JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

機材紹介(144/430MHz用SG7900)

2007-03-15 | インポート

機材紹介の3回目は144/430MHz用のモービルホイップSG7900です。


 




SG7900は第一電波のモービルホイップです。製品情報はこちら。1.5mクラスの144/430MHz用ノンラジアルホイップです。


 


以前ご紹介したハンディ機用のホイップ(RH-999)での実験でも分かる通り、条件さえ良ければこの手のアンテナでも意外と飛んでくれます。このアンテナもGP代わりに買ったもので、常置場所で時々上げて使っていました。その時でも広島県福山市-岡山県赤磐市でQSOできていますから、それなり飛んでくれています(当方5W。以下同じです)。この成績がありましたから、移動運用用として持ってきた次第です。


 


移動ではまだあまり使ってはいませんが、144MHzで兵庫県高砂市-岡山県笠岡市、兵庫県小野市-京都府相楽郡など100km前後の実績があります。430MHzでも兵庫県小野市-香川県高松市でQSOできています。ノンラジアルなので安定した飛びを期待できるのが特徴。


 


このSG7900は現在市販されているノンラジアルのモービルホイップとしては長い部類に入ります。ちなみに各メーカーのサイトを覗いてみるとこれ以上の長さのホイップは長さ2mクラスのコメットの24KGとマルドルのSHG-2100の2本のみです。しかし前者はノンラジアルではないためラジアルの設置もしくはアースが必要ですし、後者は既に生産中止、メーカー在庫なしの模様です。前に実験した通り50MHzのHB9CVのブームにくっつければ24KGのラジアル問題は解決しそうですが、常にHB9CVを持ってゆかねばならないと言う問題が生じますので、現実的には避けた方がいいかな、と思っています。長いアンテナは今の車に合わず売れないそうで、60~80cmクラスのアンテナが主流のようですね。SHG-2100がヤフオクに出ないか網を張っているのですが…出てきませんね。


 


八木やGPに較べるとゲインが落ちますが、軽くて設営が簡単なので手軽な移動運用にはぴったりです。手持ちのモービルホイップでもOKだと思います。伸縮ポールなどで給電点を高くしてやれば意外なほど飛んでくれますよ。


 


もちろんSG7900にも泣き所があります。重量が600gもあり、モービルアンテナとしては結構重く、担ぎ上げにはやや不利なのです。チャンスがあれば移動専用としてコメットの同種のアンテナ(100g少々軽い)を買ってもいいかな、と思っています。



コメント (4)
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