。楽しい時間を過ごさせていただきました。
しかし2日連続のアルコールはちょっときつかったかも。
さ、明日も部活じゃ。

恐懼再拝。
コメント (2)
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