お正月に常置場所に帰った際に届いていたQSLを引き取ってきました。
5月の沖縄移動は今回でほぼ回収できました。粟国・渡嘉敷と珍しいところを回ったせいかびっくりするほど高い回収率ですHi あとは7月の前原市・糸島郡移動をはじめ、8月のFDまでが送られてきています。厚さで8cmと前回よりはだいぶ減っていますね。
今回もいくつかピックアップしてご紹介します。
東京都府中市のJJ1VKF 織田OMのQSLです。渡嘉敷村移動のときに50MHzでQSO頂きました。RAC(琉球エアーコミューター)でかつて活躍したDHC-6です。19人乗りのプロペラ機で、南西航空(現在の日本トランスオーシャン航空)が導入し、のちに子会社のRACに移管されたものです。機体番号はJA8802で「あじさし」という愛称がありました。JTAグループのDHC-6は他の3機も「さしば」など沖縄の鳥の愛称が付けられており、主力機YS-11は「ゆうな」「あだん」など植物の愛称でした。現在はJALなんかも含めJA8877とかJA010Dとか機体番号でしか呼ばれないので少々味気ないですね。
DHC-6は与那国・多良間・波照間・南大東・粟国などマイナー離島向けの飛行機でした。RACでは2002年に引退、最後に残った全日空系のエアー北海道(現在は解散)でも2006年に引退し日本からは姿を消しました。
沖縄県中頭郡西原町移動のJR6YTG局のQSLです。覚えておられる方もおられると思いますが、昨年5月の私の沖縄移動と同じ時期にJS6SBE局(お元気でしょうか?)から情報をいただいた琉球大学での公開運用の局になります。当日私は渡嘉敷に渡っており、Esのオープンが終わったあとの13時台に50MHzでQSO頂きました。渡嘉敷島の中でも東(本島方面)に開けている場所でしたので59でよく聞こえていました。いろんなリグが並んでいて楽しそうですね。皆様お疲れさまでした。今年も飛行機の予約が取れたら沖縄に行きたいです。
西原町つながりで同じ西原町のJJ1APX/6 青柳OMのQSLです。7月に池田市移動でQSO頂きました(21MHz)。青柳OMは沖縄にお住まいとお聞きしました。これは中城城址です。沖縄戦の被害をあまり受けなかったので美しい城壁が残っています。中城村とお隣の北中城村は移動運用に適した場所があまりなく、本島中南部ではQRVが少ないようです。
長崎県南島原市のJA6GPV 神島OMのQSLです。5月の粟国移動でQSO頂きました(18MHz)。浜辺を掘って遊ぶ愛犬でしょうか?デザイン・機能が大変よくまとまっており、自作QSLの好例としてご紹介させていただきました。
ハムログのデザインそのままでちょっと味気ないQSLが近年少なくないのですが、QSLのデザインも立派な「自作」だと思います。アマチュア精神を発揮してみてはいかがでしょうか?
今回はここまで。またQSLが到着しましたらご紹介します。