冬になり風が強くなってきました。今日はオール九州コンテストでしたので、どこかに移動して7MHzあたりで参加局にサービスしようと思ったのですが中止で正解だったかも知れません。
ということでDX向けのQSL作りとかをやっていたのですが、ネットで「沖ノ鳥島とアマチュア無線」というなかなか面白い記事を見つけました。
著者の長谷川氏はアマチュア無線とは関係ない方のようですが、ドン・ミラーの「KG61D(本来KG6IDのはずが当局のタイプミスでこうなったと言われる)」なども絡んでくるなど、なかなか面白いです。ドン・ミラーのPediは現地での詳細なレポート等がなく、後に次々と生まれた疑惑から、沖ノ鳥島についても実際には島に渡っていないのではないかと言われているようですね。
それは置いておくとして、この沖ノ鳥島に渡ってQRVした例は数少ないようです。あまりに有名な1976年の7J1RL、JF1IST藤原OMのQRV(複数回存在)、JQ1SYQ西野OMのQRVなど僅かみたいですね。定期航路がなく、船をチャーターするとしても相当な高額になりますから、よほどの理由がないと渡島できないです。
ご存知の通り沖ノ鳥島にはオールJA等で「49」というナンバーが与えられています。はて、どなたかコンテストでこの島からQRVしたことがあるのでしょうか?私は民間人が行くことのできない南鳥島の「50」も含めて小笠原の「48」に統合してもいいように思いますが。
現在のコンテストナンバーは北海道と小笠原村については細かく分けている一方で伊豆諸島(東京都扱い)や沖縄県(東西南北で言えば北海道とあまり変わらないのに47の1つだけ)は割を食っているように感じています。公平な形に見直して欲しいなぁと思います。
話を戻しますが、この長谷川さんのサイトには中ノ鳥島という実在すれば日本最東端の島の話もあります。いったんは日本の領土として領有宣言がされたものの、実在せず海図から抹消された島だそうです。どうやら詐欺の舞台として仕組まれたのではないかとも言われますが、読んでみるとなかなか面白いです。実在しないマリアテレサリーフからQRVしたと主張したさすがのドン・ミラーも中ノ鳥島からのQRVはしていないようですねHi