JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

瀬戸内国際芸術祭で備讃瀬戸の離島移動が便利に!!

2010-08-23 | シャック便り

すっかり紹介するのを忘れていましたが、7/19から10月末まで開催されている「瀬戸内国際芸術祭2010」にあわせて、会場となっている備讃瀬戸の各離島へのアクセスが便利になっています。公式サイトはこちら

 

この国際芸術祭は各島の集落などにアート作品が置かれ、のんびりと島を巡りながら鑑賞してもらおうという企画です。中心となる直島(香川県小豆郡直島町)は進研ゼミで知られる大手教育関連のベネッセが美術館やホテルを営業しており、「アートの島」として定着しています。今回の芸術祭はこの流れを各島に展開したものです。

アマチュア無線と関係ないんじゃないの?と思われそうですが、この国際芸術祭にあわせて各島への航路が増発されたり、過去にもなかった臨時航路も設定されています。これらを利用すれば備讃瀬戸の各離島へ便利に渡島できます。この付近の移動運用は小豆島を除いて意外に少なく、価値があるんじゃないかと思います。

 

会場となっている島は以下の通りです(犬島は岡山県、それ以外は香川県)。

直島(香川郡直島町) JCG:36003C JIA:36-118

豊島(小豆郡土庄町) JCG:36005C JIA:36-115

女木島(高松市) JCC:3601 JIA:36-102

男木島(高松市) JCC:3601 JIA:36-101

小豆島(小豆郡土庄町・小豆島町) JCG:36005C/36005D JIA:36-113/126

大島(高松市) JCC:3601 JIA:36-117

犬島(岡山市東区) JCC:3101 JIA:31-101

 

※大島にゆかれる方は船賃が無料ですが、高松港で整理券を受け取る必要があります。これはハンセン病の療養所が大島にあり、療養に支障のないよう来島者数を制限しているためです(このため大島からの移動運用はかなり少ないはずです)。

 

また、芸術祭の期間中はこれら島への各航路が2日間乗り放題となる3500円の乗船券を高松港や宇野港で発売しています。これは便利だと思います。船の時刻は国際芸術祭のサイトにまとめられていますのでご参照ください。

瀬戸内国際芸術祭は予想以上の反響で、お客さんが押し寄せて定期航路に積み残しが出て急遽臨時の船が出る、直島の島内バスにお客が殺到する、島の一部の食堂では食材が尽きて売り切れじまいするなどの状態で、各島の島民もびっくりしているそうです。

既に一部の局がこれらの航路を活用して移動運用をされている模様です。皆さんもいかがでしょうか?

コメント
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