第一電波よりHF用モービルホイップの新製品がアナウンスされています。詳細はこちら。いずれも1月中旬発売とのことです。
いずれも先に発売されたHF40CLなどと同一設計のセンターローディング型2.2m級モービルホイップで、
・HF20CL 14MHz帯用
・HF16CL 18MHz帯用
・HF15CL 21MHz帯用
・HF10CL 28MHz帯用
になるそうです。コメットHRシリーズの対抗品ですが、同社にはない18MHz帯用がラインナップされているのが特徴です。とはいえ18MHz用はあまり売れないでしょうから、初回ロットで生産終了の可能性も捨て切れません。必要な方はお早めに買われた方がいいと思います。
モノバンドのアンテナは比較的性能が安定しますから、車から国内向けでQRVするには使えるんじゃないかと思います。一方、DXとなると近場でもなかなか難しいでしょうね。先日VKのモービル局が21MHzで聞こえていたのですが、やっぱり固定に比べてSがかなり弱かったです。
・・・えーっと、24MHz帯はスルーしちゃってるんでしょうか?悪いバンドじゃないのに全然人気がないですね。特に4アマの方には戦力になるバンドだと思うんですけど。
このほかメーカーサイトには未掲載ですが、CQオームさんのサイトにナガラ電子の14/21/28MHz用3バンドV型ダイポールの新製品「TV-1020」が掲載されており、2月上旬発売開始とのことです 。
既に発売されているDO-3Bよりもエレメント長が長く(4.1m vs 7.15m)、より高性能であると思われます。しかしながらDO-3Bの2.6kgより重い5.5kgになるそうです。さすがに重量級ですね。
日本のアンテナメーカーって性能の出ないモービルホイップ屋かナガラに代表されるヘビー級アンテナのメーカーかしかないんですよね。Radixのような性能がそこそこで移動向きの軽量アンテナを作ってくれる小回りの利くメーカーが他にあっても良いように思います。