恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

指先のトゲ

2006年11月25日 | 恐懼とか
朝、家を出るときはいつも時間との闘いですが、
今朝はいつもにも増して時間が無く、急いで支度をして家を出ます。
そのときに少々焦りが出たのか、自宅の木目の柱に手をついたら、
ちょうどささくれの部分に手をスライドさせてしまい、手に刺激が走りました。
ひょっとしてトゲでも刺さったかなぁと思ったのですが、
ぱっと見て特に気づかなかったってのと、急いでいたということもあり、
そのときは気にせず、家を出ました。

で、一日仕事をこなしてもそのことを忘れてしまうぐらいだったのですが、
夕方ごろ、自分の席について仕事を開始すると、
なんとなく指先に変な違和感を感じるんです。
最初はバットを握って皮でも剥けたのかと思っていましたが、
よくよく指先を見ると、小さな物体が皮膚の下に。
そう、朝のトゲが今になって痛みを増してきたのでした。
とりあえず爪であれやこれや手を尽くして抜こうとするのですが、
運の悪いことに、けっこう深くまで入り込んでいてなかなかつまみ出せず。

やはりこういうときは学校ですので、保健室へ行くに限ります。
退勤直前だった保健室の先生(艶女)を捕まえて、毛抜きをお借りします。
しかし、自分で色々と手を尽くしはするものの、これがなかなか取れないんです。
そんな様子を見かねた先生が、心優しく私の指先を見てくれまして、
皮膚の下にもぐりこんだトゲを抜くため、安全ピンで皮膚の上層部を抉り取り、
非常に手際よく処置していただきました。さすが頼りになりますわ。
トゲなんてもんが刺さってしまったってのも数年ぶりだったし、
ましてやそれを抜いてもらうなんてのも何年ぶりなんだか。
とにかく、これで指先から違和感は消えていきました。
いやー、しかし、こうやって人の苦痛を取り除くことができる、
ってのは本当にすばらしいですな。
感謝感謝でした。

恐懼再拝。
コメント (2)
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